ヤフーのニュースで、こぼれ話扱いのニュースがあった。
以下、抜粋。
子持ち発覚で失格に=スペインの美人コンテスト優勝者
【マドリード19日】スペインでこのほど、事後に子持ちであることが発覚した美人コンテストの優勝者が失格とされた。しかし、この措置は左派政党などから批判を浴びている。
このコンテストはスペインのカンタブリア州で開催された「ミス・カンタブリア」。22歳の女性が優勝したが、実は3歳の子供がいたことが分かったため、主催団体はタイトルをはく奪した。この女性は、失格は不当だとして、主催団体を相手取り提訴するとしている。
この女性は、同じ団体が主催する「ミスター・カンタブリア」には、子持ちの男性の出場を認めないという規定がないのに、「ミス」の方だけ、妊娠中もしくは子持ちの女性を排除するのは差別的だと主張している。
与党の社会労働党は、この種の差別とは闘うべきだと強調。
労働省系の研究所も、主催団体にタイトルはく奪の決定を見直すよう求めた。
このニュースを読んで皆さんはどう思うだろうか。
どっちでもいいのだが、私はどうでもいい話をまじめに考えてしまう癖がある。
そもそもミスコンというのは、参加者を男性目線で評価して優劣を決めてしまうという基本線があると思う。そのことに関する是非はこのさい考えないが、優劣の評価は外見中心に判断される。
「外見」には顔立ち、スタイルはもちろん、「性格がやさしそう」とか「家庭的な感じ」だとか、内面的なものまで含まれていると思う。
参加者一人一人とじっくり付き合う訳じゃないので限られた情報で評価されてしまう。
その情報の中に「実は子持ちだった」というのが出てきた訳で、男性目線からすれば「未婚で子持ちはちょっとね...」というのが一般的には素直な反応だと思う。
そういったことも含めて考えれば優勝剥奪もやむなしかと個人的には思う。
優勝者側の主張では「この種の差別とは闘うべきだ」と言っているようだが、外見で人間の優劣を決める行為自体が差別的な側面があることも考えてもらいたい。
「差別的な行為に参加してその中で差別された」と主張するのはどうだろう。
例えば、「こないだ、泥棒ばっかりが集まるパーティーに参加したんだけど、そこで荷物を置引きされてエライ目に遭ったよ。」と愚痴ってる感じがする。
ちなみにその優勝者の名前はアンヘラ・ブスティーリョさん(22)。
ミスコン優勝者でブス、て。
実はこれが言いたかっただけ。

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