2011/12/31  23:24

平成23年 鎮魂  身辺世相
今年も多くの著名人が「黄泉の国」へ旅立った。01月03日、“三が日”にロカビリー歌手・山下敬二郎が71歳で亡くなってびっくりした。人の死は、三が日でも待ってはくれない。筆者には昭和19年、同年生まれの“竹脇無我”の死はいささかショックだった。02月の早生まれだから、あの「横山やすし」・高橋英樹・田中真紀子などと共に一学年上である。

竹脇無我の父は「竹脇昌作」という独特のイントネーションで魅了したアナウンサーだった。パラマウントのニュース映画の解説で多くのファンを唸らせ、ラジオでのナレーターの先駆者でもあった。昭和37年、34歳で死亡した中村時蔵のように、あまりの多忙とストレスで睡眠剤を多用、精神科医の斎藤茂太(歌人・斎藤茂吉長男)の病院へ入院し、ノイローゼ及び不眠症と高血圧症の治療を始めた(実際は重度の鬱病)。昭和34年、自宅物置で縊死、49歳だった。今上天皇ご成婚のニュースが最後だったという。

竹脇無我はやはり血筋なのか、俳優として円熟味が増してきた矢先に友人の俳優・松山英太郎が食道癌で亡くなった。48歳だった。これがもとで竹脇はノイローゼ・鬱病となったらしい。兄もアナウンサーだったが、半失明。次兄は18歳で病死している。父親と同期が森繁久弥。竹脇にはオヤジと慕われたらしい。その松山も森繁に可愛がられた。竹脇は、その後、糖尿病を併発、入院を余儀なくされる。だが娘からのサポートや森繁久彌と加藤剛からの手紙が心の励みとなり、8年間鬱病の治療に専念、克服したようだ。

闘病体験を語れるまでになったのだが、飲酒と喫煙は続け、高血圧症は治らなかったようだ。08月21日、自宅内で意識不明で発見され、東邦大学医療センター大森病院に搬送、集中治療室で入院したが脳幹出血があり死去。前妻と娘二人、内妻に看取られ、筆者には羨む死に様だった。冥福を祈るばかりである。児玉清、田中好子、立川談志は若すぎる。その才能は惜しい。

03月10日 坂上 二郎 コメディアン 76歳
03月30日 佐藤 忠良 彫刻家 98歳
05月16日 児玉  清 俳優・随筆家 77歳
03月21日 長門 裕之 俳優 77歳
04月21日 田中 好子 俳優 55歳
07月19日 原田 芳雄 俳優 71歳
07月26日 小松 左京 作家 80歳
09月24日 山内  賢 俳優 67歳
09月21日 杉浦 直樹 俳優 79歳
10月24日 北  杜夫 作家 84歳
11月05日 西岡 武夫 参議院議長 75歳
11月21日 立川 談志 落語家 75歳

画像はヤフー画像より拝借。

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2011/12/30  22:43

映画・山本五十六  映画TV
もう30日だと云うのにまだ年賀状すら印刷していない。文字入力が28日終了、昨日は地デジ・BS・スカパー内蔵のVTR機器を設置したばかり。だが気になるので映画『山本五十六』を鑑賞してきた。主演は役所広司、監督は成島出。現実の山本五十六と役所広司は似ても似つかないが、雰囲気はよく出ていた。映画としては良く出来ていると思う。

だがこの映画には重大な欠陥があった。筆者のように少しく昭和の戦争の人物を知っている者には、山本が会話している軍人・政治家は解かる。柄本明、坂東三津五郎、伊武雅刀など俳優は日本映画の御馴染だからそれは解かるだろう。だがその俳優が演じている役どころは多分解からないに違いない。どうして字幕で軍人・政治家の名を知らしめないのか甚だ理解しかねる。

