2010/10/12  22:09

「楽天」は楽天家  身辺世相
「天の邪鬼」を標榜する筆者には、わが角がピクピクするのだが、評論に値しないしないと思っていたことがあった。「楽天」という企業が、日本人社員同士でも交わす言葉は英語使用という「御達し」。外国と商売するには、ドル・英会話・西暦は必須だろう。したがって英語力は必要不可欠かも知れない。だが社内の日本人同士も英会話と聞き及んで、この会社は一体何を勘違いしているのだろうと思う。

筆者が思い至るのは、これと正反対の戦前の「敵性語禁止」である。野球のストライクが「よし」ボールが「だめ」である。2ストライク3ボールは「二つ良し三つだめ」となる。歌手のディックミネは「三根耕一」だった。ビクターもコロムビアも駄目だった。

「楽天」は戦前の敵性語禁止のお笑い草とたいして変わらないことを大真面目にしているように思う。日本人が日本の会社で日本語禁止なら仕事の作業の思考回路はどのように構築して英語に訳すのだろう。文藝春秋11月号の巻頭言で、イタリア在住50年の文化功労者・塩野七生氏が「最近もっとも笑える話」として、これを取り上げている。詳しくは文春を読んでもらうとして、言葉は「道具」であって、思考回路・想像力は母国語でないと自然に反し、二重手間であると、言いきっておられる。

楽天の社内食堂は、筆者の好きな「おろし大根」「生卵」「納豆」はどういう表示か。「石狩チャンチャン焼き」はどうか。インターネットで「野菜スライス機」を購入したら「楽天」の子会社だったのか、以降毎日「楽天」のお買いもの情報のメールが来るようになった。むろん「配信停止」をお願いした。

筆者が短歌会で親しくして頂いている女性の友人は「ノバ」で英会話を習っていたが、ノバ倒産と共に英会話も放棄したようであるさすがわが友は聡明である。少々メタボだが、それなりに美しい!?

添付は千日紅。

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