2013/12/31  21:24

拾圓紙幣  昭和史
司馬遼太郎作品は多分全部が文庫化されていて「記念財団」が管理している。朝日文庫の『街道をゆく』から文春文庫まで10社。『司馬遼太郎対話選集』は10冊、『司馬遼太郎が考えたこと』は新潮文庫で15冊。あらゆる文章を編年体で発行されている。対話選集の山本七平・井上ひさし・大岡昇平の項目は昭和・太平洋戦争に重要で再読・三読している。

『司馬遼太郎が考えたこと』は15冊だが、7巻目が2冊購入していた。だいぶ記憶は衰えているし、ぼけている。昭和関連を再度購入したのも2冊ある。7巻目の146ページに「旅順と日本近代のおろかさ」がある。ここに旧日本紙幣が挟んであった。このページを再読するためか、紙幣を保存したのか確かな記憶がない。発行は平成17年06月。紙幣は「板垣退助」の百円札と添付の拾圓札、肖像は「和気清麻呂」、調べたら平安朝の貴族だった。この紙幣は保存状態が悪い。和気清麻呂の眉を濃くしてあるので価値は無さそう。

自分の方の記憶がいちばん問題だが、司馬遼太郎の文章も、これはかなり雑だ。文庫で6ページ、原稿用紙だと10枚ちょっとか。この文のなかに「という」とのフレーズが20カ所もあった。収穫は日露戦争に於いての「一戸兵衛」の旅団長名があったこと。この陸軍少将を父に持つのが小野寺百合子、その亭主は陸軍少将・小野寺信、ストックホルムから“日米開戦不可ナリ”と発信し、昭和20年には「ヤルタ会談」を察知、「ソ連は必ず攻めてくる」と発信した。むろん大本営から一切無視された。無視した将校は解っている。

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2013/12/30  19:32

ドクター・ハック  昭和史
どうも小生は、他人のブログで主に昭和史の蘊蓄を披露・投稿すると「湘南のウィキペディア」と揶揄される。だが何かしらの史実を記述するとウィキペディアで確認するのは仕方がない。だが確認するまでもなく読書の記憶にあったのが「ドクター・ハック」。ドイツ人のインテリジェンスに携わったフリードリヒ・ハック(1885─1949)である。同じドイツ人でもハックは、コミンテルンのスパイで日本をスターリンに売った“ゾルゲ”とは違う。記憶違いだったのは、第一次大戦、日本・中国の戦い、ドイツ軍に従軍、チンタオで日本軍の捕虜になったこと、後藤新平の秘書だったことが前後していたことだった。

日本語が堪能だったハックは、ソ連の共産主義に日本が浸食されるのを真に憂い、「日独防共協定」を力をだした。昭和20年には、戦後アメリカの国務長官となる「アレン・ダレス」を通じて終戦工作に携わる。アレン・ダレスはアメリカ大統領へ直結していたことが、今では公文書で解っている。この詳細は『幻の終戦工作』(文春新書)「平成17年発行」で読んで頂きたい。

「同姓同名」と記述したら“意味が違う”とのご託宣もあった。即ち「加瀬俊一」の姓名。同表示だが名前の読み方がちがった。平成16年、101歳の天寿を全うしたのが「としかず」氏。筆者が取り上げたのが「しゅんいち」(1897─1956)氏で終戦時のスイス公使。この加瀬氏がハックを通じて終戦工作を画策していたのは事実。

『新潮45・2014、一月号』で紹介されたドクター・ハックは、昭和12年の日独合作映画、「新しき土」に主演している。石井妙子氏の文章は興味深い。次回に補足する。雑誌からのスキャン。右側がフリードリヒ・ハック。

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2013/12/29  20:46

ブルーレイ内蔵  映画TV
12月24日までのテレビ、「シャープアクオス」はまだ壊れてはいない。平成16年、定年退職のとき秋葉原で36万円もした。ケーブルはD端子、音声は赤白2本のコード。今はHDMIの1本のコード。ハイビジョンも今は当たり前。ラックの最上部はチューナーがあって今は空いてしまった。

