2017/1/31  23:22

歴史的事実  日本史
昔から日本史探訪が趣味と自認して、確かにNHKで放送していた『日本史探訪』などの書籍は全巻があるが、それはそれだけのこと。昭和45年〜48年の頃の刊行で、ここに出演することが当時の作家のステータスだった。

日本史探訪が趣味なら圧倒的に戦国時代と幕末時代に人気があるに違いない。人物、時代、文化芸術と細分化できるし、個人的には更に史跡探訪、美術鑑賞、時代小説の読書と範囲は広がる。筆者の場合、鎌倉散歩とカメラ好きが実際のところ。定年以後に軸足を置いた太平洋戦争・近代現代史・昭和史の研究?探索!などは日本史好きとしては、多分邪道だろう。今では奈良時代、鎌倉時代、江戸時代の夫々の項目など為政者や天皇などは殆どうろ覚えだから添付のようなコンパクトな指南書や事典のお世話になる。

平成20年の開設以来のブログの記事は当初は、旅の報告、日常の些細な報告、小生にしては反響が大きかったのは「活版印刷」の話だった。政治の悪口が多くなったのは民主党政権が誕生したころ。

中国や韓国の悪口?を記事にするようになったのは第二次安倍晋三政権発足以後のことだ。したがって中国や朝鮮半島は「安倍外交」が気に入らないから日本攻撃となり、嫌中・嫌韓の雑誌が圧倒的に売れるようになり、筆者もその読者になったのが正解。

だが指南書の読解の後、「目から鱗」の事実も多い。朝鮮人に暗殺された初代首相のの伊藤博文など「韓国併合」における日本の植民地政策の“悪”の権化のような今の認識が全くウソであることが判る。伊藤は韓国の植民地化などは当初から反対でむしろ朝鮮半島の近代化のために積極的に努力した。これをよく知らない朝鮮人が伊藤を暗殺した。慌てたのは当時の韓国政府で日本政府とともに日本の朝鮮併合政策でロシアの南下に対抗したのが真相。

こうした歴史的事実は、事大主義の朝鮮半島では通用しない。近代化が遅れたのは、自己責任と思わず、とにかく日本は悪者でないと収まらないらしい。こういう国は、無視して日本は、東南アジアに軸足を移すべき。

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2017/1/30  22:58

対馬の仏像  身辺世相
法治国家だが、隣国・韓国では、対日本との関係では、国民感情優先、実際には無いのに、本当にあるような国民情緒法を以てして判決が下される。

2012年、長崎県対馬市の寺から韓国人の窃盗団によって韓国に持ち込まれた県指定の文化財・観世音菩薩坐像が「日本に返還する必要無し」の判決には正直驚いた。所有権を主張する韓国中部の浮石寺の「像の引き渡し」要求を、韓国の地方裁判所が、寺の請求を認める判決だった。何と14世紀に倭寇(日本の海賊?)に略奪されたものだとの認定で、だから返還する必要は無いとの判決、これにはびっくり。この論理だと朝鮮半島経由で日本に渡った数多の国宝・重要文化財はすべて盗品になるだろう。

四年前に自分たちが選んだ大統領は、職務を停止されている。実質的な建国の父・朴正煕の娘だとしても容赦無い。昭和23年・1948年の建国以来この国の大統領は悲惨な末路を辿っている。死刑の判決が下っても、何れ恩赦があって後に大統領になった金大中も居た。慰安婦問題など解決済みなのに過去二度も覆され、三度目も日本の血税10億円が毟り取られた。日本の大使館前の慰安婦像も撤去されない。

韓国のGDPの80%は、10大財閥の輸出を中心にしたものだと言うから、この財閥に就職しない限りは、韓国国民は「いい暮らし」は出来ない。そういう日本も大いなる賃金格差は厳然として存在するが、この国ほどではない。その韓国より更に悲惨なのが北朝鮮らしい。

トランプ政権の国防長官が日本より先に韓国を訪問するだけで、韓国は日本に優越を感じるというから悲しい現実だ。アメリカは韓国が目的ではなく、北朝鮮の先にある中国・ロシアを見据えるTHAAD(高感度迎撃ミサイルシステム)設置が目的なのは、素人でも判る。

韓国最大の財閥・サムスン電子は、液晶TV、スマホなど殆どが日本の部品を調達して安価な労賃で組み立てて巨大企業になった。それも今や青息吐息だ。アメリカとメキシコのように日本と韓国は国境を接していない。韓国では、島国であることだけで日本は、軽蔑の対象らしいが、その感覚が日本には判らない。自壊が進む朝鮮半島には見て見ぬふりがいい。

