2015/8/31  22:19

親閲式拝受  昭和史
戦前の青年、19歳の手記を読み、文字を起こし(パソコンで文字入力)をしている。中学の級友から譲り受けた『御親閲を拝受して』は、手書きを複写、印刷・製本(B5判)したもので、結論として戦争最前線に赴く前の記録、選ばれた千葉県木更津の一人の青年の昂奮が赤裸々に綴られている。この著者・曽我部孝氏は、大正11年生、昭和19年、22歳で戦死している。名も無い一市民の記録で貴重。生きていれば93歳、ひとかどの人物だった筈。

この親閲式とは昭和16年05月22日のことで正確な記録は、ネットには詳細な記録がない。ただユーチューブにNHKの映像ニュースが残っている。皇居前に於ける昭和天皇の閲兵。以下はその解説の要約。
≪畏くも天皇陛下には、皐月の青葉映える22日午前10時から、宮城二重橋前広場に行幸。青年訓練実施15周年を記念する、青年学校生徒御親閲式に親臨された。内外地18000余校、320万青年学校生徒から選ばれた参列男女代表は34000人。龍顔(りゅうがん)を間近に拝して、一同はただ恐懼、感激。10時5分、男子部隊の分列行進は開始。天光は大内山の緑に映え、銃後(戦争最前線ではないとの意味)青年の溌剌たる行進を展開すれば、陛下には挙手の礼を給い、産業戦線の若き戦士の上に、ありがたき極みだ≫

親閲拝受記念碑」の記事を発見。「広報しばやま」に書かれる二川村とは現在の千葉県山武郡芝山町、成田市に隣接する。役場庁舎脇の一角に「昭和十六年五月二十二日 御親閲拝受記念 二川青年学校」と刻まれた高さ90センチの石碑が建っているとの由。この記念碑に刻まれている昭和16年5月22日、青年訓練実施15周年を記念する青年学校生徒御親閲式が皇居前で行われたとある。前記の曽我部孝氏の手記と一致する。二川青年学校では、校長も御親閲式に参列していて、それを記念して学校の敷地に石碑を建てた。

青年学校とは、殆ど知らなかったと言っていい。今の中学・実業高校の6年と大学1年を合わせたようなもの。当時でも普通の中高と違い既に一次産業に従事している青少年の実業補習の歴史はあったが、昭和10年、教育改革があり「青年学校」ができた。設置は地方自治体、文部省・陸軍省の協力で職業実務と軍事教練が主目的。実業補習乃至軍事教練なら単純に兵士の育成の感じがする。太平洋戦争末期は生産最前線の男性が次々に戦争最前線に送り込まれた現実を想起せざるを得ない。

大日本帝国陸軍研究の第一人者・保阪正康氏が言う“日本列島を兵舎”にした現実は、昭和18年秋の「学徒出陣」にまで至る。これを軍国主義だったからと言うのは容易い。論理の飛躍と言われればそれまで、見て見ぬふりだった新聞メディアの責任は重い。新聞・放送メディアの人間が生命を賭して軍部に抵抗した話はほんのわずかだ。昭和20年08月16日から、さあ民主主義だと簡単に論旨を変えたのも新聞だった。

手記には難字があった。19歳だが当然、全編旧仮名、旧字で句読点も希薄。氏名や地名に慣れるまでは、読解・文字起こしに苦労している。

クリックすると元のサイズで表示します
1

2015/8/29  22:54

片手落ち  読書
つい最近まで百田尚樹の百田は“モモタ”だと思っていた。昭和38年に刺殺されたプロレスラー力道山は百田光浩、古い記憶だ。本年初頭、百田尚樹のベストセラー『永遠の0』を読み終えたと記述した。姉弟の祖父にあたる人物の特攻兵士の謎と実態を明かしていく物語。読書家として名高い今は亡き児玉清が絶賛したからではないだろうが、この本は売れに売れた。映画化もされた。筆者の感想は、これはエンターテインメント、素直に読めばいい。