偏に元日の「伊勢神宮・式年遷宮」をブルーレイディスクで録画したいがためだ。アクオスは今、3万円台だがこれは「ブルーレイ内蔵」で500MB、かなり録画できる。11万円。(アクオスLC32DR9)マシンは画面の裏に在る。悲しいかなスペースの問題があり32型で我慢。TVの下はAVセレクターでアナログ仕様。更に下部にソニーの8ミリビデオデッキ、ビクターのVHSデッキがある。

左側は5台のVTRデッキ、コンパクトになった。時代を感じる。下に行くほどアナログ仕様だからデッキも大きい。下2台はアナログ仕様だから処分する。上から3台は現役。

◇パナソニック DMR−BR590→H22年12月購入 現役
◇ソニー BDZ−SKP75→H23年12月購入 現役
◇シャープDV−ARW12→H18年01月購入 現役
◆パイオニア DVR−77H(アナログ)→H15年08月購入
◆パナソニック NV−DV10000(アナログ)→H10年10月購入

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2013/12/28  19:31

はやぶさ  身辺些事
所属短歌会の創刊(昭和37年)以来のメンバーのKMさんが亡くなったとの知らせがあった。昭和18年生だからまだ70歳。筆者より1歳上。惜しまれるなんてものではない。某大手デパートの背広を裁縫していた。筆者もこの方も学歴は中卒。この方の子息は“工学博士”。

バッグ一つ本数冊持ち住込みし吾を迎へたり南京虫が

筆者のこの「住込工員」の歌をいちばん評価したのは、この人だった。
本来なら編集室担当とは云え筆者も「編集委員」、通夜・葬儀に駆けつけなければならないが、東京・葛飾までは、杖歩行ではままならない。夜間は行けない。何よりその短歌会の文字入力の仕事で物理的に不可能だった。KM氏が筆者の『相生坂』批評、作品批評などが、目の前に達者な鉛筆の原稿があって切ないものだ。諸行無常そのもの。この方は1か月先の原稿も仕上げているらしいので、死して来年1月の文字入力もあるだろう。閑話休題。

レターパックが可能の郵便局支局へ13時集配を見計らい本年最後の投函。土曜日につき空いているので車で12時頃、投函の後、県道を農道へ左折。そこで高性能カメラを構える人々を発見、五分後デジカメを自宅から持って引き返す。媼に訊けば“はやぶさ”が電柱の上にいるとの由。うろ覚えだが「ハヤブサ」は、新幹線の名にあるように時速300キロを飛ぶらしい。食性は動物食で、主にスズメやハト、ムクドリ、ヒヨドリとある。小さな、遅い仲間の鳥を食べる。

開発や採掘による生息地の破壊、農薬による汚染などにより生息数は減少している、とはインターネットでの検索。

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2013/12/27  21:58

最期のテレビ  身辺些事
20・22・24日に短歌会の原稿到着。22日〜27日まで6日間もかかった。この文字入力を始めた頃からすると“メール投稿”の会員も多くなり、高齢者が亡くなる、投稿できなくなることが進み文字入力全体が著しく減少した。したがって普通4日間で済む。だが毎週火曜日は介護ヘルパーを頼んでいる。午前中30分の生活補助。掃除か買い物に限られる。

半身不随などではないから運転はできる。だが朝の車が空いている時間にしている。腰椎の故障で自分の建立!した墓参は本年は皆無だった。12月11日は母の命日。そこで24日、平塚市郊外の墓地へ出かけ、秦野市北部の「ノジマ電気」へテレビを購入しに行った。ブルーレイ内蔵でいささか高価! ただしスペースの問題で32型

この詳細なハイビジョン仕様、寝床で読む藤沢周平、ノンフィクション、雑誌の読書感想は次回、安倍総理の「靖国参拝」「普天間基地問題」「秘密保護法」「日本版NSC」「都知事問題」と“天邪鬼節”の見解!正論?は目白押し。

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2013/12/21  11:19

見えない壁  身辺世相
猪瀬直樹・東京都知事に引導を渡したのは前知事・石原慎太郎衆議院議員、石原氏と猪瀬氏では背の高さ、低さと関係なく貫録が違う。猪瀬氏は、糟糠の妻を07月に脳腫瘍で亡くしている。インテリの妻を持ち、作家出身なのは似ていなくもない。「自由連合」の頃から徳田虎雄氏と交友・援助?がある石原氏は、いわゆる「国家のポリシー」があった。むろん政治家生活が長いから、政治家の“金銭授受”も心得ている。猪瀬氏は自分で云わなくても、その傲岸不遜の態度は、アマチュアであったのは事実。

