2010/2/27  21:37

哀悼・藤田まこと  映画TV
俳優・藤田まことが2月17日に亡くなった。76歳では少し早すぎる。テレビ草創期の「てなもんや三度笠」から始まって、晩年は時代劇俳優としていい味を出していた。「必殺仕掛人」「はぐれ刑事」など多くの番組で知られるが、筆者はフジテレビの「剣客商売」の秋山小兵衛役が好きだった。

昭和50年代から一年に一度くらいのペースで「京都殺人案内」という刑事ドラマがテレビ朝日系列で放送された。現実に京都で、そんなに殺人事件などあるはずもないが、内容は京都の風景と地方の風景を組み合わせた旅行番組のようだった。

原作は当初は和久俊三だったが、最近はオリジナル脚本だったようだ。刑事とて定年があるから最近作はだいぶ老けた刑事だった。何よりも流れる曲が、神戸在住で日本に帰化したクロード・チアリのギター曲がいい。今日も最後の作品32本目が追悼・放送されている。

藤田まことは、知る人ぞ知る歌の名手でもあった。食えないころ「藤山一郎」「東海林太郎」の物まねもレパートリーだったらしい。NHKの「フランク永井」を偲ぶ追悼番組が良かった。死因とされる「大動脈破裂」は怖い。つい先日亡くなった62歳の立松和平、平成07年に亡くなった国民的作家・司馬遼太郎も「大動脈破裂」だった。共通することはヘビースモーカー、喫煙である。明日は我が身である。

「剣客商売・道場やぶり」「京都殺人案内32」「フランク永井追悼・藤田まこと」はしっかり録画した。

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2010/2/25  23:17

忘却「二・二六事件」  昭和史
昨年の今頃もブログに記述したのが「二・二六事件」。1936年、昭和11年02月26日のことで74年も前のこと。雪の積もった東京・永田町の首相官邸・警視庁などに陸軍の青年将校1300人が踏み込んだ。斎藤実(まこと)内大臣・高橋是清大蔵大臣など3人が惨殺され、のちに総理大臣となる鈴木貫太郎が瀕死の重傷で、昭和維新を掲げたクーデターだった。『岡田啓介回顧録』には、総理は官邸の「女中部屋」に隠れていて難を逃れたのが生々しく語られる。首謀者の一人、栗原安秀陸軍中尉は押入れに隠れているのが首相であることを知っていて知らぬ素振りだったという。むろん鎮圧のあと栗原は銃殺刑。これが本当かどうかは解らないが、解らないでもない。首相と間違われて銃殺されたのが予備役の松尾伝蔵陸軍大佐。松尾の娘婿が先ごろ天寿を全うした「不毛地帯」のモデル・瀬島龍三。岡田の娘婿が終戦時の内閣秘書官・迫水久常。

今、また松本清張の『昭和史発掘』を再読している。13巻の後半は7冊が「二・二六事件」。詳細は省くが、松本清張は決起した青年将校と同年代。青年将校に同情し、陸軍上層部を厳しく断罪している。

栗原安秀が家族ぐるみの交際だったのが陸軍中将の斎藤劉。佐佐木信綱主宰「心の花」所属だった歌人でもあった。幼馴染が娘の斎藤史。斎藤史は昭和天皇をだいぶ恨んでいたらしい。

昭和十一年二月廿六日、事あり。友等、父、その事に関る。

 春を断る白い弾道に飛び乗つて手など振つたがついにかへらぬ
 濁流だ濁流だと叫び流れゆく末は泥土か夜明けか知らぬ
 銃座崩れことをはりゆく物音も闇の奥がに探りて聞けり
 額(ぬか)の真中に弾丸をうけたるおもかげの立居に憑きて夏のおどろや
 たふれたるけものの骨の朽ちる夜も呼吸(いき)づまるばかり花散りつづく
 わが頭蓋の罅(ひび)を流るる水がありすでに湖底に寝ねて久しき

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2010/2/23  19:50

還付金入金22・2・22  身辺些事
2月早々に確定申告をしたので早、還付金のお知らせが来た。13万7000円だから、ふた月分の光熱費・保険金の額。安い厚生年金が口座に振り込まれる前に毎回、源泉徴収があるから、それが戻ってきただけのこと。

