2011/5/28  23:06

福島原発02  政治
福島原発事故の詳細・核心は筆者には、難しくて判らないが、問題になっていた「海水注入」は続けていたらしい。海水注入をためらわせた東京電力上層部は、まさに現場を知らない昔の太平洋戦争の「大本営」を思わせる。ほんとによく似た構造で大本営は陸軍大学・海軍大学を出たスーパーエリートだった。東京電力も上層部は東大あたりを出たエリートではないのか。これまた見事に責任転嫁は同じようなもの。

海水注入をためらったのは「廃炉」を意味する。廃炉作業は10年間かかり、10兆円を要するという。この辺の事情はいまひとつ消化不良なので、原子力発電・原発事故・炉心溶融責任者など精査して真実に迫りたい。言えることは民主党政権はもとより、霞が関官僚が情報を開示せず真実を隠していることにある。外務・防衛などの軍事機密などもあるのは事実だろう。

犠牲者は「福島県民」に他ならない。終息の見通しが立たないまま、多分数年間は元へ戻れないだろうと思う。インターネットではかなり鮮明な画像が右クリックで得られる。無断転載不可とは言っていないのでお借りした。無人の飛行機からの撮影であるらしい。左から1・2・3・4号機械。煙りが出ているのが3号機」か!

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2011/5/22  20:04

哀悼・児玉清  映画TV
今月16日に俳優・児玉清が亡くなった。昨日21日に、文京区・護国寺で葬儀が行われた。昭和09年生まれ77歳である。本年02月、体調不良を訴え都内の病院にて検査、胃癌が発見され、肝臓への転移もあり、手術不可能な状態だったらしい。昨年秋に「胃カメラ」で検査していれば、と残念に思う。

映画が全盛だったころ東宝専属の中堅女優だった北川町子と結婚。夫婦共に、主演するほどの俳優では無かったが、昭和50年(1975)朝日放送のクイズ番組『パネルクイズ・アタック25』の司会者となり、36年間続いた。名司会でなければ36年間続かない。昨年のNHK『龍馬伝』では父親役を演じている。

筆者はむしろNHK・BSの書評番組『週刊ブックレビュー』の進行役として記憶する。芸能界きっての読書家としても知られていて、多くの読書関連コラムも書いていた。年数回海外旅行に行くときには、飛行機内で分厚い英語原文の小説を読むことが楽しみであったと云う。学習院大学ドイツ文学部卒業でドイツ語・英語・フランス語も堪能であったのは学者向きだったかも知れない。

録画して置いたが、あまりに気の毒で削除したのが「スタジオパーク」だか何かの番組だった。マネージャーだった娘さんが、平成14年(2002)36歳で「胃癌」で亡くなっていることである。当時04歳だった男の孫は、児玉夫妻が育てたのだろうか。親子で同じ胃癌の死は気の毒で、今はただただ哀惜の念に堪えない、としか言いようがない。

児玉が緊急入院する直前、『文藝春秋05月号P281』で東北(東日本)大震災に関する特集記事に寄稿していた。内容は「この国の危機管理のお粗末さに日々唖然としている……総理大臣も決死で頑張るとか精神論を披歴するだけ、まるで昔の旧軍人総理となんら変わらない幼稚さだ」と菅直人首相の震災への対応について酷評している。さらに「東電のエリート集団の後手後手にまわった慌てぶりを含め、まさに日本は完全に幼稚化した人間たちがリーダーシップを握っていることを露呈した」と正鵠を射ている。05月号は04月10日発売だから03月下旬に書かれたものである。「児玉清」とは単なる俳優を越えた文化人だったのは間違いがない。

福島原発は03月12日、早朝55分の海水注入中断で炉心溶融。愈々、菅直人政権も終りだと思う。

画像は「日刊スポーツ」より。

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2011/5/20  21:58

サユリスト02  映画TV
吉永小百合は、昭和40年(1965)、文部省の大検で、全科目の合格は出来なかったが、「早稲田大学」では、高卒と同等以上の学力があると認められ、早稲田大学第二文学部(夜間)西洋史学科に入学した。俳優業が多忙のために「精華学園女子高校」は中退していた。昭和44年(1969)、多忙な中、早稲田大学第二文学部西洋史学専修を正規の4年間、しかも次席で卒業した。専属の「日活」も退社している。以後はテレビに移行。大検と早稲田の学力認定は甘いと言わざるを得ないが、次席で卒業ならば納得である。

