2009/11/30  22:49

「山西省」  昭和史
大正6年生まれ、92歳の「伊藤桂一」氏は現役の作家である。昭和36年「蛍の河」で直木賞受賞。殆んどが太平洋戦争が題材らしい。

添付の「私の戦旅歌」(講談社文芸文庫)「若き世代に語る日中戦争」(文春新書)など著書は多数。著者は騎兵連隊で長く7年も中国・山西省で戦った。

『山西省』という宮柊二の有名な歌集もある。伊藤氏と宮氏は短歌でつながりもあったらしい。伊藤氏は芸術院会員である。こういう人こそ「文化勲章」を受章すべきと思うのだが…。

伊藤氏の著書は「私の戦争論」で引用したい。2首を紹介する。

 兵いくた崩れし廟のかたわらにしずかにいます息絶えしまま

 山に寝て山に疲れて戦いて山で焼かるるいのちなりけり

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2009/11/26  19:30

原爆碑  昭和史
昭和40年代「日本人とユダヤ人」なる本がベストセラーとなって角川文庫でまだ版を重ねている。このとき以来あらゆる日本人論が盛んになったような気がする。添付の画像の「原爆碑」はいろいろな日本人論・昭和史で取り上げられる碑文で日本を特徴づける言葉と紹介される。

 「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」

日本人ならなんとなくわかるが外国語に訳すのは難問らしい。主語が無いからである。原爆を落とすのを命令した大統領が言ったのか、エノラゲイの搭乗員なのか、あるいはアメリカ合衆国なのか。ここで頭を垂れる人は皆どう思っているのか。数秒で真っ黒になって殺された数万人の市民はこんな碑文で納得しているのか。聞きたいものだ。こんな碑文を考えたのは広島大学の教授らしい。大学教授クラスの頭脳を持つ人は日本の文法さえ判らないとみえる。まさか軍国主義者に指導された日本は悪い国だから仕方が無かったなどと思う人はいないと思うが…。

日本に平和主義者はあまた居るが原爆を落とした当事者をまさか知らない筈はないと思う。念のために記しておきたい。平和主義者は以下を暗記すべし。

@原爆を落とした国 → アメリカ合衆国
A原爆投下を命令した人 → アメリカ第33代大統領ハリー・トルーマン
B原爆(リトルボーイ)を投下した人 → ポール・ティベッツ陸軍大佐

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2009/11/22  21:53

「世界遺産の旅」  旅行
20・21日「世界遺産の旅」に行って来た。06時20分集合、06時55分離陸で広島空港着。岩国→宮島→広島(泊)→倉敷→姫路城では中国自動車道をひた走る旅で疲れる旅だった。

世界遺産3か所を訪れる旅で26000円と格安だが、当然安い理由がある。二日目の朝食しか含まれなくてあとはオプションである。宿泊先の広島プリンスホテルは、翌朝、宿泊の6階から眺めたらオーシャンビューだった。だが大浴場や露天風呂を設置したのは最近のことで大浴場入湯も別料金とはいただけない。

思えば初日の岩国の錦帯橋は山口県、以降広島・岡山・兵庫・大阪と中国自動車道をひた走る旅。倉敷美観地区は半日は滞在が欲しい。大原美術館は見学する暇もなかった。

姫路城は平成の大修理に入る寸前とかで大賑わいだった。

詳細はページに興したい。今日は朝から116枚の画像を48枚に絞り、HP用には12枚、メール用には20枚をエレメンツで処理。わけても午前07時過ぎの最初の一枚、富士山上空の写真がいちばん出来がいいのは皮肉。これだけで旅行費用26000円の価値がある。