そこをいくと我が日本国の総理大臣は、大金持ちのお母様から知らない間に12億円ものお金を貰っていて慌てて修正申告して半額の6億円の贈与税を支払ったらしい。税のことなど庶民には解らないが2億円くらいは還付されるらしい。筆者とはだいぶ桁が違う。総理とは云え、他人の懐具合を言っても、それは単なるねたみ・そねみになるらしいのでとやかく言うべきではないだろう。

政治家は少々お金に汚れていても、艶聞があろうと国民のためになる政治をすればいいいと云うのが筆者の考え。しかし漸く政権交代が成っていきなり総理大臣・与党第1党幹事長の政治資金が大問題になるのは、どう弁護してもいただけない。

だからと言って自民党がここをいくら追及しても迫力がない。昨年までの自民党政権は、国民の預貯金の半分を国債に使い、高級官僚はろくな仕事もしないで天下って甘い汁を吸い続けている。日本をこんな公務員天国にしてしまったのは自民党である。むろん社民党・国民新党・みんなの党は脆弱すぎて話にもならない。

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2010/2/21  20:25

陸軍特別攻撃隊  昭和史
昔、同僚だった友人が「知覧」へ行ったのでパンフレットと書籍を購入してきて貰った。その本の表紙の写真が下記の画像。この写真は「子犬を抱く少年特攻隊員」としてあまりにも有名である。昭和史の本を何冊か読めば必ずお目にかかる「超」がつく著名な画像である。

中央の子犬を抱く若いころの俳優・下條アトムに似た少年兵は、荒木幸雄(あらきゆきお)陸軍伍長。昭和03年(1928)生まれで昭和20年には17歳である。群馬県桐生市出身の大日本帝国陸軍軍人で特別攻撃隊隊員に指名されて、万世飛行場から九九式襲撃機で出撃し、沖縄本島沖で戦死した。

荒木は、15歳の秋に陸軍少年飛行兵に応募。難関を突破し学問に飛行訓練に、優れた才能を発揮し、卒業の時には、最高の栄誉とされる陸軍航空総監賞を受賞した。昭和19年10月に特攻作戦が開始されると、優秀なパイロットであったゆえにすぐに攻撃隊員に選ばれる結果となった。昭和20年05月26日、当初の出撃予定日であり出撃予定時刻の2時間前に、隊員とともに写真を撮影されるが、その日は悪天候のため中止。翌05月27日、九九式襲撃機の一団は万世飛行場を出撃後、沖縄本島中部の金武湾のアメリカ海軍レーダーピケット駆逐艦に突入。享年17。今、生きていれば82歳。頭脳優秀であったのでひとかどの指導者となっていたに違いない。

出撃を前に、父に宛てた遺書が残っている。遺書全文はあまりに純真で簡潔である。この「知覧特攻平和会館」は、特攻隊員の少年兵に束の間の安らぎと食事を提供していた「鳥濱トメ」さんとであまりに有名だが、筆者はこれを感情論抜きに考えたい。こんな無茶な攻撃を考え出したのは海軍の参謀である。もう世界を相手の戦争に負けるのを知っていながらこうした作戦を余儀なくした戦前の陸・海軍の罪はあまりにも大きい。しかも「特別攻撃隊」の軍事責任が問われたのかどうか寡聞にして知らない。

(フリー百科事典・ウィキペディア参照)

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2010/2/15  22:01

日本残酷物語  読書
相変わらず昭和史・太平洋戦争の書物を読み、点検、エッセンスの抽出を試みている。ざっと読んでもつまらないもの、再読、三読するもの様々である。

いつかは「あの戦争とは何だったのか」と解明しようと思ったのか、丁寧に読まないが捨てずにいた本がかなりある。NHKの「日本史探訪」や中央公論社の「日本の歴史」小学館の「昭和の歴史」等々。その中に昭和50年ごろ、筆者が30歳のころ購入した本に「日本残酷物語」というのがあった。朝日新聞に投稿されたものを編集・文庫化された「戦争─体験者の貴重な証言」というものもあった。前者は5巻、後者は3巻である。

「日本残酷物語」の初版は昭和34年、筆者が購入したのが2版の5刷だから、かなり読まれていたに違いない。今でも古書で「平凡社ライブラリー」があるらしい。ここではいちいち取り上げないが、内容は読み返すと残酷を通り越してただただ阿鼻叫喚といって憚らない。日本と云う国が曲がりなりにも“総中流”意識で満足に食べられるようになったのはつい最近のことであるのが解る。