大検(だいけん)とは通称で、正式には「大学入学資格検定試験」のことで、中卒者や主に「高校中退者」が大学に入学したい者への救済的試験だった。毎年、高校が夏休みの真夏の08月に行われた。平成16年度以前迄である。現在は廃止され、平成17年・2005年度より高等学校卒業程度認定試験(高認)に移行していて年2回行われる。合格点も一科目40点と引き下げられ、科目も少なくなっている。合格に必要な科目は、国語、地理歴史2、公民2、数学T、理科2、英語の09科目。

筆者は、定時制高校中退である。大きな会社に就職できるように工業高校の電気科に入学したのが間違いだった。入学してからは、折しもブームで松本清張、水上勉、黒岩重吾など、以後は石川達三、川端康成、三島由紀夫を乱読した。電気の科目は憂鬱になった。普通高校に転入学を申し出たが当時、江戸川区の「小松川高校」では、単位が不足と断られた。当時の担任は適切な助言は全くなく「辞めろ」とひとこと。休学を希望したが、母親が退学の印鑑を押してしまった。小松川高校と云えば昭和33年、在日韓国人の連続殺人で世を賑わした。37年なら校長は違っていたかも知れない。教育者にあるまじき高校の校長である。少年の向学心より学校間の面子を重視したのである。おどおどした18歳の少年に抗う術は全く無かった。

都立本所工業高校は、今は葛飾区水元に移転、跡地は都立深川商業高校になっている。筆者は30歳のとき、昭和50年、大検を受験した。学習指導要領の改訂で合格に必要な科目数は15科目もあった。幸運なことに数学に履修単位があって免除された。各学年にまたがる科目の7科目を受験。英語だけ不合格だった。ペーパーテストで英語で質問があり、英語で答えるというなかなか高度な試験だった。3回目の昭和52年にクリア、翌年、通信教育だが大学入学する。

「大検」を受験した有名人に、内田樹(大学教授)、ジェームス三木(脚本家)、斉藤とも子(女優)、安田成美(女優)が居る。筆者がサユリストであるのは、大検受験者だからでもある。

画像は「母べえ」より。

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2011/5/19  22:09

サユリスト  映画TV
先日、山田洋次監督・吉永小百合主演の『おとうと』が、テレビ朝日で放映されたので録画して楽しんでいる。昨年一月の封切りだったので、劇場では観ている。平成20年封切りの『母べえ』は、録画は忘れた。今回は、作品は2時間10分くらいだと思うが、なにしろノーカット(当たり前だが)でCMが何度もはいるので2時間40分と長かった。ある意味とんでもない話だと思うが、老人になればCMはトイレタイムともなる。録画してから毎晩6回ほど観ている。

筆者は「サユリスト」である。昭和19年06月生まれ66歳、サユリ様は20年03月生まれで同学年である。平成20年正月封切りの『母べえ』では2人の小学生の女親を演じた。実際には、娘が小学生なら40歳前後の筈である。62歳だと云うのに吉永小百合には違和感は無かった。サユリ様は若いのである。小学校の同級会に行くとクラスの女性は、大体二人の子が居てもう「婆サン」になっている者もいて、首筋や手の甲を見ると皺が目立ち、見た目にもヘロヘロである。サユリ様とは何と違うのだろう。タレントの「タモリ」を代表に世に「サユリスト」は多い。

筆者は、昭和32年頃のラジオの『赤胴鈴の助』以来のファンである。世に決定的にこの女優を認知させたのは『キューポラのある町』である。昭和37年05月封切り、浜田光夫共演、両親役は東野英治郎・杉山徳子だった。この頃は、筆者は「住込み工員」であり、尚、夏には定時制高校は、中退を余儀なくされた。当時の定時制高校は04年間だった。貧乏で「封切映画」は見られなかった気がする。この年36歳でマリリン・モンローが死に、ボクシングWBAフライ級で、ファイテング・原田が世界チャンピオンになった。原田は米屋の配達小僧で中卒だった。05月に国鉄の「三河島事故」があった。アルバイト先の「東京ガス」の同僚が、違う高校だが、定時制高校の修学旅行の旅費を節約して関西旅行をしなかったがために、事故に遭遇、轢死した。今、生きていれば成績は優秀だったのでしかるべき会社の役員にでもなっていただろうと思う。筆者が4畳半のアパートを借りる身分となったのは「東京オリンピック」の後、昭和40年代になってからである。『キューポラのある町』で弟役の「市川好郎」もすでに05年に病死している。

