2014/9/2  21:53

昭和20年9月2日  昭和史
9月2日は69年前、日本が正式に連合国へ降伏した日。太平洋戦争・大東亜戦争が条約上、終結した日である。例年8月15日が「終戦の日」とされているが、昭和史を少しでも繙くとそれは誤りで8月15日は「ポツダム宣言」を受諾した日。日本が敗戦を事実上認めた日で「敗戦の日」でもある。

昭和20年(1945)8月下旬、連合国司令官ダグラス・マッカッサーが厚木に降り立ち、以後は武装解除した日本は従順に敗戦処理に進めた。大日本帝国の降伏文書調印式は9月2日に東京湾に停泊する戦艦「ミズーリ」の甲板上で行われた。この調印式は人口に膾炙するところ。連合国は米英ソ中蘭など。

左縁のシルクハットで燕尾服の人物が全権代表・重光葵外務大臣、上海事変で右足を失い、杖を突いていた。義足で歩行困難だった。前面の軍人は軍部の全権で梅津美治郎参謀総長、最後まで全権を嫌がったことが今では知られる。陸軍大学では東條英機の一期先輩。エリート軍人の典型で、表面に立つことはなく文書・日記も残さなかった。証拠を残さなければ無罪とは限らない。右から3番目のシルクハットの外交官が加瀬俊一(としかず)、平成元年101歳の天寿を全うした。真珠湾攻撃無通告はあくまで現地の大使館に責任を押し付け本省の責任ではないと言い張った。極東国際軍事裁判で“無通告”か遅延か、不問に付された。だが精査すれば外務省本省の官僚的怠慢にある。

敗戦の決断遅延は少しく文章にした。現実より精神論が上回ったことにある。
http://www1.odn.ne.jp/~ceg94520/mumyouan/mumyouS07a.html

本日書店で購入した本は『太平洋戦争を考えるヒント』保阪正康 PHP。以下を同時並行で読んでいる。小生の読書感想論的昭和史探索はまだまだ続く。
◇『昭和天皇「よもの海」の謎』 平山周吉 新潮選書
◇『昭和研究会』 酒井三郎 中公文庫
◇『クラシックホテルが語る昭和史』 山口由美 新潮文庫
◇『英国機密ファイルの昭和天皇』 徳本栄一郎 新潮文庫

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