2016/12/7  18:46

ボブ・ディラン  身辺世相
アメリカの歌手、ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞。よく分からないがストックホルムでの授賞式には出ないらしい。ノーベル文学賞を貰いたい?のに貰えない日本の作家もいるように思う。

更に分からないのが歌手だろうと思うが、その詩的表現が評価されたらしい。クリニックから貰ってきたNewsweek・10・25の記事によれば、他人に素顔をさらすことを徹底的に嫌っているという。だから伝説的な歌手なのか。

筆者が知るのは昭和48年のフォーク歌手・ガロの「学生街の喫茶店」。

君とよくこの店に来たものさ わけもなくお茶を飲み 話したよ
学生でにぎやかなこの店の 片隅で聴いていた ボブ・ディラン
あの時の歌は聴こえない 人の姿も変ったよ 時は流れた

ディランは知らないが、「ガロ」は少しく知っている。このブログでも2度記述した。ここでは、その再・再録。

昭和40・50年代は、コンビニなどまだなく「大衆食堂」が主流。深川門前仲町交差点から一本南側の路地の角に小さな食堂があった。老夫婦(当時の筆者から見て)二人で営んでいて8人も座れば満員の「みやこ食堂」だった。食堂の壁にフォークグループ「ガロ」の宣伝ポスターが貼ってあった。食堂の親父に訊くと息子がガロのメンバーだという。トミーこと日高富明だった。

ガロは三人グループ。全員がギターとボーカルを担当。当初はロックバンドだった。すぎやまこういち作曲の『学生街の喫茶店』の大ヒット、48年、NHK紅白歌合戦にも出場。グループ解散後、トミーこと日高は、昭和61年09月、中央区新川のビルから転落死する、当時36歳。事故死か自殺かは不明。ワイドショーの事故報道で、火葬場に向かう車に乗り込む老夫婦の姿があった。親父は「息子はあの世でもギターを奏でているでしょう」と淋しく笑っていた。どういう事情にせよ両親より先に死ぬのはよくない。数年前、門前仲町を訪れたら、もう「みやこ食堂」は無かった。

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