2020/4/14  23:49

日本沈没  身辺世相
添付画像は、冬雷2020年04月号P40。神奈川県秦野市の「菜の花峠」から写した富士山。百名山「丹沢山」の手前にあるヤビツ峠へ行く道筋にある。この画像はノートパソコンの待受け画像に使用。画像クリックすると拡大する。

相変わらずテレビのワイドショーは「コロナウイルス問題」で毎日、日本の感染者は、死者は何人、世界の国々は何人と喧しい。コメンテーターも2mは離れて喋っているが、メディアは権力を批判する割には、実際は行政に迎合していて何だかわざとらしい。本日のTBS「ひるおび」では、最初から放送を見ていたわけではないが、ノーベル医学・生理学賞の受賞者で京都大学特別教授の本庶佑氏(78)が、PCR検査の拡大を提言したことを伝えたらしい。その後の二人の出演者の意見が対立したとウェブの記事があった。

◇政治ジャーナリストの田崎史郎氏(69)は「ただ実現可能性の問題と、90%経済を止めた時にどうなるんだろう…。政治が耐えられるか、僕はまだ判断がつかないです」とした。田崎氏はネットでは“安倍(首相)の犬”などと罵られていて常に政権寄り(事実は学生時代三里塚闘争の闘士)が多い。
◇ジャーナリストの大谷昭宏氏(74)は「田崎さんが9割の経済を止めて、政治が持つだろうかと言うが、9割の経済を止めたっていいじゃないですか。人の命を守って、そこから先に経済を立て直すという事は出来るわけですよ。命を亡くしたら、経済の立て直しなんてありえないわけです…とりあえず人命を守りきるんだと。そこから先はみんなで知恵を絞ろう…」。

大谷氏の言い分は、命が大事という正論のようだが、何だか長閑で素人が考えてもおかしい。ざっくり言えばここは田崎氏が現実論で大谷氏は理想論だ。9割経済が止まったらという行政・内閣寄りの経済中心主義は、必ずしも権力に忖度していると思えない。サラリーマン及び首都圏の2000万人の人間はどう暮すのか。住む家はあるが、給料は制限される。スーパーは閉店で食料はない。インフラの電気・ガス・水道・鉄道だけは動くと思っているのか。

ここから先は天邪鬼の文字通り邪推だが、巷ではコロナウイルスよりもっと他の病気、犯罪、事故、自殺者が膨大な数にのぼるだろうと想像する。これに自然災害が加わったら小松左京の「日本沈没」だ。大谷氏は「暢気なことを言っているようだが…」と釈明するが、やはりこれは暢気だ。経済を全く無視したら確実に犠牲者が増える。コロナウイルスの検査を増やすことは病院の仕事、保健所の仕事が倍増すると言うこと。医療崩壊と経済のバランスも必要。コメンテーターは綺麗ごとばかり言う人が重用されている。

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