今月に中旬、月刊誌と共に、5冊の文庫・新書を購入したが、その中の1冊が百田尚樹の「大放言」。これは面白い本だった。一日で一気に読んだ。いちばん面白いのは何と言っても4章の「我が炎上史」、番外編の沖縄の新聞2紙とのやりとり。ここの部分はやはり読ませる。詳しくは本を購入して読むに限るが、「沖縄の二紙はつぶさなあかん」の部分は、本人も言うように前後を省いて、ある部分を針小棒大に発言する所謂リベラル!の手口だと呆れている。その発言は、NHKの経営委員だったから随分叩かれてもいる。NHKは公共放送だから会長の籾井勝人ともに、国会でも取り上げられて問題化した。それは安倍内閣打倒を社是とするメディアの誘導尋問のような気がする。

本人もこの本で言っているが百田尚樹が叩かれるのは、あのタコ入道のような禿げ頭に原因があるのではないか。筆者も十分に禿げ頭なので百田尚樹の味方?である。二つ面白い指摘を紹介する。参議院の質問で舌鋒鋭い?民主党の有田芳生の名はヨシフ・スターリンを文字った!?らしい。ソ連信奉者?は信用できない。「片手落ち」は差別用語ではなく「判断が片方に傾いていること」だとの指摘だった。“言葉狩り”はよくない。

筆者がこのブログで度々指摘することで思わず“膝を打った”のは、「大放言」の帯裏に記述される事項。
◇地方議員はボランティアでやれ
◇原爆慰霊碑の碑文を書き直せ
◇図書館に新刊本を入れるな
◇「少数意見」はどこまでか
◇本当に格差社会なのか


クリックすると元のサイズで表示します
1

2015/8/27  23:37

昭和史事典  昭和史
この1・2箇月、通販 and 神田神保町で入手した本は“ざっと読み”だが全て目を通している。興味ある項目がある本は再読、三読する。筆者の住むところから程近いところにあるのが伊勢原書店、東名高速道を潜り、小田急線を越えたところにある。そこで購入したのが以下の本。「みんなで学ぼう・日本の軍閥」、「十二月八日と八月十五日」と「日本人はなぜ戦争へと向かったのか NHKスペシャル取材班」3冊は文庫で読みやすくおすすめ。

みんなで学ぼう・日本の軍閥 倉山満 四六判 青林堂
著者の専門は憲政史、対談形式で前衆議院女性代議士と陸軍の山縣有朋から海軍の山本五十六まで縦横無尽に斬る。ネットの対談を本にして判り易い。
歴史探偵 昭和史を行く 半藤一利 PHP文庫
歴史探偵を自認する作者、巻末の昭和史の資料を眺めるだけで圧倒される。同じく向島出身の永井荷風には思い入れがある。昭和天皇も評価している。
十二月八日と八月十五日 半藤一利 文春文庫
著者は文藝春秋の編集長。文春文庫から数々の書がある。開戦と終戦とを時系列で取り上げた。作家、歌人、俳人の作品、発言を取り上げて解説。
移民たちの「満洲」 二宮啓紀 平凡社新書
中公文庫と共に近・現代史の数々を取り揃えている。庶民の側から豊富な具体的資料を基に実相に迫る。満洲が植民地だったと断罪するのは容易い。
大放言 百田尚樹 新潮新書
「永遠の0」はベストセラーで映画化もされた。放送作家出身、その発言は朝日新聞等反体制側の格好の攻撃材料となる人物。それほど悪者ではない

NHKスペシャル取材班の4冊は6年程前、放送されていて録画、繰り返し見た。その文庫化の4冊で太平洋戦争の実相が解る。
日本海軍400時間の証言 NHKスペシャル取材班 新潮文庫
海軍に詳しい戸高一成氏が保存していた「海軍反省会」のテープを元にNHKが番組を作成した。笑い声さえある赤裸々な証言は、今では腹も立つ。
 日本人はなぜ戦争へと向かったのか NHKスペシャル取材班 新潮文庫
外交・陸軍編
エリート軍人・エリート外交官が組織と空気で動いた。世界の情勢を知りながら無視せざる得なかったのは日本の悪癖。小学生でも分かる敗戦になった。
メディアと民衆・指導者編
民衆を熱狂に導いたのは新聞メディアの責任が大きい。巻末の半藤一利・松平定知の対談を読むだけでもいい。昭和初期、ラジオの発達も大きな要因。
果てしなき戦線拡大編
番組の制作者が5人の専門家に質問する形で解説「戦線拡大」の経緯を著わす。その分析は番組を観た限りでは的外れではないだろう。

