【特集】子どもと筋トレ 3
(昨日から続く)
“成長期に筋トレしたせいで、身長が伸びなくなってしまった”
これは、ほとんど都市伝説か何かだと思っていました。
ところが今回、真っ正面からこういう事例を採りあげた論説を発見!
おそらく、出版された、唯一の例でしょう。
ネタ元は
こういう本。基本的には、子どもと教育を考える書物。現在、品切れ又は絶版ということですが、著者自身がネット上で内容の一部を公開しています。(あえてリンクは伏せます。検索すれば見つかるはず。)
「この著者」は、非合理な体育活動や子どもの心身に無理をさせるスポーツのあり方を批判しています。それは共感できます。
その一例として、幼少期からの無理な筋トレで身長の伸びが止まってしまった事例を。
該当部分を、以下、引用します。
>S市内(まーく注:原文では実際の市名)の体育教師が当時流行したボディビルに挑戦、自分の勤める小学校高学年の長男も一緒に毎日鍛錬した。真面目な長男はむしろ父親よりも熱心に続けたそうで効果はてきめん、その子の体格は筋肉隆々『末はオリンピツク選手疑いなし』と思われた。
> ところが中学生になっても身長がほとんど伸びず悩んだと言う。結局、オリンピック選手どころか逆に早成化してしまったのだ。これは弊害の極端な例の一つであるが、笑うに笑えない事実なのだ。
> 体格の形成に一番大事な発育期に無理な運動を強制するのは、肘、腰、足、膝を痛めるだけでなく、目に見えない弊害や障害を受ける。
さあ大変だ!やっぱり、日本全国、多くの中学生くんが心配していることが、科学的に実証されてしまうのでしょうか?
以下、明日に続く
(明日に続く)