カタログを買えば解かるのだが、ここで演者の名を報告しておく。軍人の名が解からなければ山本五十六の軍事的真実さえ理解できないに違いない。

役所 広司 山本五十六 海軍元帥・昭和18年04月戦死
坂東三津五郎 堀 悌吉(ていきち)予備役・海軍中将
柄本  明 米内(よない)光政 海軍大将・元総理大臣
伊武 雅刀 永野修身(おさみ)軍令部総長
柳葉 敏郎 井上茂美(しげよし)海軍大将
阿部  寛 山口多聞(たもん)海軍航空戦隊司令官 ミッドウェイ戦戦死
椎名 桔平 黒島亀人 連合艦隊先任参謀

物語は、山本五十六が「日独伊三国同盟締結」反対の発言あたりから始まる。山本は「条約成立」が米国との戦争に発展する可能性を指摘して、陸上攻撃機の配備数を2倍にすることを求めた。同期で予備役に追いやられた堀悌吉に「内乱では国は滅びない。が、戦争では国が滅びる。内乱を避けるために、戦争に賭けるとは、主客顛倒もはなはだしい」と言い残したのは有名な話だが、そんな台詞は無かった。三国同盟の締結、日本海軍の中国・海南島占領や北部仏印進駐などにより、日本と米国・英国の関係は急速に悪化していく。この映画の監修の半藤一利氏の『昭和史』などでは有名な発言だが、その台詞も無かった。すなわち≪当時の総理大臣であった近衛文麿が残した『近衛日記』によると「余は日米戦争の場合、(山本)大将の見込みの如何を問ふた処、それは是非やれと言われれば初め半年や1年の間は随分暴れてご覧に入れる。然しながら、2年3年となれば全く確信は持てぬ。三国条約が出来たのは致方ないが、かくなりし上は日米戦争を回避する様、極力御努力願ひたい」≫というくだりである。

≪どうしてもやるなら『結局、桶狭間とひよどり越えと川中島とを併せ行うの已むを得ざる羽目に追い込まるる次第に御座候』(半藤一利著『昭和史』P368平凡社ライブラリー)≫という肝腎な部分も脚本ではカットされていた。

映画は、書籍における史実の叙述と違うのを認めるが、筆者には甚だ物足りない内容だった。せめて近衛文麿との会話は挿入すべきだったと思う。何より主題歌がよくない。歌はあの「シクラメンのかおり」と直さない小椋佳。眦(まなじり)とは、相変わらずヘンな作詞である。新聞記者・真藤利一は架空の人物である。原作・半藤一利を文字ったものだろう。それが成功しているか、どうか判らない。「新名丈夫」という本音を書いた新聞記者も居たのだが…。

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2011/12/29  22:39

増税路線反対  政治
平成15年購入の「ウィンドウズXP」はとうとう故障して開かなくなった。とっくに「オフィス2000」は、壊れている。最後はB4用紙も印刷できる「エプソンプリンタ」もインキ交換の赤ランプが点灯。ソニーバイオには「ギガポケット」なる「外部入力」できる端子が付属していて、つい最近までTV番組の静止画を拝借していた。むろんアナログ画像である。これも厳密に言えば著作権法違反である。今はデジタル画像でそれも無理だろう。したがって今日の画像はハイビジョンをデジカメで撮影したもの。これなら個人のブログでも許されるだろう。

この秋に発足した野田佳彦政権は「年金と税の一体改革」とかで、何故、増税路線を突っ走るのだろう。筆者は政治に疎くとんと解らない。確かに国債発行高が1000兆円に達して、これが後の世代にツケとして残るのは良くない。そんなことは庶民でも解かる。国民もそろそろ消費税アップも仕方が無い、と考える向きもある。だがこれも誰でも考えることだが、事を運ぶには順番というものがあるだろう、との簡単な理屈を霞が関官庁・高級官僚は、意図的に無視している。国の最高責任者の総理大臣が、敢えて云えばつい最近までJR津田沼駅駅頭で出勤のサラリーマンに無視されても一人で演説していた政治家である。何で総理大臣に就任すると財務省の言いなりになってしまうのだろう。