添付は週刊新潮3000号記念、田中角栄、3億円事件、黒澤明、渥美清、昭和天皇、文豪の喫煙、新興宗教、日航機事故、映画、ヒット曲、テレビ番組、ベストセラーなど「黄金の昭和」探訪で“昭和史事典”の趣き。3億事件の主犯は自殺。共犯の不良少年は時効前に逃げ切った。見込み捜査の誤りだった。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2015/8/21  21:59

水分補給禁止  映画TV
松竹映画『日本のいちばん長い日』を観て来た。出来栄えは10点満点で8〜9点か…。主演の役所広司、山崎努、堤真一はまずまず。昭和天皇役の本木雅弘は頑張っているが、天皇の気品を役者に求めてもこれは無理。終戦時の鈴木貫太郎役の山崎努は、長い俳優業、黒澤明監督に鍛えられたからほぼ満点の演技、内閣書記官の迫水久常役の堤真一もいい。阿南惟幾陸軍大臣役の役所広司はいい演技だが、昭和42年・東宝映画の三船敏郎と比較すれば、その存在感では叶わない。鈴木貫太郎役の山崎努は顔までそっくりだ。

実際の阿南惟幾は、数年前に亡くなったが小林桂樹が、その風体は似ていた。原作には登場しない東條英機役の俳優(中嶋しゅう)が、笑ってしまうほどそっくりだった、これは舞台俳優なのか。アングラ俳優・麿赤児かとも思った。

昭和天皇存命中は、天皇中心に映画を作るわけにはいかない。前回反乱軍将校のシーンが多かったが、今回は天皇が心情を言うシーンが多かった。鈴木貫太郎は侍従長を6年、阿南惟幾は侍従武官を4年経験していたから、この三人の関係に重点がおかれた。これは原作には詳しく書かれていない。そこは新たな視点だ。ロケ地は全て関西でいい場所を選んだものだ。単なる娯楽映画ではないので特別許可の地域、建物も少なくなかった。

筆者のようにある程度、昭和史に興味があれば、およその登場人物は理解できる。台詞の上で人物が特定できるように工夫されているが、ここはやはり登場人物の字幕を用意すべきだろう。総理大臣経験者の平沼騏一郎や米内光政ですら忘れられている。字幕は、そこが重要だが、昭和20年08月10日からの時間経過は、音楽と共に重視されていてこれはいい。

『日本のいちばん長い日』の基になる座談会が昭和38年に挙行された。委細は『日本のいちばん長い夏』として新書があり、5年前2010年、NHKのハイビジョン放送でドキュメント映画になった。演じる役者がユニークだったのは先日記述した。

朝、まだ通勤の渋滞がある8時半出発、映画は9時半に始まる。「シネプレックス平塚」は、東海道線に沿う総合施設「オリンピック」のなかにある。入館時に飲み物持ち込みを注意された。同じフロアで売っているものならいいとのお達し、こんな映画を見るのは、ウイークディならおおよそ年金生活者。2時間半、水分を補給しなかったら熱中症になるかもしれない。飛行機搭乗でもないのにペットボトル持ち込み禁止はいかがなものか。シネプレックスは「お客様は神様です!」の精神に徹すべし。反省せられたし。

今月も月末の仕事、文字入力の原稿が到着、5日間ほどブログ休みます。

クリックすると元のサイズで表示します
2

2015/8/20  22:46

昭和史探索  昭和史
昨日は通販で購入した本の“ざっと読み”の経緯を9冊記述した。いずれも大体は読んでいるが寄る年波、重要な部分は@メモする、Aエンピツでチェックを入れる、B付箋を貼るなどしないと多くは忘れる。

 久し振りに神保町に来てみれば日曜日に閉ざす書店の多し

テリトリー東京・神保町で少しく記述したが、昔は推理小説の読み漁りが映画鑑賞と共に余暇の過ごし方だった。つい最近6月初旬、神保町古書街に行った。今は昭和史、太平洋戦争の本の探索。そこで古書3冊を購入。いずれも上製本、いわゆるハードカバーで分厚い本、読み応えがある。筆者の場合は読み終わったら古本屋へという概念が今の処ないので、4Bのエンピツで重要な部分はチェックする。これも時代なのか、日曜日閉店の古書街は寂しい。

