ふと目にとまった読み切りマンガ。「オリンピアの投擲者 室伏広治物語」原作:門脇正法、漫画:戸田邦和、さらに協力はミズノだあ。『YOUNG JUMP』[05.01.08]。
シドニー五輪を不成績に終わった室伏選手が、スポーツ科学のアドバイスの下、肉体改造に励む。ちなみに
8/3も参照。
ところがこの漫画の絵、必死に室伏が取り組むスクワットはバーの両端にプレートが1枚ずつ。もし25kgプレートだとしても全部で70kg?そりゃアスリートのレベルじゃないだろう!などという「松井稼頭央選手、
ハードな筋トレはベンチプレス60kg?」と同様の突っ込みを入れてしまったところが...、
恐れ入りました、そんなマニアックな読者に応えるべく、この漫画ではプレートに「50kg」という刻印が打たれています。
でもさあ、、1枚50kgのプレートなんてあったっけ?それに冷静に計算すれば20kgバーの両端50kgずつなら合計120kg。「室伏選手のスクワット」の重量じゃないよなあ、それは。どのみち、プロの漫画家(あるいは原作者)さんといえども、筋力トレーニングは全く知られていない世界なんだね。
結論:こういう作品は、やっぱり
徳弘正也さんに画かせるしかない、ようです。