2016/9/28  23:37

汚名返上・名誉挽回  身辺世相
09月26日、産経新聞に囲み記事だが「マクドナルド・昭子」さんの努力が、載った。当欄では、昨年、初頭「日英和解運動」に取り組んでおられるマクドナルド・昭子さんの記事を書いた。また昨年、今頃、その昭子さんが日本へ訪問されたとき、ご指名で丸ノ内・丸善でお会いした。

何度も記述しているが、マクドナルド・昭子氏は、インパール作戦で辛うじて生き残った兵士を父に持つ。イギリス人と結婚され渡英して、生きた英語を駆使、日本の電気製品を売り込んできた。そこでは学者や外務省の人間が話す優等生の英語は通用しない。日本のパナソニックやシャープの電気製品を売り込むのである。日本語会話が億劫になるほど英会話能力を磨いたらしい。

昭子氏が、イギリスで運命的に知り合った平久保正男氏(商社勤務の後、日英和解運動を精力的にこなされた)は、インパール作戦で陸軍主計中尉だったことだ。平久保氏亡きあと「ビルマ作戦協会」を継いで頑張っている。

インパール作戦とは昭和19・1944年03月から06月、今のミャンマー、ビルマでの戦い。日本軍とイギリス軍が戦った。日本軍兵士は7〜8万人が動員され、6〜7万人が戦死、殆どは戦病死・餓死だった。100人のうち91人が亡くなった。イギリス軍も2万人の戦死者を出した。この戦いでの日本軍の英軍捕虜への扱いが過酷を極めた。今までイギリス軍兵士は、これを恨んでいた。有体に言えば、当時のこの作戦のビルマ方面軍は、自国の兵士にすら物資を供給できないほど困窮していたのが真相。神州不滅・鬼畜米英などは願望であって戦争しても勝てない。敵国の捕虜の扱いがぞんざいなのは物理的にできなかったと認識すべきだ。

平久保正男氏、マクドナルド昭子氏が、やや雑な指摘だが“戦争はお互いさま”と日本軍のしたことを安易な謝罪ではない説得を試み、和解運動をしてこられた。いわゆる自虐的な日本の進歩的文化人・学者に昭子氏の“爪の垢を煎じて”飲んで頂きたい。ロンドン在住でしかも英国籍なのにである。

最近は、進歩的文化人と反体制メディアは、殊に「慰安婦問題」では嘘を着き通して国益を損ねた。週刊誌に“売国奴”と表現されて狼狽えている。彼らの好きだった共産主義国家は、独裁者を産んで、戦前の日本を遙かに上回る自国民を抹殺しているのをどうして断罪しないのか、不思議だ。

個人的見解だが、やはり安っぽい反権力は、戦前の反米・反英に通じる。単純な正義・理想が願望となって精神論となってしまう。理想でなく実態、正義ではなく現実、願望ではなく真実をどうして見ないのだろう。昨今の沖縄の基地問題ほど理想と現実が乖離しているように思うが、筆者の独断と偏見なのか。沖縄の知事は、沖縄国大統領にでもなったような按配だ。

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2016/9/22  23:23

続々・菊村到  身辺些事
アマゾンの古本市場で菊村到の10冊の古書セットを購入した。定価1600円だから1円のバラ売りよりはマシ。

光文社文庫が5冊、他の文庫が5冊。先日は、1冊のノベルス、やはり光文社文庫など6冊。以下の2冊は芥川賞受賞後の新鋭時代のもの。

「新鋭文学叢書 菊村到集」筑摩書房 昭和36年
「硫黄島・ああ江田島」新潮文庫 昭和41年

先日も記述したが菊村は、晩年はかなりエンターテインメントの砕けたものだった。だがいくら砕けても出版社の誤植はいただけない。光文社文庫の「秩父夜祭殺人事件」にはツマラナイ校正ミスがあった。「秩父三十四ヵ所観音霊場」を説明するのに「四国三十三か所観音霊場より一ヶ所多い」とある。