先ずは国債発行を極力抑え、税収を上げるのが先決の筈。それにはデフレ対策、景気対策、東北復興対策もある。筆者は「国会議員を減らし、公務員の収入を減らす」という与野党共に云うことが何も手を打たれていないように思う。敢えて云えば国会議員は減らす必要はない。それでなくても高級官僚の機構・人事・裁量権は法律に裏打ちされて、霞が関官庁は“伏魔殿”である。選挙に目を奪われる国会議員が叶うわけはない。国家公務員・地方公務員の減収は、今の政権は「連合」が支持母体だからこれも難問である。だが冬の公務員のボーナスは一般職で70万円だから管理職も含めれば100万円であろう。“親方日の丸”は一向に無くならない。民間会社はいわゆる「派遣斬り」などが横行して“生活保護受給者”は200万人を突破。サラリーマン人口が4000万人なら20人に一人が受給者である。これが政治の無策でなくて何だろう。

現政権の“増税路線”は完璧に間違っている。民間会社の貸借対照表のように≪借金≫と≪国有財産≫を国民に提示すべきである。前総理大臣・菅直人が言った「日本がギリシャのようになっていいのか」という云い分も嘘である。消費税を上げる前に「国家財産を使うこと、デフレ対策を施すこと、公務員改革をすること」が先決である。それでも足りなければ、そこで消費税をお願いするのが筋というものではないか。一市民がこれだけのことが解かるのに、長年の野党が政権を奪取しても自民党政権よりも酷い状況では、選挙権行使も空しくなるばかり。だがこの政権も多分、短命に終わるだろう。

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2011/12/28  20:34

録画機  映画TV
筆者は、TV番組の録画魔である。昭和56年04月「NHK教育放送」の番組を録画する必要に迫られて借金をして購入したのが始まりである。ビクターHR−2200は、月給が20万円に満たないころ、20数万円もした。これはセパレート型のVHSだったので、アダプタとソニーのビデオカメラも購入した。したがって平成06年、亡くなった母親や幼少時の姪・甥などの映像が残っている。画質の向上で、続けてVHS・SVHSが4台、8oビデオテープ時代の到来で、これもHi8など続けて4台購入。ただし当初のVTR機器はあまりにも故障が多すぎた。ソニーベータを駆逐したビクターVHSも機器の当たり外れが多かったことか…。

ウインドウズパソコン時代になると記録メディアがCD−ROM、DVDとなり録画機もあれよあれよとHDD搭載のデッキとなり、録画も番組表をワンタッチである。だいいちTVがハイビジョンとなってあまりにも早く機能向上と機器の下落である。初めてハイビジョンが登場した平成03年頃は450万円もした。筆者が退職金で購入した平成16年でも36万円だった。それが今や32型で液晶ハイビジョンは3万円だとか。「金返せ…」と言いたいくらいの下落である。

当初はVTR機器とTVの接続はS端子、映像端子(コード)、左右(白)の音声端子の4本のコードを必要とした。今はD端子(映像)を超えてHDMI端子一本である。筆者のハイビジョンは古くD端子と音声端子を必要とする。録画機・VTRは大体05年が寿命である。故障したら高い修理代より新規購入した方がいいということになる。今回購入したのは時代劇などのCSスカパーチューナー搭載である。したがってハイビジョンより高く73000円也だった。寄る年波で設定が困難を極めた。電源・D端子・TV入力・UHF・BS・CSアンテナ・ICカード・初期設定と半日を要した。年月日の設定は、最早必要ない。スカパーは「時代劇専門」「日本映画専門」を契約中。本日TELしたのでこれからカードが届く。CSパラボラアンテナは角度がどうなるか…である。正月には「鬼平犯科帳」などが視聴できるのか?

現在稼動出来るVTR機器一覧
ソニーEV─FH10 H09年購入 8oテープデッキ
シャープDV─ARW12 H18年購入 HDD・DVD ダビング1
ビクターDR─HX250 H21年購入 HDD・DVD・VHS ダビング10
パナソニックDMR─BR590 平成22年購入 HDD・DVD ダビング10
ソニーBDZ─SKP75 平成23年購入 HDD・DVD スカパー搭載 ダビング10

画像は上からBR590、SKP75、ARW12。4番目はパイオニア・アナログ、5番目はパナソニックDVテープ仕様で、この2台はお役御免である。上部2台は、購入したばかり。3番目のシャープはそろそろ危ない。