 配達へ大橋の完成前までは自転車ごと乗りし「佃の渡し」

勿体ないので、今日もまた、三分の一ほど観て寝ることにする。

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2011/5/16  22:21

メタンハイドレート  身辺世相
筆者は、何でもこれは記念になると新聞・週刊誌などを保存しておく癖がある。平成09年03月09日の「産経新聞」一面に「燃える氷14年分」という記事があった。よく読まないで保存しておいたが最近、福島原発の「炉心溶融」事故以来、「メタンハイドレート」という言葉を聴くようになった。改めて検証してみると、これはたいしたものである。メタンハイドレートとは、メタンを中心にした固体結晶。 石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分であるため、地球温暖化対策としても有効な新エネルギー源である。

メタンハイドレートは大陸周辺の海底に分布、2008年現在、日本近海は世界有数のメタンハイドレート埋蔵量を誇ると云う。本州、四国、九州といった西日本地方の南側の南海トラフに最大の推定埋蔵域を持ち、北海道周辺と新潟県沖、南西諸島沖にも存在。日本のメタンハイドレートの資源量は1996年の時点で、天然ガス換算で日本で消費される天然ガスの約96年分。もし将来、石油や天然ガスが枯渇するか、異常に価格が高騰し、海底のメタンハイドレートが低コストで採掘が可能となれば、日本は自国で消費するエネルギー量を賄える自主資源の持つ国になるという意見があり、尖閣諸島近海の海底にあるとされている天然ガスなどを含めると日本は世界有数のエネルギー資源大国になれる可能性があるらしい。

メタンハイドレートが多く存在する場所には、ズワイガニや越前ガニがたくさんいることや、魚群探知機にメタンハイドレートの泡が写ることがわかっており、水産学博士の青山千春氏は魚群探知機を使った調査方法を日本、韓国、中国、アメリカ、ロシア、オーストラリアで特許取得している。日本海沿岸で海底面に露出したメタンハイドレートが発見され、低コストで採掘できる可能性があるが現在調査中であり、採算性などは明らかにされていない。現在、東京大学、独立総合研究所、海洋研究開発機構、産業技術総合研究所などによる調査が行われている。

テレビタックルで青山繁晴氏が、これを強調していると思ったら水産学博士の青山千春氏は、奥さまで日本で最初の「船長」でもあるらしい。いいものはいい。ノーベル医学賞・当選確実な山中伸弥教授の細胞再生などの技術と共に技術立国日本は、こうした最先端の技術に予算を増やすべきである。天下り官僚など放逐すれば予算はいくらでもある。

後日談がある。独立総合研究所は、メタンハイドレートに気がついた中国から尖閣諸島近海では猛烈な妨害を受けているらしい。だが夫の青山繁晴氏が「菅総理」に文句を言えば無視されるだけである。日本の政治は古今、多分に人間の好悪で動くからである。ここは揉み手をして頼むしかない!! なぜなら総理辞任は当分無さそうだからである。

この記事は「フリー百科事典・ウィキペディア」参照。画像は新聞記事。

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2011/5/13  22:24

福島原発  身辺世相
毎週月曜日、テレビ朝日系列で「たけしのテレビタックル」という番組がある。出演者が自分の意見・主張をぶつけ合うが、大幅に編集が加えられているようなので、どこまでまともで、どこまでオチャラケかは解らない。しかし度々出演して福島原発における政府の失態を追及する「青山繁晴」という人物は何者なのか、インターネットで調べると意外にまともな人物だった。

共同通信記者、三菱総合研究所を経て今は、独立総合研究所の代表で、近畿大学の客員教授でもある。1952年生まれ、早稲田大学政治学科を卒業している。専門は「国家安全保障」「危機管理」「外交」「原子力」である。日本国憲法にも発言、硫黄島鎮魂にも積極的に関与している。今は、無給で内閣府原子力委員会・原子力防護専門部会委員である。したがってまさに通り一遍の国民的精神論ではなく、内容は極めてシビアで現実的である。筆者には、青山繁晴氏の「戦争を起こさないためには軍事・安全保障も学ぶべき」の基本理念は、もろ手をあげて賛成である。