四国ではなくこれは“西国(さいごく)”。昭和61年発行だが、製版の仕様は、当時では新式の写真植字。若い製版担当者に「西国」というフレーズは無かったようだ。そこを直すのがベテラン校正者だが、これも若かったのか。原稿が西国でも、四国と善意で間違えたのだろう。多分重版では直されたと思うが…。鉛の活字の職人が文選をしたらこういう愚かな間違いはしない。

添付は新進作家としての純文学集、四六判。昭和36年発行。
月末の文字入力の原稿が整いました。ブログ記述は暫時休みます。

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2016/9/20  20:43

サユリスト卒業  映画TV
筆者の小学校6年生のときのラジオドラマ「赤胴鈴の助」、昭和37年の「キューポラのある街」以来いわゆる“サユリスト”として吉永小百合ファンだったと自認する。だがこのへんでいささか軌道修正したくなった。広島の原爆詩朗読のパフォーマンスは女優だからいいが、ここへきての政治的発言は、聞いて呆れる。やはり元々はいいところのお嬢様なのだろう。

吉永小百合は、昭和20年02月生、71歳、筆者と同学年だ。見た目は衰えないし、女優として常にトップを走り続けているのは間違いない。先頃の沖縄へ肩入れする発言は、あまりに長閑でうんざりしてしまった。つい最近、文化功労者に選ばれて、いつの日かは「文化勲章」でも受賞するのか。

文化勲章受章者の先輩、森繁久彌、山田五十鈴、森光子、高倉健は、太平洋戦争の直接・間接の経験者だ。だが戦争を語っても、時の政権を批判することはなかった。以下は、ネットで見た記事。信条の吐露だから批判ではないのだろう。

≪女優の吉永小百合さん(71)が、週刊誌「女性自身」で、沖縄県東村高江周辺のヘリパッド建設に住民らが反対していることに触れ「そんなに必要なら海兵隊を東京に持ってきたらどうかと思うくらい、申し訳ない気持ちがある」と心境を吐露した。「新しい戦前」の到来をテーマにした東京大学名誉教授の姜尚中さん(65)との緊急対談で明かした。吉永さんは政府に「言葉では言い表せないほどつらい経験をしてきた沖縄の人たちに、もっと人間らしい対応をしてほしいと思う」と要望。一方で「なかなかそういう思いは、政治に反映されない。どういう形で政治をチェックし、参加していけばいいか思い悩んでしまう」とも述べ、複雑な思いをのぞかせた。姜さんが「今こうして話している間も、高江集落で建設反対の住民に、政府の荒っぽい弾圧がある」と触れたことに応じた。≫

「言葉では言い表せないほどつらい経験をしてきた沖縄」のフレーズは、大いに気になる。沖縄戦は太平洋戦争の悲劇なのは否定すべくもないが、日本全体で230万人の軍人軍属、民間人を加えれば500万人の悲劇がある。悲劇は沖縄と広島・長崎のみではない。南方戦線やフィリピン戦線では記録に残らない数多の悲劇がある。

北朝鮮では、核実験が行われ、拉致被害者は還らず、北方領土も帰らず、中国は新聞記事にならないほどあからさまに沖縄の尖閣領土周辺を、漁船を装った中国船が押しかけている。沖縄のアメリカ海兵隊が抑止力になっているのは、吉永小百合には考慮できないのか、不思議だ。「積極的平和主義」とは武器を持たないことではないと思うのだが。武力の脆弱なチベットやウイグル族がどういう現状なのか、などは彼女には関心外なのだろう。

沖縄の地勢を考えないから現代の尺度で「米軍海兵隊を東京へ」などと感情論を口走る。沖縄はいつまで弱者・差別を言うのだろう。弱者は日本本土にも数えきれないほど居る。弱者は必ずしも正義ではない。正義論・理想論は、現実・真実を遠ざけている。

この女優のファンであるのは、そろそろ卒業にしたい。

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2016/9/19  23:15

百姓の素養  身辺些事
筆者の母方の祖父は、いわゆる入婿。明治時代は、都市部でない限り農業をなりわいとした「村社会」、三代前の実家は、子供が居なかったので分家の長女を養女にした。これが祖母、そこへ祖父が婿に来た。「産めよ増やせよ」の時代だから、小生の母を含めて8人の子を生した。祖父母は、明治から昭和にかけての百姓暮らし。養育も生活もたいへんだっただろう。

