2010/9/1  18:45

「インパール作戦」とは 03  昭和史
ブログに戦争のことなど相応しくは無いと思うが、意外に読んでくれる方も居られるようなので、もう少し続けたい。もはや過去の太平洋戦争など歴史の分野に入るらしく、若い人は教科書で学ぶ程度でしか、事実を知らない。しかし現在もなお85歳以上の男性なら戦場経験すら体験している。本当の戦争を体験した人は多くを語らない。

だが戦争指導をした人は殆んど鬼籍に入っている。死者に鞭打つのは良しとしない国民性だが、事実は事実である。まして拙劣な軍事作戦で戦争最前線で本当の戦闘などせずに餓死・病死を余儀なくされた末端の兵士は、それは無残だ、かわいそうだだけでは、死んでも死にきれない。夏になれば、毎年、広島・長崎の原爆、東京大空襲など目立つ歴史の事実は報道される。だがしかし250万人の軍人・軍属の死は、その多くは個々に顧みられることはない。

ノモンハン事件・ミッドウェイ海戦・ガダルカナル戦・レイテ海戦・インパール作戦・沖縄戦などエリート軍人と言われる高級軍人が小学生でも判るような必敗の作戦指導をしたのである。筆者は戦争は残酷だから悲惨だから無残だからという理由だけで、戦争を否定するなら、何も過去の戦争を反省していることにはならないと思う。

筆者は近代史の太平洋戦争の事実でも感情的に切って捨てるのは、ただそれだけのことだと思う。昭和史でも太平洋戦争でも歴史を検証するとき、先ず「5W1H」を考える。すなわちwho=誰が、what=何を、when=いつ、where=どこで、why=なぜ、how=いかに、となる。

次回は牟田口廉也という愚将を生み出した、戦前の軍部を記したい。戦前は軍国主義一辺倒で暗黒の世界だったという言い方は、日本という国に対して甚だ失礼だと思う。もし自分がその時代に生きていたらという視点を持たなければ何とでも言える。

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