一律に政治家もメディアも口を噤んでいるのが「徳洲会病院」が東京23区に進出したがっていて、東京電力病院跡地を欲しがっていたこと。猪瀬氏がその職務権限で5000万円を授受したのではないか、の疑惑。東京地検特捜部もいよいよ捜査に着手するらしい。

だが筆者の“天邪鬼” の角がぴくぴくするのは、これは逆ではないかと思う次第。東京電力はフクシマ原発事故の処理もままならないのに反省はしないし電力の発送電分離!も、知らぬふり、電気料金は下がらない。東電の企業年金は毎月40万円+厚生年金20万円。退職金もべらぼうだろう。筆者は、東京電力が横槍を入れる猪瀬直樹を阻止しようとして今回の事件をきっかけに根回ししたように勝手に斟酌する。東電病院の横には慶応病院があるという。「猪瀬がうるさいから何とかしろ」との暗黙の秩序。

むろん猪瀬氏本人が悪いのは当たり前! 東電は政界、官界、学界、メディアにも「天下り先」を用意、「協賛金」は遍く拠出、浸透。過去の援助が、じわり効いているのは、素人でも解る。新宿信濃町にある一等地「東電病院」は、1500坪、東京建物が100億円で落札した。現実の秩序は、無党派層430万票の威光など甚だ幼いことを証明した。「日本医師会」の秩序は猪瀬氏などノーだ。

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2013/12/20  14:50

藤沢周平  読書
時代小説の御三家は、どうしても未だに司馬遼太郎・池波正太郎・藤沢周平。

池波正太郎作品、文庫本は殆ど読んだ気がする。司馬遼太郎は膨大なので「街道を行く」など未読が多い。繰り返し読んだのは「関ヶ原」「城塞」。藤沢周平は、小説は、各社の文庫本で65冊あるらしい。平成16年の定年の頃、あと7冊を残して昭和史・太平洋戦争のあらゆる著作の読破に没頭した。これもほぼ10年で終わりにしようと思うのが最近の心境。

拙文『私解・戦争の昭和史』は、「何故日本人は軍部を支持したのか」「昭和天皇論」を執筆?するのみ。前者の骨子は、当時日本全体は90%が貧民だったことによる。そこでは「昭和恐慌」「政府要人へのテロ・暗殺」に触れないわけにはいかない。

◇藤沢周平・未読作品7冊
白き瓶 文春文庫─歌人・長塚節の生涯
一茶 文春文庫─俳人・小林一茶
回天の門 文春文庫─新撰組・清河八郎の物語
雲奔る・小説・雲井龍雄 文春文庫─幕末志士
逆軍の旗 文春文庫─短編集
市塵 講談社文庫─新井白石の生涯
決闘の辻 講談社文庫─剣客伝

藤沢周平ベスト7を次回記述。むろん名文と評価が高いのは「蝉しぐれ」。これは別格か。今、「白き瓶」「市塵」を併読。

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2013/12/16  18:53

あれから40年  身辺些事
このブログを時々覗いてくれるのが昔の歴史のサークルの仲間、NKさん、ST氏。昔よく都内の史跡めぐりをした。昭和40年代後半のこと。
あれから40年! 最近、小生が腰椎を痛めて会合が途絶えた。

筆者の定年時、st氏から教えられたのが半藤一利氏の「日本史が楽しい」「昭和史が面白い」、ほぼ同時期に所属短歌会の先輩ay氏に教えられたのが保坂正康氏の「昭和史七つの謎」、いいタイミングで爾来、半藤・保阪・秦郁彦氏の昭和・太平洋戦争の文庫本・新書本は殆ど読んだ。いずれも今日「昭和史」のノンフィクションでは第一人者。定年時から「戦争の昭和史」に照準を当てていたので必然でもあったように思う。

半藤氏は文藝春秋の編集長で、夏名漱石の孫が奥さんで「歴史探偵」を自認。それに相応しい。保阪氏は三島事件で「死なう!」の旧仮名が発端、「死なう団事件」を上梓、松本清張に“帯文”を貰った。半藤氏は司馬遼太郎に可愛がられた。