孫の筆者の幼少時代、昭和30年代もまだ完璧な専業農業。個人的事情があって、小学6年生の一年間、食えなくて預けられ、この実家で“居候”を余儀なくされた。昭和31年のこと。だから戦後の農業の一環を知悉している。実家の伯父には5人の子が居た。同齢の従兄弟も居た。食卓は壮観だった。10人がテーブルに並んだ。

当時は味噌、醤油、茶は自家製、米・野菜・葉タバコが現金収入だった。むろん水道はなく井戸水の使用だ。牛が飼われ、豚も飼っていた。耕運機・化学肥料が浸透する前の昭和30年代、祖父は急な坂を、肥桶を担いで何度も往復した。肥桶の中身はむろん人糞。それが当たり前だった。

鍛えられた筋肉ゆえか、耳は遠いが祖父は、昭和58年、94歳まで生きた。戦前・戦後を通していわゆる百姓ひとすじだった。祖父は他家の次男か三男だったが、それも当たり前なのか、書道と俳句の素養があった。祖父が優秀なのではなく明治時代の村の基本的な習わしだった気がする。

添付は、昭和41年、祖父が喜寿のときに母が貰い受けたもの。俳句としていいのか悪いのかは知らない。筆遣いはかなり慣れているようだ。

 過去 楽も苦もすぎて戻らず喜寿の春
 現在 身の無事をねがいつつする仕事かな
 未来 何処までも昇りてみたし年の坂

 昭和四十一年秋吉日
  翠峰書

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2016/9/18  22:22

新潮新書  読書
スマホの発達か、ペーパーの本が売れなくなってきているというが、実態は判らない。だから出版社も売れそうな本を売るのに必死。それが文庫と新書。新書形式はB5判の半分の寸詰まり。岩波新書は戦前からあった。昭和30年代、カッパブックス・ノベルスが一世を風靡した。今では殆どの出版社に新書がある。中公新書、平凡社新書には歴史書が多い。

新潮新書は2003年・平成15年発刊だからまだ10年そこそこ。だが『バカの壁』『国家の品格』という大ベストセラーを出した。前著は500万部に近い。

筆者の私は数えたら新潮新書は25冊あった。個人的には以下の3冊がいい。
( )は発行順。

2004年(076)『昭和史発掘・開戦通告はなぜ遅れたか』斎藤充功
2005年(125)『あの戦争は何だったのか』保阪正康
2005年(141)『国家の品格』藤原正彦

面白いのは次の4冊。

2014年(581)『日本の風俗嬢』中村淳彦
2015年(601)『沖縄の不都合な真実』大久保潤・篠原章
2015年(633)『大放言』百田尚樹
2015年(637)『左翼も右翼もウソばかり』古谷経衡

介護と風俗の境目があいまいなど、その実態は目から鱗だ。つまり介護の現場は薄給だということ。介護の女性がいとも簡単に風俗嬢に転進するらしい。

以下の本の内容は、新聞・テレビでは報じられない、新聞の書評でも取り上げられないだろう。週刊新潮の書評では当然、紹介されている。目次を見てからの“ざっと読み”だが、世の理想とは程遠い実態、世の正義とは程遠い悪事、世の精神論は排除、現実が記述されている。

2016年(663)『言ってはいけない・残酷過ぎる真実』橘 玲
2016年(667)『違和感の正体』先崎彰容
2016年(668)『不適切な日本語』梶原しげる
2016年(670)『格差と序列の日本史』山本博文
2016年(676)『家裁調査官はみた・家族のしがらみ』村尾泰弘
2016年(678)『ヤクザになる理由』廣末 登

