日本でもこの男女逆転のニュースが報道されてから、あちらでもこちらでも波紋を呼んでいます。
(原文読んでないで軽々しく言えないんだけど、)どうにもお粗末な結論、としか思えないな、まーくには。"Nature"ともあろう一流誌が、初歩的過ぎる間違いをしでかしてる気が。過去の傾向線をそのまま未来へ延長するだけで予測なんてねえ?
もちろん個人個人で比べれば、女性の体力が男性より強い、なんてケースがあるのは当たり前。ハードなレッスンをする女性のエアロイントラのクラスに出てみれば、イヤと言うほど実感できます、ハイ。でも例えば、「平均的な男女」あるいは「ハードにトレして五輪に出るような男女」同士で比較したら?特に瞬発力を生む白筋の生理から見ても、男子の方が優位なのはまず、動かないのでは。
だってそうでしょ、80年前には本格的な筋トレどころかスポーツをする女性すら珍しかったわけで。素質のある多くの女性が埋もれていたはず。それが、子どもの頃からアスリートとして競技をする体制が整い、女性が素質を伸ばせるようになれば、記録が急激に伸びて行くのは当たり前。また技術・トレ・器具全てにわたって、男子が100mを10秒で走るための試行錯誤を、後発の女子はしなくても済んだ、という面もあります。
“男女の記録差がこれからも縮まっていくだろう。”ってあたりが、妥当な結論ではないでしょうか。