戦前、日本人7000万人の7割が農林漁業の第一次産業。その半分が小作人だった。戦後のGHQのマッカーサーなどそれほど有難がるアメリカ軍人では決してない。ただ1つ評価出来るのは、あまり目立たないが『農地解放』だったのは多くの学者・評論家が認めている。

昭和時代の前半は凶作・飢餓の連鎖だった。東北の農村では仕事があればいいほうで堕胎・間引き・子殺しは珍しくなかった。食えないからである。現今の日本は、賞味期限の過ぎた弁当や総菜は、無造作に捨てられる世である。戦前の事実を教育現場で教えないのか、臭いものにフタなのか!? 無関心・無知であることも言える。

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2010/2/13  15:27

新オリンパス  カメラ
平成19年暮、鎌倉の長谷寺の紅葉を撮影しているときにキャノンのカメラを使い、右肩にオリンパスを掛けていた。寄る年並みで「卍池」の踏み石にけつまづき、オリンパスを池の浅瀬にぽちゃんと落としてしまった。

電器店に修理を出したが修理代は25000円、基盤を交換する由。家財保険が利いたので2万円は助かったが、2年ほど経過したらスイッチの部分が一度、押しても言うことを効かなくなった。壊れてはいない。

落としたカメラはオリンパスSP-550UZ。500万画素ありレンズも大きくコンパクトデジカメでは良の部類。税金還付があったのでSP-590UZに買い替えることにしたら電器店ではもう売り切れで次の機種になるらしい。いつもの「ノジマ電器」の係員は上得意!の筆者には親切である。どういう流通形態か知らぬがインターネットの「価格○○」で内緒で購入してくれた。

頼んだのが木曜日の夕刻、何と今日、午前中早くも佐川急便で届いた。590UZは1200画素ある。友人の女性は39000円で電器店で値切ったと得意顔だったが、筆者が支払った金額は27000円。XDカードも単3電池も可能なのが嬉しい。むろん使い勝手は抜群で画像もいい。

予想よりはるかに安かったのでシャープのカラーの電子辞書・ブレーンを購入した。左が新規の590UZ、右が平成19年春購入の550UZ。550UZは元勤務先の後輩にプレゼントである。

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2010/2/11  19:53

神奈川県倒産!  政治
昨日の新聞の神奈川版に県の「予算案」が提示された。これをみると民間企業になぞらえるなら「日本航空」以上に酷い財務状況で神奈川県は事実上倒産している。新聞記事だけの情報だが、経済に疎い筆者だが唖然とするばかりだ。

予算案は平成22年度一般会計は「1兆7582億円」。歳入が県税9625億円、国庫からは1753億円。問題は借金だ。何と県債発行が3436億円

一方歳出は、2006億円が借金の利払い。介護・医療にはたったの2223億円。7660億円が県職員の人件費。何と予算全体の40%強である。県の職員の数が77000人というから大雑把で一人平均1000万円の年収である。夏・冬のボーナスは平均100万円というのもうなずけるというもの。神奈川県の債務残高をインターネットで調べたら何と4兆7700億円であるという。1日に1億円の利子が嵩み、年間300億円の債務が増えて行く。これでは遠からず財政再建団体として破産するだろう。東京・大阪・千葉・埼玉も似たり寄ったり。

介護施設の最前線で働く若者が月収20万円弱だという。翻って介護・医療の県職員は多分、その4倍の月収となろう。地方自治体の職員の報酬の1割削減で介護現場に回せば働く人は生き返る。しかし民主党衆議院議員出身の松沢知事は「嫌煙運動」などの先頭にたって財政破綻を隠して県民を煙りに巻いている。

民間では節約・合理化・派遣切りで青息吐息である。民間がどのようになろうとも地方自治体の職員は基本給×60か月=3000万円の退職金である。小企業を定年退職した筆者には、借金がどんどん増えても高給が維持される秩序・体制は到底理解しがたい。

先日引退を勧告された朝青龍は「日本は民主主義の国かと思っていたら社会主義の国だった」と言った。上手いことを言うと思うが、それは少し間違っている。日本は、官尊民卑の「官僚主導主義」が国是なのである。雑談でこれを言うとたいてい「ああそう」で終わりである。