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2011/12/24  21:19

八ッ場ダム  政治
八ッ場ダムが何で「やんばダム」と云うかは、興味はないが案の定、建設続行が決まった。民主党のマニュフェストにあり、いくら前原誠、元・国交大臣が頑張ってもダメなものはダメである。つまり“建設中止”という決断がダメなのである。それは@自民党の中曽根・小渕・福田政権を輩出した群馬県にあること。A昭和の時代からの「公共工事」であること。B何よりもいちばんの原因は“ダム工事”そのものが「国土交通省」の天下り先だからである。

数多のブログの記事を検索すれば、
(財)国土技術センター
(財)ダム水源地環境整備センター
(財)ダム技術センター
など八ッ場ダムに関わる“公益法人”に加えてダムの建設工事を落札した土建会社やコンサルタント会社など企業30数社、合計176人の国交省OBが天下っているという。だが≪それは04年前後の数年間でそうだったという話だから、発端から57年も経っている長い歴史の中で一体何人の天下り官僚がこの愚劣極まりない計画でメシを食ってきたのだろう。恐らく1000人は下るまい。今までに3200億円を費消してきて、今更建設を止めたらそれが無駄になると言うのだが、そのうちいくらが彼らの給与や退職金やハイヤー代や遊興費に充てられてきたのだろう。ダム建設を止めたらそれらが無駄になるのではなくて、止めても止めなくてもすでに無駄になっているのである。≫(高野孟ブログ

国交省に限らないが、官僚の最大の関心事は天下り先である。同期の高級官僚いわゆるキャリアが局長・事務次官などに昇進すれば他の官僚は、ほぼ同じ年収で天下り先が保証される。訊けば事務次官とは完璧に内向きで「公益法人」「特殊法人」など受け皿を作るのが最大の仕事だとされる。したがって無駄な公共事業を正当化し、着工にこぎつける。後はいろいろ言い訳して事業費を膨らませればいい。公共工事さえ始めれば、請負業者がふえ、天下り先も次々と出来るという計算になる。むろん政治家にも政治献金がなされる。これがいわゆる「利権」であろう。大雑把な情報だが、ダムそのものは450億円。総事業費は5000億円である。橋脚建設や土地の代替など差し引いても、あとは天下り官僚の恣である。霞が関官僚が一大臣の希望など聴く訳は無い。

反対派の試算によれば、これも単なる情報だが、建設事業費だけでなく基金事業費、起債の利息も含めると総額8800億円になるらしい。これは税金であり借金である。“霞が関官僚内閣制”をまっしぐらの野田佳彦政権では、政治主導など「絵に描いた餅」である。行政刷新担当大臣が、見てくれの良い村田蓮舫と云うのが象徴している。定見が幼いという点で福島瑞穂といい勝負か。

画像は毎日新聞。これはダムではない。橋脚で道路は完成している。

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2011/12/21  19:16

天下り人生  政治
時々国会中継やテレビ番組で、いわゆる“特殊法人”を渡り歩いて高額な報酬や退職金をせしめた高級官僚が話題になる。その人物は誰か、本当に高額の報酬をせしめてワルだったのか、その実態はどんなものだったのか、予て疑問に思ってきたが、インターネットとは有難いもの、詳細にその実態が記されていた。もうこれは開いた口が塞がらない。選挙で勝ち上がってきた衆議院議員や参議院議員、地方自治体首長は、民意を反映している。だが霞が関の高級官僚はいわゆるペーパーテストで勝ちあがってきた、俗にキャリアと言われる頭脳優秀な人物集団だ。メディアも固有名詞を報道することは無いし、個別の官僚の仕事の内容や責任を国民が知ることは殆んど叶わない。

政治家の活動が選挙に忙殺されるのを幸い、高級官僚は贈収賄事件などに関わらない限り、その地位・収入は保証されている。各省庁の機構・権限・裁量権・法律を熟知しているから、政治家などのように国民の矢面に立つことも無い。政治家がどんな高邁な政策を掲げて政策を実施しようと、具体的にものごとを進めるのは、官僚集団だ。平成21年秋に、国民の期待を一身に集めて大勝した民主党政権のマニュフェストなど、今やもう完全に骨抜きで“官僚支配”は自民党政権より酷い。

