2016/7/22  22:49

阿吽の呼吸  身辺世相
大相撲が盛り上がっているらしいが筆者にはまことにつまらない。限られた集団と限られた場所の闘技、いわゆる阿吽の呼吸がある筈だが、三人の横綱がモンゴル人ならこれは通用しない。だがそれ以上に稀勢の里は“蚤の心臓”昔のようにがっぷり組み合っての相撲ではない。立ち合いの一瞬の戸惑いは相撲を見ていれば解る。稀勢の里が横綱になるのは二年ぐらい先の話。

力士の怪我の休場も多く詰まらない。大怪我で引退した貴乃花が早く理事長になることを希望する。15尺の土俵はいいが、土俵の四角の部分を夫々半尺(15センチ)広くし、土俵の高さを15センチ低くすれば、ある程度怪我は防げるのではないか。大相撲も改革する時が来ている。土俵上の女人禁制も古い。優勝旗授与を女性皇族に頼むくらいの改革をすべきだ。

昨日購入したのは以下の本。

昭和48年ころか「日本人とユダヤ人」以来、日本人論が勃興した。最近の興味は、構造的な「近代の日本の格差」、凡人には到底解明できないが、前期の数々の風土的貧困が、その元になっている。首都圏に人口が集中するのは政治の貧困だ。それを強引に改革したから今、田中角栄が評価される。

 格差と序列の日本史 山本博文 新潮新書
 家裁調査官は見た─家族のしがらみ 村尾康広 新潮新書
 大空襲5月29日─第二次大戦と横浜 今井清一 有隣新書

6年程前、このブログで記述したのが『日本残酷物語』。この本は、いわゆる四六判(A5版よりやや小、当時では珍しいビニールカバー)の仕様で初出が昭和34年だから戦後14年目の発行で全5巻、文字通り日本列島隅々まで残酷としか言いようのない暗黒・飢餓・棄民・風土病・災害と散々の内容。

昭和時代の前半は凶作・飢餓の連鎖だった。東北の農村では仕事があればいいほうで、飢餓で堕胎・間引き・子殺しは珍しくなかった。戦前、日本人7000万人の7割が農林漁業の第一次産業。その半分が小作人だった。戦後これを改革したのがGHQのマッカーサーだ。これは第二の“黒船”だった。

この本は、昭和50年ころ購入した。第2版で5刷だから専門家以外にも売れたことになる。今でも、「平凡社ライブラリー」で販売されている。平凡社新書で『日本残酷物語を読む』がある。これは昨年発行された。いわば日本残酷物語の解説で、これはこれで索引の趣で、これだけで貴重。

月末の仕事の原稿が到着しました。しばらくブログ記述は休みます。

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