2011/4/9  21:36

東北大震災04  身辺世相
今回の大震災では、地震から二日後に書き込みをしたが、それにつけても国家の対応の遅さである。重ねて言うが対応の早さは在日米軍だった。真っ先に駆けつけたのが、米軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」だった。むろん核兵器を搭載した最新鋭の原子力空母で、戦闘機もヘリコプターも搭載。直ちに大震災の日本へ、自衛隊中枢と共同作戦を始めた。沖縄の「海兵隊」は、アジアに紛争があれば直ちに出動できる実戦部隊である。

日米安保条約・日米軍事同盟があればこそであろうが「自然災害なんか知らないよ」と言われれば、それも仕方が無いと思う。ところが三月末の新聞では米軍の「お友だち作戦」として、放射能で汚染されたかも知れない東北で、広範な救出・援助作戦を積極的に進めている。左翼史観の人から見れば米軍が日本に永久に居坐る作戦、あるいは世界でいちばん原子力発電所と原子爆弾を持つ国の自国の利益を損なうからだと言うに違いない。だが大震災の前の日本は、世界2番目の経済大国だった。紛争・軍事を意識的に避けて一国平和主義を謳歌してきた日本全体が、予想されていた大地震で、このテイタラクである。しかも杜撰な原子力発電のメルトダウンで、技術立国の日本は、本来なら自国だけで処理する問題だろう。

現政権の菅直人首相は市民運動家出身、自衛隊を「暴力装置」などと安保用語を口にする仙谷由人は内閣中枢に居て恥ずかし気もなく、自民党を巻き込もうと蠢いている。更には天皇制反対・日米安保条約反対を「売り」にしてきた辻元清美が、災害ボランティア活動担当の内閣総理大臣補佐官では、ブラックジョークに近い。彼らは自衛隊はともかく、米軍の作戦には何故、反対しないのか。彼らが憧れていた?ロシアや中国は何をしているのか。

自衛隊は10万人、米軍は2万人の人員でしかも海兵隊の殆どは若者である。孤立していた気仙沼湾の大島には、米軍は上陸用舟艇を駆使して物資を供給。先ごろは三日間、日米共同で三陸沿岸の遺体収容、福島原発には大量の水を運べるサージ船をも導入している。更に言えば軍事衛星を持つアメリカならではの福島原発の精密な画像である。実際は福島原発の酷さはアメリカがいちばん熟知しているに違いない。

平和も戦争も大災害も理想論・精神論は要らない。数字と科学のリアリズムだと思う。原子力を推進した官僚機構は最悪の事態を隠そう隠そうとしているように思う。折しも東京電力から自民党へ高額の政治献金が発覚した。東電は天下り高級官僚の巣窟らしい。

画像は時事通信ドットコム

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