社会保険庁長官を55歳で退官して、五か所の特殊法人を渡り歩いて2億9千万円、社会保険庁の退職金を加えたら3億6千万円をせしめた高級官僚が居た。その人の名は正木馨(かおる)。昭和05年・1930年生まれだから既に80歳を超えている。父親が弁護士の正木亮と言い、戦後、田中角栄と政商・小佐野賢治を結びつけた人物だと云う。正木馨は、厚生省の薬務局長だったときに“非加熱製剤の輸入継続を認めて薬害エイズ”を拡大させた人物でもあり、その責任は重大だが、罪に問われることはなかった。公務員改革を高々と掲げた安倍晋三元首相とは、森永製菓の一族を通じて姻戚関係になる。あるHPでは“「華麗なる一族」を地でいく閨閥による国家私物化”と手厳しい。安倍晋三の祖父はご存じ中国・満州を恣にしたA級戦犯の岸信介。

筆者が何よりも許せないのは、正木馨は、退官直前の昭和61年、≪厚生年金手書き台帳を破棄するように命じた≫張本人だからである。かように“薬害エイズ事件”“厚生年金台帳破棄”と一般国民には看過できない極めて悪質な「霞が関高級官僚」と言っていい。特殊法人を渡り歩いて2億9千万円もの収入をせしめたのが「国民年金」「厚生年金」の積立金で、自分達の「共済年金」には一切、手を付けていないところが更に悪質である。55歳で退官してから76歳(平成19年)までよくもまあ、これだけ天下り人生を歩んだものである。因みに自宅は、田園調布の邸宅。今はたっぷり共済年金を甘受しているに違いない。こういう人なら多分、黄泉の国まで札束を持参するに違いない。だが黄泉の国では薬害エイズで亡くなった人々が多数待っているのを知るべきだ。ただ“天下り”を仔細に探究すれば、正木馨は氷山の一角である。経産省と東京電力など“甘い汁”は恒常化している。知らないのは国民だけである。

画像は厚生労働省。

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2011/12/17  23:43

「陸山会事件」03  政治
強制起訴された「小沢一郎民主党元代表」の第10回公判が12月16日行われた。“村木事件”でフロッピー改竄をして有罪となった「前田恒彦」受刑者が証人として出廷した。そこで平成21年01月に逮捕された小沢一郎元代表の大久保隆規秘書を取り調べた模様を赤裸々に証言した。冤罪事件のデタラメ検事の云うことだから、と簡単に片づけられない内容を含んでいた。

着任早々事件を担当する木村匡良就任検事から「これは特捜部と小沢一郎の全面戦争だ! 小沢をあげられなければ我々の負けだ」言われたという。

この「陸山会事件」は、東京地検特捜部が平成22年01月、政治資金規正法違反容疑で石川知裕衆議院議員や小沢一郎の秘書である大久保隆規と小沢一郎秘書1人を逮捕したことから始まる。ことの経緯は長くなるので割愛するが、筆者には小沢一郎という政治家が本気で“霞が関改革”を考えているから先手を打って霞が関の守旧勢力が「虚偽記載」という微罪で秘書・元秘書の衆議院議員の捜索・逮捕に踏み切ったのだと思う。あくまで霞が関のいわゆる“公益法人”“二重行政”など税金の無駄遣いを知悉する小沢一郎氏個人への狙い撃ちだった意味合いが濃い。世相も小沢一郎と云えば、田中角栄・金丸信の弟子だったから「お金に汚い」イメージは嫌でも増幅されるに決まっている。

これは以前にも記述したように思うが、筆者は天の邪鬼だからヘンなところに目を付ける。むろん特捜部がリークしたに決まっているが、捜索に入るシーンは鮮明に覚えている。01月でも、そんなに寒くないのに先頭を歩く検事?は派手な茶色のコート、皮手袋に頭髪はリーゼント!だった。何かしら如何にも“正義の味方”を気取ったパフォーマンスのように感じられた。