実録 満鉄調査部 上・下 草柳大蔵 朝日新聞社 四六判
草柳大蔵は平成14年に亡くなっているが、戦前東大から学徒出陣した経験を持つ。戦後は大宅壮一の助手として師事。週刊新潮の創刊にも寄与。プロ野球監督・野村克也の人生の師匠。著書は多数、死後蔵書の一部は静岡県の図書館に寄贈された。満鉄調査部とは日露戦争後1906年に創設された南満州鉄道株式会社の調査研究機関。元祖シンクタンクで、初代総裁は後藤新平。人材も資金も潤沢、松岡洋右が総裁(昭和13年)の頃は職員2000人、予算は昭和54年当時の換算で38億円だった。草柳がこれを著わした当時でも若者が満鉄とは“どんな鉄”と聞いたとある。後藤新平・山本丈太郎・森格・松岡洋右・吉田茂・岸信介と近代史の人物が満載だ。この本には、多くの付箋が貼ってある。本を所持していた人物の注目点も解って面白い。

在郷軍人会 良兵良民から赤紙・玉砕へ 藤井忠俊 岩波書店 四六判
四六判(A5判より小さめ)350頁だからこれも読み応えがある。しかしまだ正直に詳しく読んでいない。サブタイトルに「良兵良民」とあるがこれだけで少しく抵抗感がある。2800円の本を1500円で購入した。ページを繰ると誰も読んだ形跡がない。学者の“天空のジャッジメント”を感じる。

歌と戦争 みんなが軍歌をうたっていた 櫻本富雄 アテネ書房 A五判
この本は面白い。A5判の三分の一の下段は、軍歌のジャケットと詩が添えられている。ここはざっと眺めた。国民歌謡・作詞家・作曲家と丁寧な記述で軍歌の事典の趣き。著者は文化史が専門。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2015/8/19  23:24

定価1円  身辺些事
先月から今月にかけて雑誌は別して書籍購入は、10冊ほど。相変わらず昭和史関連だった。だが気になる項目以外は、全頁を読んでいない。目次だけは見て注目すべき事項・人物は控えて置く。発行が古く取次店にないようなものは、今では殆ど通販に頼ることになった。新刊本なら2日で届く。これでは書店も叶わない。だが通販では手にして見られないのが難点。添付は「定価1円」だったが、どんなものが届くか判らないので定価350円?送料を入れて600円くらいものを購入した。分厚い文庫だが、定価1円は悲しい。

以下は通販で最近購入したもの。一読の感想。
悲運の大使 野村吉三郎 豊田譲 講談社文庫
野村吉三郎は、昭和初期の海軍軍人、昭和07年「上海事変」で爆弾テロに遭遇、右眼を失明、特命全権大使の重光葵は、左脚を失う。昭和16年、請われて駐米大使。真珠湾攻撃の日まで日米交渉に奔走、戦争回避を模索。開戦通告のゴタゴタがあってアメリカから卑怯な騙し討ちのレッテルを貼られた。「東京裁判」で汚名は晴れた。外務省本流の蚊帳の外に置かれた人だった。
昭和陸軍謀略秘史 岩畔豪雄(いわくろひでお)日本経済新聞出版社
四六版350頁の分厚い本。陸軍中野学校創設者で知られる情報将校だった。昭和37年の専門家のインタビューが基本。本人の校閲無きままに40年死去。
秘録 陸軍中野学校 畠山清行 新潮文庫
昭和46年に著わされた諜報謀略の特殊技術養成機関の実態。49年、残置諜者の小野田寛郎氏発見で注目を浴びた。本土決戦の為の教育機関だった。
故郷はなぜ兵士を殺したか 一ノ瀬俊哉 角川選書
豊富な史料を駆使し兵士の実態を取り上げている。この書では戦死者と故郷に焦点を当てる。若い学者だが戦争最前線の現実を注視する姿勢はいい。
政友会と民政党 井上寿一 中公新書
昭和初期の二大政党の興亡を描く。今で言う自民党・民主党か。汚職が蔓延、暴露合戦を呈して国民に愛想を尽かされ暗殺も起き、軍人の台頭となる。
歴代海軍大将全覧 半藤一利・秦郁彦他 中公新書クラレ
初代から昭和20年までの77人の海軍大将の全覧。77人の経歴、寸評が加えられ、海軍軍人の具体的関わりを知るのに好都合で事典といっていい内容。
日本人の叡智 磯田道史 新潮選書
昭和45年生だが、古文書を読み解く実力の持ち主。豊富な史料を元に関ヶ原の慶長時代から平成までの日本人の叡智を2頁で解説。2文字に象徴する。
外務省革新派 戸部良一 中公新書
共著「失敗の本質」はベストセラー。ここでは極東軍事裁判でA級戦犯になった白鳥敏夫が対象。有能な英語の遣い手が何で独伊の提携に傾いたのか。