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2016/9/15  22:56

ちあきなおみ  身辺世相
歌手「ちあきなおみ」が引退状況になって久しい。週刊新潮09月22日号で画像がキャッチされている。神奈川県二宮町に住んでいるとの噂だけでよく知らなかったし、あまり興味もなかった。ただ歌は上手く船村徹作曲のCDは今もよく聴いている。本人のオリジナルは所持していない。

ちあきなおみは昭和22年生だから68歳。亭主の郷瑛治は、1992年に亡くなった。以来、歌手活動は停止した。すでに24年を経過している。

毎週木曜日に必ず週刊新潮を購入する習慣は、40年を越えている。今ではたいてい週刊文春も買う。月刊誌も「文藝春秋」と「新潮45」。このブログの記事も、それらの“受け売り”に過ぎない。

今回の週刊新潮の画像ゲットもいいタイミングだ。望遠レンズでキャッチしているが、別にサングラスや帽子で変装しているわけではないし、少なからず演歌ファンの筆者には、消息が分かっていい。人気歌手だったのでプライベート侵害でもないだろう。24年間、月命日には墓参していると言うから郷瑛治が羨ましい! 郷の兄は宍戸錠、義兄だ。

高畑淳子と息子の高畑祐太の眼付きが悪く、母子でそっくり、なんて記事はツマラナイ。週刊文春の歌舞伎役者・中村橋之助の浮気の記事もツマラナイ。

なお高畑淳子は「あつこ」だった。この女優は興味がない。他のジュンコさんに申し訳なかった。

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2016/9/14  22:59

安藤組  読書
筆者の私は、昭和30年代は10代だったので、それまでのいわゆる安藤組のことは知らない。安藤昇とは、私には映画俳優だった。

その安藤昇は、昨年12月、89歳で亡くなった。だから本年02月の「お別れの会」には映画監督・降旗康男、俳優・梅宮辰夫など錚々たるメンバーが参列した。戦後の愚連隊から発展した渋谷を根城とする安藤組は、当時かなり著名だった。“乗っ取り屋”で有名な横井英樹を襲撃した事件は、当時は、筆者は中学生で何となく知っていた。だがこれも昭和33年のこと。

安藤組のbQの花形敬(はながたけい)は「鼻が高けー」との響きもあって、これも記憶していた。だが素手での喧嘩がめっぽう強くても二人組の武器をもった相手には敵わなかった。花形敬は、昭和38年09月に刺殺された、33歳だった。翌年、東京オリンピックが開催された年、その花形敬に可愛がられた西原健吾が射殺された。31歳だった。西原は國學院大學空手部出身のインテリヤクザだった。

安藤昇と花形敬は、映画になり、本にも著わされて50年前のことなのに、インターネットでは華やかに語られている。ヤクザ抗争の果ての西原健吾の死で安藤組は解散した。花形も西原も喧嘩は強く伝説化している。だが素手で相対し命を落とした。今、生きていれば裏社会でもひとかどの人物として名が通っていたに違いない。

ヤクザでも政治家でも企業でも“出る杭”は打たれる。歴史のある伝統的ヤクザでなかったのが、疎ましく思われたのだろう。警察にも徹底的にマークされた。花形・西原を始末した東声会・錦政会は現存するのだろう。

添付の本(四六判・ソフトカバー)は、先日11日、有楽町の三省堂で購入、一気に読んだ。昭和62年発行の「文春文庫『花形敬とその時代・疵』本田靖春」は、再読する。

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2016/9/10  23:41

秩父札所・散華  観音霊場
解りやすく言えば、ワッペンorラベルのようなものを取得して長い間、台紙に張らないでいた。仏罰か天罰か、ほったらかしにしておいたら目力が衰えて台紙にきちんと貼る自信が無くなった。今夏、拙宅にきた甥・姪に頼んで台紙に曲がりなく貼り付けた。

それは、今から14年前の平成14年、定年前の前の午年に「秩父観音三十四箇所観音霊場」を巡ったときの「散華」のこと。散華(さんげ)とは、華(花)を散布すること、とある。台紙は時計回りに右から下へ右側を上へ行って又、下る。これを額に納めることは前から考えていた。