オウム事件で名を馳せた江川詔子氏によれば「検察庁が証拠を隠したり、調書を作らなかったために、検察審査会に正確な情報が伝わらず正しい議決に結びついていない可能性がある」らしい。何しろ当の「東京地検」が立件を見送った案件である。正義の味方である筈の検察が都合の悪い情報を隠すのは、これは「福島原発の実態」同様恐ろしいことである。証拠改竄までした前田受刑者が「取り調べ可視化」を言っているのだから間違いは無かろう。

ネット検索で調べてみるとホントかウソか定かでないが、「村木厚子事件」の前田恒彦検事も大阪地検特捜部部長・大坪弘道被告も○○学会会員で、宗教法人課税などを言う、民主党・石井一議員を狙い、事件を捏造したと云うブログもある。さらに二人ともとっくに人事異動で居ないが、東京地検の昨年の「佐久間達哉特捜部長」と「大鶴基成次席検事」も○○学会会員だと云う。これはホンマかいな?と思う。“小沢一郎氏強制起訴”は魑魅魍魎かも。ただ佐久間達哉検事が「福島県知事贈収賄事件」「日本長期信用銀行粉飾決算事件」でミスを犯したのは事実らしい。

「陸山会事件」は多分に法務・検察権力の濫用のように思う。小沢一郎氏の“悪人顔”が嫌いは、これは別の問題ではある。ただ西岡武夫参議院議長亡き後は、小沢氏は、森喜朗元首相、羽田孜元首相と共に最古参の国会議員で“霞が関機構”のウラオモテを最も知り尽くしている政治家であることは、誰もが否定できない。邪魔者が動けないうちに財務省は増税まっしぐらである。

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2011/12/13  21:17

哀悼・長谷氏  パソコン
平成16年、筆者がホームページを立ち上げた直後だったと思う。いわゆるネットサーフィンで「短歌」→「コスモス短歌会」→「梧桐学の短歌・ものぐさ」→「少数派・長谷のHP」と辿った。その長谷(ながたに)さんのリンクから現在、HARUKOさん、ヒロチャン、信州のみかんちゃん、関西の上田さんと交友が始まった。殊に「梧桐」さんのHPのアクセスは20万回を超える。

その長谷さんが逝去された。自宅で眠るように逝かれたと云う。昭和58年からの人工透析28年を頑張られた。謹んで哀悼の意を表する次第。長谷さんがどのような仕事をされたのかは知らないが、住んで居られるところは多分、文京区播磨坂だった。播磨坂は桜の名所で毎年、満開の桜を掲示板に投稿頂いた。長谷さんは昭和06年の生まれ、今年03月、満80歳だった。ブラームスなどクラシックを愛し、水彩画を描き、お茶の水・神田神保町などをこよなく愛された。いわゆる軍国少年を余儀なくされた世代である。あの愚かな大日本帝国の戦争の時代、官民挙げて子供にも「お国のため」の教育を施され、敗戦で即さあ民主主義では、長谷氏でなくても戸惑い、怒り、国家を不信に思うのは理の当然である。お兄さんを大日本帝国陸軍・最大の愚かな作戦「インパール作戦」で亡くされている。

車椅子を余儀なくされても運転することを筆者は勧めた。筆者の勤務した会社の社長は大正03年生まれ98歳で存命、95歳まで運転していたからである。無邪気に運転をお勧めしたからか『少数派』なる歌集を頂いてしまった。筆者の所属する短歌会は、創立50年、記念のアンソロジーを発行した。400頁になんなんとする文庫本で11月下旬の発行である。長谷さんは12月初頭亡くなられ、寄贈するにはほんの少し間に合わなかったことになる。

『少数派』より五首抄出して交友の感謝をささげたい。

 華やかさ何ひとつなき生なれど墓標の如き歌集一冊
 反戦の語彙錆び付きて詩となさず地下水脈の暗き透明
 少数派なれば擬態を肯ひて紫陽花いろの雨に濡れゆく
 単純に戦果喜びゐしときは南京大虐殺を知らざりしなり
 六輔も昭如、昭一饒舌に健さんと我、寡黙なりにき