クリックすると元のサイズで表示します
0

2015/8/16  22:20

旧盆回顧  身辺些事
昨日の「靖国神社参拝」は17万人を超えたらしい。いかに靖国神社が広大でも炎天下の行列は、これは素直に評価、感動する。筆者は、理数系は苦手だがこれは“反比例”とでも形容するのか。中国・韓国が抗議を発する度に日本国民の関心を呼び、逆に参拝客は増えてゆくような気がする。

総理大臣の「靖国神社参拝」問題は、昭和の時代の終り頃、“旭日旗”をいただく!朝日新聞が、中国へ重ねてご注進に及び、外交問題化した。これは明らかなオウンゴール!この新聞社は「慰安婦問題」でも針小棒大に事実を曲げた。その経緯はここでは割愛。安倍晋三内閣4人の女性閣僚のうち3人までもが、靖国参拝は意味深長、偶然なのかシナリオか? 男性閣僚の参拝はなくだらしがない。

中国政府の「断固たる反対」「強烈な不満表明」は、勇ましい修飾語だ。そんなことを言っているヒマがあれば天津の大爆発を鎮火すべきだ。 軍事的部分を秘匿しているらしく、よく解らない。靖国神社参拝にケチをつけるのは中国・韓国だけ。メディアの扱いが小さいが、北方領土は着々と投資が行われ、北朝鮮も核ミサイルの開発は怠りない。この方が問題だ。この際日本が大陸から離れていたことに素直に感謝すべきだ。それが正しい歴史認識だ。中国・朝鮮半島・ロシアにはつかず離れずは古今、鉄則だ。

例年、08月02日から夏の行事が始まる。「青森ねぶた」がスタート。秋田竿灯、山形花笠踊、仙台七夕は、東北の行事。6・9・12日は、原爆忌・日航機忌、15日は終戦記念日、むろん14〜16日は、日本全国旧盆、帰省ラッシュ・Uターンラッシュも加わる。例年通りこの時期は高校野球が真盛り。今年は「戦後70年総理大臣談話」も発表された。個人的には親族が07日に黄泉の国へ旅立った。行事・プライバシー・メディア探索に猛暑が加わった。

昭和45年〜59年、どこの主催だったか定かでないが神宮外苑広場で「日本の祭」が挙行された。ねぶた、竿灯、花笠踊、徳島の阿波踊、山鹿灯篭祭、等。旧盆に故郷に帰れない人たちへ、故郷の祭りを少しでも味わって貰おうが主な理由。櫓の上の司会は今は亡き坂本九、ジェリー藤尾、和泉雅子など。小生は、ねぶたの跳ね人、阿波踊りがそのお囃子ともに好きだった。前者は“動”後者は“静”のいずれも女性の妖艶さに魅せられた。祭自体が廃止されたのは59年。添付は昭和47年08月19日の阿波踊。

クリックすると元のサイズで表示します
1

2015/8/15  21:00

残暑見舞  身辺些事
 敗戦を終戦と云ひしを諾へざりわが町に忠魂碑はふたつある H24

毎年08月15日の記述では、同じことを書いている気がする。日本の国際的な終戦記念日は昭和20・1945年09月02日。日本の「ポツダム宣言」受諾を察知して旧満州に無通告で攻め込んで無辜の日本人を殺戮したのが共産主義の国・ソ連。スターリンがいかに非情な人物かは、ここでは割愛。

