2015/6/1  20:25

理想論と現実論  身辺世相
毎日のように中国の船が日本の尖閣諸島付近に出没しているが、あまりに頻繁なのでメディアも報道しないし、自民党の実力者さえ3000人も引き連れて中国詣でなら、これでは足許を見られている。中国が、フィリピンやベトナムに近い南沙諸島に軍事基地を造成していても、どこの国も物理的抵抗をしないので、これも足許を見られている。

中国がとてつもない大国なのは解るし軍事強国を目指しているのも解るが、結論として何だかよく解らない。中国のバブル経済がもうじき崩壊だと云われて久しい。日本経済は中国と持ちつ持たれつだから中国経済崩壊は、日本も多大な影響があるらしいが、それはどこの国も同じ。それを見越して中国は太平洋に進出して他国の領土に軍事基地を作っているということになる。フィリピンの同盟国・アメリカも舐められたもの。アメリカは母国である!欧州が大事だから太平洋はおろそかになり、そこまで中国は遠大に計算している。

日本の国会では、責任のない野党が「武力行使」と「武器使用」はどう違うか、などと言っていて長閑なものだ。戦後70年、日本が平和だったのはただ単に米ソ冷戦の賜物、安保騒動から55年、多分あのときも一つのスローガンは“戦争のできる国”ではなかったのか。戦後70年、確かなことは政治は、理想論と精神論に終始!し、経済は現実論と物理論だった。

昭和26年、宰相・吉田茂は、当時日本列島に近いソ連や中国など共産主義国を排して、西側陣営に与して「サンフランシスコ平和条約」を締結したのは正解だった。これは明らかな現実論。その意味で安倍内閣のアメリカに擦り寄る形だが「安保法制」は正しい! 安倍内閣の暗雲は「アベノミクス」が庶民に浸透しないことに尽きる。ここの部分のみ「日本共産党」は、これは正しい。国の防衛、憲法、沖縄問題などは体制批判と理想論だけで、これは正しくない!

北の丸公園の吉田茂像。平成18年撮影。

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