本日、05月13日、参議院予算委員会で自民党・衛藤晟一氏の質疑の特別参考人として証言していた。04月22日、福島第一原子力発電所に行って取材している。ここの免震棟には「吉田昌郎」所長以下、東京電力、関連会社の300人が頑張っている。そこで青山氏は、海側の、津波で無惨に破壊された津波のすさまじい破壊力、ベント(排気)、メルトダウン(炉心溶融)を証言している。自民党議員の誘導尋問もあるが、率直に自然災害と人災を専門家らしく証言した。菅直人首相は「俺は原子力に詳しい」とのたまわったが、それが大ウソだったことがばれてしまった。本人を前にして、まして予算委員会の場なので「アホ」呼ばわりはできない。菅総理が03月11日の翌日、朝早く06時50分の福島原発見学が、いかに初動作業を遅らせたか、を冷静に証言した。現場の「吉田所長」が「やってられねえ」とテレビ会議で怒鳴ったのもムベなるかな、である。筆者には、東京電力上層部と首相官邸における明らかな人災だと思う。この事実だけで総理大臣は失格である。

この国には、適確で強力なリーダーシップを執る政治家もなければ、危機管理も明記されていない有難い“平和憲法”があるだけである。

画像は福島原発海側、時事通信より。

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2011/5/11  22:37

浜岡原発02  身辺世相
昭和51年、自民党を離党、新自由クラブが結成された。河野洋平・田川誠一・西岡武夫・山口敏夫・小林正巳の5人。34回衆議院議員選挙では17人を輩出。当時神奈川県の中選挙区5区では05人がトップ当選だった。紆余曲折の上、雲散霧消したが、その心意気は良かった。まだ一人西岡武夫氏だけが、今では参議院議長として頑張っている。動物の象のような耳をした最早、老人である。だが政界を渡り歩いてきただけにその発言は重く聞こえる。西岡氏は≪「急流で馬を乗り換えるな」という言葉があるが、急流を渡れず流されているのであれば、馬を乗り換え換えなければならない。≫と発言した。至言である。むろん菅直人総理大臣を指す。03月11日、在日韓国人から献金を受けていて指弾されるべき予算委員会で、東北大震災に襲われた。菅総理の不安げな眼差しはテレビ画像に捉えられている。

経団連会長は「浜岡原発」停止の要請を「思考の過程がブラックボックス状態で政治の態度が解らない。政治的なパフォーマンスだ」と批判した。むろん政治家より数段、情報に敏い大手企業の代表である。その指図が「霞が関官僚」であることは見抜いている。リーダーシップに欠ける総理大臣が「渡りに船」とばかりに出してきた「経済産業省・資源エネルギー庁」の差し金に乗ったのは見え見えである。海江田大臣が発表するところを自分が言うと、まるで手柄のように奪ったのも解る。福島原発と浜岡原発、戦前、日中戦争が泥沼化、解決が付かないので負けるのを覚悟で「日米戦争」に舵を切った「東條英機政権」のようでもある。つまり一番の問題から目を逸らし国民受けする無謀な計算のない方向へ舵を切ったことにある。

「浜岡原発停止」は、総理のリーダーシップでもなければ、石橋克彦・神戸大学名誉教授の警告を受け入れたわけでもない。ましてや社民党・福島瑞穂の言うことを聴いたわけでは更にない。どうやら停止要求を強く出したのはアメリカ軍らしい。アメリカは日米同盟を考えて、日本国民のためを思ってでは決してない。アメリカ・欧州など世界の大国は、先ずは国益である。浜岡原発が炉心溶融して南西からの風雨で放射能汚染が米軍・横須賀基地を襲うのは、国益に反するからである。あくまで自分たちのための心配からである。

だがアメリカはいわば「マッチポンプ」である。原発を造らせたのはCIAと日本の実力者の思惑が一致したかららしい。

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2011/5/7  21:36

浜岡原発  身辺世相
昨日、菅直人総理大臣が、記者会見で「中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)は危険なので操業停止にして欲しい」といきなり申し出た。この政府による運転停止要請について、経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は記者会見で「浜岡の持つ特異な環境にかんがみて、法律を超える判断があった」と言ったらしい。この西山英彦審議官はどうも「かつら」をつけているような気がするが、それはともかくとして東大法学部出のエリート官僚だと云う。当然理工系ではない。気の毒に損な役回りのような気がする。天の邪鬼の筆者はこれは、とても菅総理の英断などと思えない。いかにも官僚の作文を読んでいるようで「今後30年以内に震度6強クラスの地震が起きる確率が87%以上」とのご託宣である。