昨日は、安倍晋三総理大臣談話が出た。今日は“終戦記念日”で記念式典があった。いつもの通りだがどんな談話が出ようと出まいとイチャモンをつけて来るのが中国・韓国。だがこれもいつもの通り彼らの国の国内向け姿勢を繰り返し吐露しただけのこと。ここの委細も割愛。安全基準の希薄な韓国ではフェリー沈没、中国は爆発事故で多数の死者が出ている。日本の悪口を言っている場合ではない筈だ。ただ元総理の村山富市、鳩山由紀夫は問題。なぜ日本の国益を考えないのか。鳩山サンは韓国で土下座した。この人は問題児!

 戦争の経緯をことさら単純化すること勿れ平和言ふとき H27
 議員らは迫りくる脅威に見て見ぬふり安全な場所で法律いぢる H27

「日曜赤旗」が最近見出しに多用するのが“戦争法案”、これは嘘っぽい。他国への抑止力になると内閣が何度言っても、法律の小さな部分を指摘して「戦争のできる国・できる内閣」と一本やりだが、安倍政権を追求しないと自分たちの存立が危ういから言っているに過ぎないと思う。重複するが小生が支持する安倍政権は外交問題だけ。アベノミクスなど下々まで浸透していないし、霞が関が差配する財政は破綻状態。ここは民主党・野田政権も同じだった。

このハイテクの時代に“銃剣を担いで武力侵攻”など有り得ない。徴兵制度も有り得ない。サイバー戦争、ミサイルの戦争だ。若人が戦争を知らないまま、戦争志願などしても物理的に雇用など有り得ない。現代の戦争はコンピュータを駆使する。志願しても邪魔なだけだ。徴兵制は先進国では有り得ない。

クリックすると元のサイズで表示します
1

2015/8/13  18:05

陳謝・謝罪  身辺些事
08月07日に親族が死去、高齢化社会に加えてこの猛暑、亡くなる人は多い。通夜・葬儀は11・12日、葬儀は東京・新小岩、火葬は千葉・浦安だった。何と東京ディズニーランドのすぐ横で海辺、近代的な地域で当人は本望かも? 浦安など昭和58年、ディズニーランド開設の前、昭和30年代は、稲作が出来ず蓮田だった。山本周五郎「あおべか物語」の世界、筆者が中学生のころ、浦安から態々自転車で浅蜊、シジミを入れた笊を積んで売りにくる漁民?のオジサンも居て記憶している。“浦安”は貧乏の代名詞だった。閑話休題。

2015年8月11日(火)、以下のメールがあった。
≪湘南の暇人様
日頃より北見和夫を応援していただきありがとうございます。
昨年の8月29日の記事を拝見してご連絡させていただきました。
私は、北見和夫の妹で○○区に在住しております。兄(北見和夫)は、70半ばを過ぎあまり健康ではありませんが時々、一緒に食事をしております。
宜しくお願い致します。≫

昨年8月29日に「北見和夫」という記事を書いた。昭和35年頃から40年ころまである程度売れた演歌歌手の追憶だった。なにしろレコードを鳴らす機器とてない貧乏時代に4枚のドーナッツ盤を購入、廃棄もせず延々50年間以上も保持していた。やはりこれから売れると思う気持ちと、当時親しんだ「浅草」を歌った曲が多かったせいで自分の感性にあったのだろう。

小生のブログに非公開で願いたい、と昨年、匿名の書き込みがあった。北見和夫は自分の父で先日亡くなった、ついては生前の活躍を少しでも知りたいとの由。筆者は何の裏付けもとらずに、これをすっかり信じてしまった。これは真っ赤な嘘だった。お粗末だった。ブログを始めて丁度7年、見事に騙された。人を貶めて悦に入る愉快犯でもない気がする。この記事を配信する前の北見和夫の四文字に反応したのだからこの歌手を知る関係者だったかも知れない。いずれにしても美男・美声の歌手、いろいろ軋轢もあっただろう。