秩父札所の“御開帳”は、12年に一度の午年に挙行される。馬は、本尊・観音菩薩の眷属(家来?)だからである。以下は、秩父札所のHPより。

1観音様の扉を開けます。
2観音様の手に紐をつなぎます。
3紐を五色の布に結びます。
4本尊前に、祈願塔を立てます。
5祈願塔に、観音様の手とつながったお手綱を結びます。
6お手綱と手をつなぐことで、観音様との縁がつながるのです。

秩父三十四箇所は、西国三十三箇所所、坂東三十三箇所と併せて日本百観音といい、34番・水潜寺で結願したら、長野の善光寺にお礼参りが慣例。坂東と秩父は、町の中心地にある額縁屋さんで豪華な?掛軸も完成していた。その額縁屋さんはすでに廃業していた。市内にはまだ額縁・絵画材料店はある。添付の額縁はすぐに設えたもの。税込み7000円也。

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2016/9/9  23:17

続・菊村到  日本史
芥川賞作家で、晩年はエンターテインメントに終始したが、菊村到という作家は神奈川県平塚出身。最近まで関心は無かったが、新潮文庫『昭和ミステリー大全集・ハードボイルド篇』の「獣にふりかかる雨」は秀作で注目した。だがすでに平成11・1999年、73歳で亡くなっている。カッパノベルスのアンソロジーで散見できるが、書店では売っていない菊村到の著書をアマゾンのインターネットで10冊購入した。文庫・新書の古書を注文すると二日で届くのは有り難く既存の書店では完全に脅威だ。

注文の半数は、定価1円、つまり送料257円で計258円。作家が亡くなれば松本清張や司馬遼太郎など一部を除き、大方は忘れられてゆく。多作で知られた梶山季之・西村寿行・笹沢佐保・黒岩重吾など最早、一顧だにされないし、全集も編まれていない。

前回も記述したが菊村到は、昭和32年、「硫黄島」で芥川賞を受賞した。海軍出身だから初期は戦記物が多かった。「紅の翼」は石原裕次郎主演で映画化されている。戦後直ぐには読売新聞の記者だった。本名、戸川雄次郎、兄は政治評論家・戸川猪佐武、父は平塚市長だった戸川貞雄。

添付の本は新書で完璧にハードボイルドのエンターテインメント。昭和53年の作品で何と8ポイントの二段組み、鉛の活字で24字×21行×2段。拳銃所持の私立探偵が主人公でどういうストーリーなのか、ざっと読んでみる。

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2016/9/5  23:24

没後20年  映画TV
何度かこのブログで記述しているのが、山田洋次監督・渥美清主演の「男はつらいよ」シリーズ。渥美清が68歳で死んだのが20年前だった。リオデジャネイロオリンピックの日本人の大活躍で、この映画にピリオドが打たれた20年前はあまり回顧されなかった。

10年前に、NHKBSで48作品全部が放送された。山本晋也・小野文恵の対談、立川志らくのナレーションがよく全部録画したが、今、見ると画質はよくない。48作品DVDを精査するのが面倒で処分。デジタルリマスター仕様を5作品、わざわざ購入した。27松坂慶子、32竹下景子、34大原麗子、36栗原小巻、48浅丘ルリ子。

このシリーズだけは見ないという昔の同僚もいたが、落語的面白さは否定すべくもない。シリーズ開始が昭和44年、世相がよく描かれていて今では貴重。吉永小百合でさえ“ミニスカート”の全盛。SL・蒸気機関車もふんだんに撮り込まれて映像的に貴重と思う。

この夏はNHKBSで15「寅次郎相合傘」、17「寅次郎夕焼け小焼け」が放送された。筆者の好きな順番は、以下の通り。

1982・S57 29「寅次郎あじさいの恋」いしだあゆみ・片岡仁左衛門
1987・S62 38「知床慕情」竹下景子・三船敏郎
1981・S56 27「浪速の恋の寅次郎」松坂慶子・芦屋雁之助
1976・S51 17「寅次郎夕焼け小焼け」太地喜和子・宇野重吉
1972・S47 10「寅次郎夢枕」八千草薫・田中絹代

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