添付は丹沢山連峰。

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2010/2/9  13:53

『おとうと』  映画TV
ひさしぶりに映画を観てきた。山田洋次監督・吉永小百合主演の『おとうと』。

平塚駅南東に昔、大きな工場があったが、そこの広大な敷地に「オリンピック」なる総合スーパーが出来て、レストラン、ホームセンター、書店、「平塚シネプレックス」という8館も映画街が何年か前にできた。映画は一日5回の上映で月曜日の夕方という最も観客が少ないと思う時間帯でも「おとうと」数十人の観客があった。

出来栄えは地味な話だが、山田洋次は、現在日本映画監督では図抜けている。筆者の友人に「母べえ」の最後に倍賞千恵子が吉永小百合の子供役で出演してエライ剣幕で必要ないと断罪しておられたが今度はどうか。「武士の一分」では坂東三津五郎が悪役、「母べえ」では亭主役、このときの叔父さん役が笑福亭鶴瓶、今度の「おとうと」では笑福亭鶴瓶はおとうと、「寅さんシリーズ」では愚兄賢妹の話だったが「おとうと」は賢姉愚弟の話。

昭和20年生まれの64歳の吉永小百合の美しさは、文句がない。筆者は小学校のときの「赤胴鈴の助」以来のサユリスト。旅役者の最後を演じる笑福亭鶴瓶は体重を15キロも減量して臨んだという。愚弟は姉と姪に看取られ最期を遂げる。民間のホスピスは実在のシーンもある。ホスピスで最期を看取る「泣く役」だけの往年の漫才師「横山あきお」がいい味を出している。最近涙もろい筆者はむろん泣けた。もう一度観に行こうかなと思う。

小林稔侍、笹野高史はもはや「山田組」の常連で文句はつけがたい。

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2010/2/7  19:42

朝青龍引退  身辺世相
とうとう横綱朝青龍が引退を余儀なくされた。相撲に関心のない人には痛くも痒くもないだろう。筆者はどちらかと言うと、とても好きな力士とは言えない。

だが感情論は抜きにして現在の力士ではとてつもなく強い力士だった。本場所中何も稽古しなくても優勝してしまう実力である。とくに足腰の筋肉は抜群で、海辺を全力疾走しているTV画面には圧倒された。腕の筋肉もすごく片腕で50キロを持ち上げるという。素質と鍛錬のたまものだろう。

「暴力問題」が引退の引き金というが、これは示談で済んでいる。やはり今までの数々の所業が横綱の品格がないとの事なのだろう。ガッツポーズは兎も角として、髷を掴んだり、先輩力士の「旭鷲山」との喧嘩、巡業を休んでのサッカー遊び、自ら審判に物言いでは「品格」はないと言って差し支えない。横綱審議委員会の勧告、新理事の理事会で7対3の評決で引退勧告では、もうこれまでである。引退しなければ解雇で退職金はパアである。引退なら2億円弱は支給されるらしい。

朝青龍は29歳である。天の邪鬼の筆者は別のことを考える。あと4年ほど頑張れば10回は優勝するだろう。大鵬32回、千代の富士31回の優勝を超えてしまう。保守的な相撲協会はこれを嫌ったのではないか。平成の大横綱・貴乃花が曙・武蔵丸・武双山など適当に変わり身で勝負をしていれば、怪我もせず、今頃50回くらい優勝しているに違いない。朝青龍が負け越した力士は「白鵬」「武蔵丸」「貴乃花」である。

筆者は大関・魁皇のファンである。貴乃花と同年齢、来場所、幕内100場所だ。8勝7敗でいいから今年いっぱいは頑張ってほしい。いずれにしても初土俵以来25場所で横綱昇進の朝青龍の記録は破られないだろう。

隣家の紅梅。

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2010/2/5  19:53

新・携帯電話  身辺些事
平成14年、デジカメが普及し始めたころ、日本テレコムからカメラ付き携帯電話が発売されてNTTを凌駕した。だが今はカメラ付きの携帯電話は当たり前の時代になった。

筆者は平成18年、カメラ機能が格段に進歩したのでNTTドコモに買い替えた。携帯メールの文字入力は苦手なので殆んど使わない。したがってほとんど緊急用の電話連絡用。つまり使っても使わなくても基本料金は4000円弱である。今日電器店に寄ったら今は、携帯電話本体の2年月賦と基本料金込みで毎月2700円との由。

あまり用もないのだが買い替えてしまった。左・右は、新・旧である。電話番号が変わらないし、電話帳も簡単に移行してくれた。新ケータイは白色で、ストラップは先年、善光寺御開帳でお会いした信州在住の「みかんちゃん」お手製のもの。

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