旅のページ・ブログ記事・旅行記ブログに追加する。しかし24日から「文字入力」の仕事も始まる。

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2009/11/19  19:38

旅行記ブログ  旅行
「暇人旅行記ブログ」平成15年の旅を作成した。平成15年は、春先には昔の同業者仲間の旅、秋には短歌会の友人と京都・奈良を旅した。

明日以降20・21日は昔の日本史同好会の旅。ただしJTBの格安パックなので、朝が早い。午前4時起床。4時20分タクシーで平塚駅へ、始発の4時50分の電車。横浜より5時33分の羽田行・京急バスに乗る。オプションを入れたとしても3万円の旅では仕方のないところ。

よく調べたら平塚市郊外に4時40分発・6時着の羽田行き急行バスがあった。往復3000円。車の駐車料は一泊二日1000円である。以後はこれを利用する。

ブログは20・21日、お休みします。添付は東大寺・大仏池。

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2009/11/13  21:50

哀悼・江畑謙介  政治
ここのところ加藤和彦・三遊亭円楽・森繁久弥と有名人が亡くなっている。先月10日、あまり大きくは報じられなかったが「軍事評論家・江畑謙介」が何と60歳で亡くなった。「呼吸不全」という死因はよく判らない。素人に判るのは「肺がん」など患っていたのかも知れないということ。

江畑謙介と言えばあの独特のベレー帽をかぶったようなヘアスタイルが話題となって、それを揶揄する心無いタレントもいたらしい。したがって戦争に関することはNHKしか出演しなかった。だが知る人ぞ知る軍事の類稀なる専門家だった。武器などの兵器や海軍の艦船や飛行機など具体的な事物から戦術・戦略・政略・防衛まで幅広い軍事・防衛がメモなしで頭脳に蓄積されていた。

平成03年のニュース番組の解説でイラク戦争の爆撃の跡を見て即座にどんな兵器がどう使われたか言い当て、太平洋戦争の戦跡の写真を見れば、いつどこの何という作戦と地域かを言い当てたという。

今日の平和国家では戦争・軍事は感情的に忌避される。筆者はそれは間違いだと思う。江畑謙介の軍事評論のスタイルは、理系出身の合理性と事実に立脚した英国流認識の複合であったという。日本よりはむしろ海外でケンスケ・エバタで知られていたらしい。

「平和時には戦争を研究し、戦争時に平和を説くのが知識人の役割だ」と思う。理知的で感情論を排した専門家の死去は明らかな損失である。筆者より若い年齢で死ぬのはどうにもやりきれない。日本の自衛隊・現在の情報システムはこの評論家の著書抜きには語れない。

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2009/11/7  20:13

鎌倉散歩  鎌倉散歩
「鎌倉散歩」のページは、HPの容量を減らしブログへ移行するべく計画をしていた。だが所属する短歌会の「行事」のページを都合で削除したので12MB程のスペースが空いた。100KBの画像なら120枚は搭載可能ということ。

今までの「旅」の記事・画像は「湘南の暇人・旅行記」へ徐々に移行すれば、容量を増やす必要はない。てなことを言って現在「湘南の暇人・旅行記」は07月に「平成14年・京都の旅行」の投稿以来滞っている。

「鎌倉四季歴史散歩」を再び構築、「旅行記」の画像も只今整理中。なお昔、録画したアナログのTV番組も「シルクロード」(昭和50年代・石坂浩二の語り)「大英博物館」など、画像の鮮明なものは、これも徐々にDVDに移行している。ただし司馬遼太郎の「街道を行く」はノイズが多くDVD化に耐えられそうもない。

「私の戦争論」も最初から書きなおしをしていて、年金生活もこれで結構忙しい。画像は平成16年秋、北鎌倉・円覚寺の「佛日庵」。

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2009/11/5  21:54

『沈まぬ太陽』  映画TV
久し振りに映画を見た。「沈まぬ太陽」の原作は新潮文庫で5冊もある。これを読んでいないので原作とは比較できない。とにかく3時間半もの上映時間で中間に10分間のトイレタイムが設けられていて「七人の侍」なみである。