あれから40年! 筆者の仲間も「団塊世代」が多く、高齢者となって「介護保険証」が届いた筈。筆者はもう十分に保険証の御厄介になっている。

あれから40年! 40年前、ハイセイコーなるサラブレッドが走った。もうすぐ「有馬記念」、何度も中山競馬場へ出かけた記憶がある。今、お金は少々?あるが「横浜場外馬券売り場」まで行く、気力・体力がない。馬券購入に行かなければよく的中する。行けば当たらない。因果応報かも!

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2013/12/14  20:17

死に様、生き様  身辺些事
以前から「死に様」なる言葉はあっても“生き様”となると少し変だと思っていた。添付の文庫本に、藤沢周平が「お金を積まれても使いたくない言葉」と言っていたらしい。(P39)添付の本は「NHK時代劇考証資料」からとある。

現代劇で「危険です」と云えば、時代劇では「危のうございます」となる。この本には時代考証の数々が記されている。筆者にも記憶があるが、昭和37年以前は女性サラリーマンは「BG」と云われていた。今はOL・オフィスレディ、BG・ビジネスガールでは、アメリカでは売春婦を意味していたとは気づかなかった。何となく余韻が汚い感じがした。そのうちOLも差別用語になるかも…。

平成18年06月号の月刊・文藝春秋は「10年後の団塊」があって“老々介護”などを的確に予測していたし「新・昭和史7つの謎」もあった。その号の阿川弘之・佐和子の親子、村上龍の鼎談があって後の文化勲章作家が言葉の間違いの数多を指摘していた。そのなかに「生き様」は戦後メディアの造語で良くないと声を荒げていた。「とても」は肯定語ではなく否定する時に使う言葉。むろん「見れる」「出れる」はとんでもないことになる。「とんでもございません」は間違いで「とんでもないことでございます」が正式の言葉。

「生き様」はよくない。生き方来し方と綺麗な言葉を大事にしたいな、と思う。

最近の言葉で使いたくないのは「元気をもらった」。「元気」とは挙げたり貰ったりするものではない。短歌の世界では使えない言葉。筆者の短歌と同じで歌がつまらなくなる。

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2013/12/11  18:06

全体の空気  身辺些事
猪瀬直樹・東京都知事は追い詰められた。もう後は“名誉”の撤退しかないだろう。そこまで猪瀬氏がお金に無頓着で、贈収賄や政治献金に知らないとは思わなかった。5000万円が選挙資金なら本人が、政治資金なら会計責任者が責任を問われる。偏に東京地検特捜部の“胸先三寸”らしい。ここで知事を辞任するなら立件無し。居座るなら調べるよ、との警告がヤフーの検索で判る。

都議会与党も野党も借用書の折り目がないとか、徳洲会の老人ホームの補助金7億円の見返りか、と騒いでいる。でもこれを承認したのは、自民・公明の都議会議員の筈。ひとつ解せないのは徳洲会の徳田氏、元知事・石原慎太郎氏の関係から猪瀬氏を追求しないこと。東京オリンピック予算3500億円の差配は都議会与党のものだよ、との思惑はミエミエ。

昔「撚糸工連事件」「平和相互銀行事件」などで辣腕をふるった田中森一氏は、事件は摘発するものではなく「作るもの」と言っている。本人がそう言っているので間違いない。都政が停滞するもしないのもこの「特捜部」の徳洲会事件次第らしい。その田中氏も暴力団の顧問弁護士で逮捕・収監・仮釈放され今は大人しい。

都知事選には50億円の費用がかかるし、都の職員には一般職で80万円のボーナス、管理職を加えれば100万円を超す。15兆円の借金がある都は、毎日数億円?数十億円の利子が増えて加算される。また都知事選は止せばいいのにと思うが、もう桝添要一や東国原英夫がニンマリして待っている。

『空気と戦争』の名著!がある猪瀬氏は、全体の空気が治まるのを待っている。小生の判断ミスは猪瀬氏が格段に権力欲旺盛だったこと。筆一本で売れた人は周囲に助言者を置かない。やはり裸の王様かも!

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