だが、筆者のブログ「大地動乱の時代」でも披歴したように、浜岡原発の危険性はかなり前から自ら≪原発震災≫と名付けて、石橋克彦・神戸大学名誉教授(地震学)が、その危険性をたびたび指摘してきた。浜岡原発は、東海地震の想定震源域の真上にあり、東海地震の可能性は昭和40年代から警告し、10数年前から専門の地震学から「原発震災」という恐るべき事態に至ることを平成17年・小泉政権の国会でも警鐘を鳴らした。今回の菅総理の要請について「全面停止は当然だが、もっと早い時期に止めるべきだった。少なくとも福島第1原発事故が起きた直後に止めなくてはならなかった」と毎日新聞で指摘した。

さらに石橋名誉教授は「1978年に(東海地震への対応を定めた)大規模地震対策特別措置法が制定され、公共施設や民間施設などが防災対策を講じたにもかかわらず、直ちに停止すべき原発は聖域とされ、運転し続けてきた。浜岡原発をもっと早く止めていれば、日本の原発行政が変わって福島第1の惨事も防げたかもしれない」との今回の発言。政府が専門家の警告を素直に聴いていたら福島原発の「炉心溶融」もなかったことになる。これは民主党政権ではなく自民党政権時代のことである。それだけ霞が関官僚内閣制は強固ということになる。

毎週月曜日、テレビ朝日で「ビートたけしのTVタックル」がある。コメンテーターはいい加減なことを言う、という向きもあるが、少数意見は意外に本音を言っている。冒頭に時事川柳を紹介していた。

枝野寝ろ石原黙れ菅起きろ タックルで下の句を付けていた。

やっぱり起きずに菅寝てろ

添付は毎日新聞より「浜岡原発」。

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2011/5/4  14:05

日本国憲法私見01  政治
最近は、毎年05月03日にだけ、憲法改正・憲法改正反対の集会があり報告的な報道がある。筆者はどちらかと言えば現実に即して憲法はより良く改正すべきと思う。理想論を言えば世界中70億の人間が、みな善人なら憲法も法律も要らないわけで、古今東西、戦争と殺し合いは無くならないのでそれぞれの国の実情に合わせた法律も憲法も必要だろう。

憲法改正の「雄たけび」が、お堀端の「九段会館」で例年行われるように思うが、先の地震で死者まで出したのは、出鼻をくじかれたようなもの。改正反対は、相変わらず社民党・共産党で、あの福島瑞穂が出てくると反射的に顔を背けるのは、これは個人の生理的問題かも知れない。彼らが理想とする欧州の真ん中にある「スイス」は国民皆兵令があり、各家庭には常に自動小銃が使えるようになっている、いわゆるハリネズミの防衛思想で、武装中立国である。日本にもこの考え方を広めることは寡聞にして聴かない。

筆者の天の邪鬼精神からすれば日本国憲法を「平和憲法」、憲法を改正することを「憲法改悪」と決めつけることにある。日本には平和憲法なる憲法はない。何故平和だったのかは子供でも解ることで、軍事的には戦後ずっとアメリカの属国で、軍事を国民的心理で考えずに済んだからである。米ソの冷戦体制に日本はアメリカに与しただけのことである。「憲法改悪」とは、よくもまあこんな言葉を安易に使うものだと思う。これでは昔の「鬼畜米英」「神州不滅」と言い方は同じである。言葉に言葉を包めて中味の綻びを隠すようなものである。これは昔から日本に根強く残る「言霊信仰」の典型である。

憲法改正反対を声高に言う人ほど日本国憲法が、何章に分かれて、何条あるかも知らない人が多い。それは「09条」だけを摘まんでくるからだと思われる。因みに「09条1項」は、これはこれで理想論としていいのではないか。2項は明らかに問題を孕んでいる。交戦権を否定したら自衛権も成り立たない。重要な条文なのに「これを」という指示語が二度も出てきて何か可笑しい。

日本国憲法が「朕は〜」で始まるのは形式的と言うが、全文が旧仮名で表現されているのも前時代的でもある。改正反対を言う人は、上諭の天皇の存在と旧仮名は否定できないことになる。

画像は金目川堤の桜。

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