主演は渡辺謙。内容は「御巣鷹山のジャンボ機墜落」が中心だから明らかに「日本航空」の昭和30年代からの内実と思って間違いない。総理大臣が利根川(加藤剛)なら中曽根康弘、副総理が竹丸(小林稔侍)なら金丸信、総理の参謀・龍崎(品川徹)が元大本営参謀なら瀬島龍三、運輸大臣(小野武彦)が道塚なら三塚博とすぐ思い浮かぶ。

労働組合の若き指導者が左遷を繰り返されるのはモデルがあるのだろうが、よく判らない。今、ウィキペディアで調べたら小倉寛太郎という実直な人物だったらしい。石坂浩二演ずる国見は元鐘紡の会長らしい。労働組合の副委員長から主人公を裏切ってまで出世の階段を昇る役柄を三浦友和が演じていい味を出している。山口百恵の亭主だけではない存在感ある俳優となっている。

私の好きな俳優、宇津井健・神山繁・大杉漣などが脇を固めている。主人公の母親役の「草笛光子」などは主人公が危篤の報に間に合わず「お棺」のなかの死人役をも演じていて熱演だと思う。

今月には松本清張の「ゼロの焦点」、来年1月には山田洋次・吉永小百合で「おとうと」の封切が楽しみである。シニアの料金は1000円で嬉しくもあり悲しくもある。

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2009/11/3  21:11

羽田発→伊丹  旅行
11月20日に予定していた「旅ものがたり」のパック旅「津軽・斜陽館・浅虫温泉の旅」が応募人数が少ないとかで催行中止になった。36000円×5人分の支払いも済んでいるのにである。友人と協議の結果「姫路城・倉敷・錦帯橋・宮島」のコースに変更した。これだと朝食だけの食事しかないが、25000円とお手頃。

ところで羽田発・伊丹着の飛行機は午前07時〜08時30分と幅がある。インターネットで調べたら07時から08時30分まで4便がある。07時離陸となれば拙宅からは間に合わない。07時30分なら何とか間に合うといったところ。07時なら羽田近辺のホテルに前泊しなければなるまい。

あまり脈絡はないが昔の歌を思い出した。昭和30年代に「羽田発七時五十分」というフランク永井の歌謡曲があった。『星も見えない空淋しく眺め〜』という詩。これは今でも口ずさめる。この歌を歌って07時30分以降の離陸を願うばかりである。安いパック旅は選ぶのは難しい。

添付は我が家の庭に生ったミカン。

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2009/11/1  22:27

当たり外れ  身辺些事
毎年11月03日は「晴れの特異日?」「天気の特異日!」などと言われ、なるほど文化の日には「文化勲章」の記念撮影は傘をさした画像は毎年無いように思う。

ここ一週間の天気予報は、二日前、南関東はすべて晴れの予報がもう今日夕刻より雨模様で気象予報士の予想は当たらない。3日の日に秋晴れになったら予報士もほっとするのかなと思う次第。

今日は、秋の中央競馬・古馬の祭典「天皇賞」だった。何年か前、天皇夫妻も見学に訪れたこともある。私の青梅に住む友人は天皇賞に8歳馬の「カンパニー」なる関西馬を予想したが、この人は競馬を知らない人だと思った。二年前のダービー馬の雌馬「ウォッカ」が人気なのは判るが、春の天皇賞は3200米、秋は2000米で明け4歳の最強年代が勝つレースでデータとして過去8歳馬が勝った例は無く7歳馬の例も無い。

ところがウォッカは3着、4歳馬は4着まで。人間で云えば40歳前後のオジサンの「カンパニー」が勝ったからびっくり仰天。人気馬が上位とみて馬券買いを見送ったのは正解だが、2着の馬も実力はあるが最近凡走を繰り返していた馬。むろん万馬券で千円買えば十六万円になった人も居るだろう。青梅の人に完敗で乾杯。

画像は散歩道のほうき草。

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