 筆者註・(永)六輔、(野坂)昭如、(小沢)昭一、(高倉)健

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2011/12/8  23:13

真珠湾攻撃70年  昭和史
70年前の今日、大日本帝国は止むにやまれず、日米開戦を決意して、アメリカ“ハワイ真珠湾”を攻撃した。4000人のアメリカ人を殺傷し、昭和20年08月、日本は310万人の二桁多い戦死者を出して敗戦を迎えた。

添付の本は平凡社ライブラリー、文庫本と新書本の中間の大きさで中途半端でもある。23日封切りだというので、映画『山本五十六』を観てみたいものだ。むろん戦争シーンはCG制作だろう。

未だに真珠湾攻撃を、当時のフランクリン・ルーズヴェルト大統領は知っていて、アメリカ国民を炊きつけるために「騙し打ち」を演出したに違いない、との憶測は絶えない。アメリカ国立公文書館は、定期的に過去の秘密文書を公開するが、これは秘密を上回る軍事機密なので永遠に公開されないだろうとも云われている。

ここで詳しい「真珠湾攻撃」の実態は割愛するが、戦後の極東国際軍事裁判で“騙し打ち”では無かったことが証明されているが、あまり知られていない。今朝の産経新聞朝刊(朝刊しかないが)が第31代のハーバート・フーバー(共和党)アメリカ大統領の批判証言を掲載している。昭和23年に発行された『ルーズヴェルトの責任─日米戦争はなぜ始まったか』。著者はコロンビア大学教授、チャールズ・ビーアド。これは当時、アメリカでは発禁本となったと云う。都合悪いことを隠すのはどこの国も同じ。フーバーはルーズヴェルトを「陰謀を図った狂気の男」と評したらしい。

今、確実に言えるのはルーズヴェルトは「日本が先制攻撃を仕掛けて来るのを、それを待っていた」のは、どの学者も作家も指摘するところである。グレイゾーンは「真珠湾」を知っていたか、どうかである。筆者は多分に黒に近い灰色だと思う。明治時代末期「日露戦争」で行司役となり辛うじて日本に軍配を挙げたのが、第26代セオドア・ルーズヴェルトでフランクリン・ルーズヴェルトの従兄である。従兄はこの時から「日本びいき」が「日本脅威論」に変わったらしい。「日露戦争」終結の功績で、この従兄は、アメリカ人として初めて1906年ノーベル平和賞を受賞した。

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2011/12/6  17:26

更新103  パソコン
ここのところ月末の仕事、旧勤務先で世話になった人宅への弔問、文字原稿校正などの理由で「湖東三山の旅」のページの作成が遅くなった。本日「花菜ガーデンブログ」へ11枚の彼岸花を投稿した。すでに700枚を超える。

長年くすぶっていた粗大ゴミ4点を出した。費用は5000円である。草ぼうぼうの庭の剪定は来春、65000円が待っている。特に重いものなど持たなくても背筋痛も起るわけである。ただし自分自身が粗大ゴミと自覚すれば少々の金額も仕方ない。

「湖東三山の旅」のページにも記述したが、クラブツーリズムのベテランの添乗員が臨機応変の対応で、翌日雨の予報に百済寺・金剛輪寺を前日に、西明寺・彦根城を二日目に代えたのが功を奏する。車の渋滞をも避けられ、翌日の西明寺は午前中で山門付近の駐車がOKになった。むろん全寺紅葉は真盛り。二日間で5万円は高いが、キックバックが予想される土産物店立寄りが無かった。だが購買欲旺盛及び金に不自由ない参加者?の為に予定にないドライブインに立ち寄った程。ドライブインも大喜びだった筈。むろんバス一台満席だった。42歳の厄年に複雑骨折した右ひざが原因か、太ももの筋肉が著しく衰えている。湖東三山のそれほどでもない坂道でも息が上がり足も上がらなくなった。パック旅であろうと行くのは今の内かも知れない。

紅葉はピクセルが多くこれで200KBもある。永源寺の境内のショット。借景の前庭を眺めながら含空院の抹茶も堪能した。

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