キングレコード歌手・北見和夫の生年月日も本名も判明している。妹さんには陳謝する。何より本人には唯々申し訳ないのひとことだ。本人は元気なのに筆者のブログでは死んだこと!になった。お詫びのしようもない。引退!?して50年経過してもファンがいることで何卒了承されたい。ブログは4回記述した。順に記事を訂正する。ウインドウズ10に買い替えてからウィキペディアへ経歴、ヒット曲をユーチューブに投稿したい。これを約束して勘弁願いたい。

添付はネット上に残る同窓会の画像。ファンなら北見和夫が判る筈。

以下はそのコメント。
≪投稿日:Aug 28 2014 投稿者:sogo
はじめまして。これは公開希望のコメントではありません。勝手ながらお教えいただければ?と思いブログ主様にメール差し上げたかったのですが、止むを得ずコメント欄に書きます。先日なくなった父がキングレコードで北見和夫という名前で若いときに歌手をしていました。しかし生前若い頃の話をしてくれない為、なくなった今ネット等で情報を探していますがまったく見つからないでいるところ、ブログ主様のブログを拝読しました。もしお手数でなければご存知のことお教えいただけると幸いです。父は昭和47年生まれで十代の終わり頃、数年間歌手をしていたと話していましたので、昭和40年ごろだと計算があうなと判断いたしました。よろしくお願いいたします。≫

sogoとは?デパート or 齟齬?
止むを得ないは、なぜ?
昭和47年生は、昭和07年の打ち込みミスでも嘘。じじつは12年。
◇十代の終わりではなく20代の10年間。
◇昭和40年ごろではなく33年〜40年頃。

クリックすると元のサイズで表示します
1

2015/8/7  23:39

因果応報  身辺些事
短歌会の畏友(還暦の女性・短歌は秀逸だが)にブログで悪口!?を言われて仕舞った。すなわち≪マスコミ報道や書物からしか得られない知識で戦争のことを言っている≫と散々である。悔しいことに半分は当たっている。だが少なくとも外国映画を観てポーランドやユーゴの悲惨な戦争の実態を知って驚いているより筆者の方が少しだけマシかも。

≪安部政権は、大きな決断をしようとしている。戦争はするべきではないと思う。≫は、的外れだ。

このハイテクの時代に“銃剣を担いで徴兵制度”とでも思っているのだろうか。長閑なものだ。もうとっくに近代の戦争は始まっている。それを認識するかしないかの差だ。年金のデータ100万人?分が盗まれたのは、中国人民解放軍の仕業だし、無人飛行機、宇宙からの攻撃力を着々と備えて日本・アメリカに楔を打ち込もうとしている。南シナ海では、他国の領土に飛行場など軍事基地を勝手に建設、それも完成間近で来年のアメリカ大統領選で保守派が台頭しないうちにとの計算。それに対抗してはいけないのか。丸腰でいいのか。丸腰とは思考停止とも言う。憲法66条2項、戦争をしたい総理大臣と思えば総選挙で落とせばいい。

短歌・俳句は、ある意味日本の四季・風土を切り取る作業、感性が優れている分、現実の政治環境には無頓着、それが理想論になる。その点、作歌の能力が無いと言えば無いが、筆者は現実を斜めから裏から(茶の湯は表!だったが)見る天邪鬼志向の性分で、ステレオタイプの平和論は苦手だ。「戦争は嫌です!」との「日曜赤旗」の見出しのような平和論は勘弁願いたい。

中学の級友から第一級の昭和史の史料を拝借した。『御親閲を拝受して』は、手書きの手記、最前線に赴く前の記録、四六判(130×188)ノート「昭和弐年の日記」には、戦前の個人の日常が赤裸々に書かれている。筆者には待望の昭和史の史料だ。今年の夏はこれを読み解く。添付は『御親閲を拝受して』の画像。皇居前の天皇の閲兵。

正義感溢れる人達を揶揄していたら因果応報、その報いが来た。身近な人物が本日15時永眠、73歳。猛暑で高齢化社会、死人は多い。通夜は4日後、葬儀は5日後、平塚・新小岩間を当分往復する。ブログは1週間程度休みます。

クリックすると元のサイズで表示します
3


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