2016/3/18  21:09

老人地獄  身辺世相
いわゆる「従軍慰安婦」報道で敵同士の朝日新聞と文藝春秋。この2社が組んで出版されたのが文春新書の「ルポ 老人地獄」。この本の著者は朝日新聞経済部。ケンカ?しているのは朝日新聞の社会部と月刊・週刊文藝春秋。

朝日新聞にも大いなる派閥があるらしい。慰安婦問題は社会部、多分に正義論が先走った売らんかな!で“でっち上げ”だった。“サンゴ事件”などが富に有名。昔から自民党政権の大嫌いな「政治部」。だが経済部は、きちんと事実を取材しているから有名人の醜聞などでスクープを飛ばす文春も、豊富な取材の新聞社には叶わない。2年ほど前には、認知症の老人が7年を経て群馬県で発見されたとのNHK番組では、大手メディアの取材力には都民は脱帽だった。

この本に書かれているのは事実だろう。殊にいわゆる団塊世代が後期高齢者に達する2025年が大変な事態になるらしい。これは自民党政権でも民主党政権でも避けて通れない。取りあえず読んだのが「第3章 老人ビジネスに群がる社会福祉法人」。自治体職員の天下りの実態が生々しい。予算を食い物にする官僚に、常識は通用しない。霞が関の常識は、末端にも及ぶ。

高齢化社会の暗黒を描いた本を検索したらかなりの数にのぼった。そこでは朝日新書・岩波新書、週刊誌も多数あった。
◇週刊ダイアモンド「老後リスク」◇「在宅介護・自分で選ぶ」岩波新書◇「漂流老人 ホームレス社会」朝日文庫◇週刊東洋経済「介護離職」◇週刊東洋経済「下流老人」◇老人 漂流社会NHK◇「ルポ 介護独身」新潮新書

川崎市の老人ホームで若い介護士が、ベランダから老人3人を落として殺害した事件が記憶に新しい。恐ろしい現実は待ったなしだ。介護士の老人虐待、暴力は、十分に考えられる。家が無い、金が無い、家族が居ない、趣味が無い、且つ認知症なら青テントのホームレスにも成れず、生活保護を狙う輩の餌食になるだけだ。筆者は辛うじてこれに堪えている。

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