2014/9/19  22:14

大本営発表  身辺世相
昭和16年、ハワイ真珠湾攻撃の際、高揚した声がラジオから流れた。この頃筆者は、まだこの世に居ないが、今ではユーチューブなどで容易にその放送が見られる。≪臨時ニュースを申し上げます。大本営陸海軍部、12月8日午前6時発表、帝国陸官軍は、本8日未明、西太平洋に於いて、アメリカ・イギリス軍と戦闘状態に入れり≫この甲高い声の持ち主は、はっきりしない。ただ陸軍部の報道班長は大平秀雄という軍人で後の首相・大平正芳の従兄の由。“ジャパネット高田”のCMは甲高い声で思わず購入の意欲が涌く? と言ったら失礼か? 甲高い声が高揚感に作用するだけの話。人の悪口を言うと友人より「月夜の晩だけではない!」と叱責されるのは承知。

前置きが長くなったが朝日新聞の「吉田調書」「吉田証言」の捏造記事には、週刊誌の追求が厳しい。ここぞとばかり毎週、批判記事を掲載、朝日本社は弁明だけで謝罪しないし、一般国民からすれば高級紙として定着!している新聞が「嘘を書くのか」との素朴な疑念もある。だが朝日新聞の虚偽報道は事実だ。原発に対しては基本的に「悪」のレッテルを貼れば、それが物差しになる。因みに原発推進をしたのは読売新聞の社主だった正力松太郎。

「吉田証言」はフィクションの読み物を朝日新聞が「事実」としてノンフィクションにしてしまったのが発端。現代史家の秦郁彦氏が詳細な史料を駆使して「捏造」と遥か前から指摘している。人狩りのように慰安婦にされた朝鮮人慰安婦は、両親からキーセン(公娼)として売られたと証言してもそれを無視。“20万人の性奴隷”とされた女子挺身隊は、軍需工場へ徴用された日本の10代の乙女の話。慰安婦とは無関係だ。単純に日本軍部は「悪」と定義すれば全ては「大本営軍部」の所為になる。「強制」と「強制性」は違う。

大本営発表」とは、太平洋戦争中、軍部が国民に向けた戦況に関する情報。末期には戦況が悪化しているのに優勢であるかのような虚偽の発表をくり返した。転じて、政府や企業などが発表する、自分に都合がよいだけの信用できない情報とされて戦後の日本に流布、許容されている。朝日新聞の記者会見を見たが、まるで自分たちが「大本営」そっくりだったのに気付かないのか、と思う。大手新聞と大本営がよく似ているのが現場最前線。購読拒否が増え謝るのは臨時雇用に近い配達と集金を担当する宅配制度の従業員。昔の軍部を批判するメディアが、最前線へしわ寄せをして意図的に無視、批判する矛先と同じ按配になった。そう遠くないときに朝日新聞は駅売り、コンビニ売りだけになるだろう、が筆者の予測。新聞メディアは淘汰されるだろう。

大本営の虚偽が始まったのは「ミッドウェイ海戦」の敗北から。

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