昨日もちょっと書きましたが、米国では近年
"boot camp"
というものが流行っているらしい。昨年、日本の一般雑誌にも「軍曹の訓練」という見出しで紹介されていました。
軍隊の新兵シゴキの体力訓練を模したもの、鬼軍曹役のトレーナーの叱咤激励を浴びながら参加者たちがハードな体力トレに挑む。
低料金・短時間なものは公園やスタジオのプログラムのように。“毎週土曜日の10:00〜。遅刻してきた者は、まず腕立て20回、追加から。”といったノリで。
一方、高額・長時間になるとほんとに宿舎に泊まって「合宿形式」で。といっても新兵さんと違って体罰や食事・ベッドメイキングのしつけはないらしいけど。
うーん、SM(エスエム)な心理が間違いなく入ってるよなあ。
ってな情報を書こうと思ってました。ところが、
『Muscle & Fitness』日本語版[2005.02] によると、米国でもboot campの人気は今までに比べて落ちているらしい。なぜならば…
そう、「本物の」戦争で米兵が戦い、戦死者も出ているときに「体力作り」のトレーニングでそれをネタにするのは…、やはり「顧客側」に抵抗があるようです。