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2017/1/25  22:28

戦争の発明  身辺世相
昨日、ブログ記述は暫時、休憩と書いたが、今日の朝刊は賑やかだったので、追加の記述。大相撲の日本人横綱・稀勢の里誕生でNHKを初め、大騒ぎだ。暇人ゆえの指摘は、TV番組の案内欄での「稀勢の里」の文字。何と21か所あった。世間一般に甚だ無頓着なあのTV東京の案内でも一ヶ所あった。昔の活版印刷だったら“稀・勢・里”と活字を大量に鋳込むことになる。コンピュータの製版なら「コピペ」で楽だ。

産経新聞しか日刊新聞は読まないが、稀勢の里に浮かれてばかりではいけない記事が一面・二面を飾っていた。

アメリカ、TPPから永久離脱
アメリカのメディアと同様、トランプ大統領を日本のメディアも「悪者」と決めつけているように思う。自分を当選させた白人中間層に報い「アメリカ第一」を言うトランプを単純に非難できない筈だ。メキシコからの密入国は、恒常化、今でも堂々と行われているらしい。島国日本は傍観者だ。

アパホテル、中国利用ボイコット
アパホテルグループが中国人の予約を拒否したことは無いらしいが、中国に都合の悪い記述のある書籍があっただけで問題となるのはかなり意図的。中国本土では反日の施設はヤマほどあるのにプロパガンダの盛んな国だ。モラルの無い中国人は来なくていいと思っている日本人は多い筈。

防衛省通信衛星「きらめき2号」打ち上げ成功
安倍政権や自衛隊の嫌いなメディアでは、扱いが小さい記事だと思う。だがこれからの情報取得・外交には欠かせない宇宙空間の話。防衛に関する指揮・命令・情報に必要なのは、独裁国家に囲まれていることでも判る筈。宇宙空間での戦争は、もうとっくに開始されている。日本列島では見えないだけの話。

今上天皇、譲位議論
これこそ喫緊の問題だろう。天皇は83歳だ、仕事が多すぎるのは誰でも判る。メディアは報じないし、宮内庁も情報を秘匿するが、一般市民では想像もできないが83歳の人間が、宮中祭祀をその行事ごとに励行すること。体力的にはかなりきついは実感できる。のんびりと皇室典範を弄っている場合ではない。天皇の退位・即位を自由にはできない。

沖縄副知事、口利き疑惑
県民所得が毎年、最下位で予算獲得の口実となっているのが、そろそろバレて来た沖縄。根本的な沖縄防衛をどう考えているのか。普天間飛行場も辺野古移設もだめなら在日米軍も要らないということか。中国のみが喜んでいる。

文部科学省人事課天下り問題
こんなことは、氷山の一角だろう。公務員天国を内部告発すると、そこでは生きて行かれない。天下りを声高に叫んだ渡辺嘉美など見る影もない。

1945年以来、戦争のなかった国は、日本ぐらいものだろう。それも国の防衛はアメリカ任せで、「核の傘の下」でぬくぬくしていただけの話。トランプ政権の誕生で、防衛予算が大幅に増えるのは、いいことではないが、それが現実だろう。綺麗ごとばかり言っていれば東シナ海も何れ中国のもの。トランプ政権が中国に厳しいことが日本にとっての救い。

このインターネット、カーナビ、古くは鉄道、車、飛行機、人工衛星、腕時計、保存食、ペニシリンもみな戦争から生れ出たもの。戦争に勝つために、人間が作り出したもので、安易に非難しても現実的ではない。

来週までブログ記述はお休みします。

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2017/1/24  23:11

太巻・恵方巻  身辺世相
このブログは、スマホで見る場合は、Yahoo検索、「湘南の暇人」にアクセス、尚「設定」ボタンから「PCサイトを見る」にアクセスすると、「湘南の暇人ブログ」からコメント・拍手ができます。

あまり記憶にないが、数年前からコンビニで節分の季節にお目にかかるのが恵方巻き。以下は、ウェブの「日本大百科全書(ニッポニカ)の解説を引用。

≪その年の吉をもたらす方角(恵方)に向かい、黙って願い事をしながら一本を丸かじりする。巻ずしを切らずに丸ごと食べるのは、縁をきらないという縁起をかついだもの、1970年代なかばに大阪海苔問屋協同組合が寿司関係の団体と連携し、節分と関連づけて恵方巻きの販売促進活動を行ったことが普及のきっかけ。昭和52年ごろから関西圏を中心に広まった。平成02(1990)年頃からコンビニやスーパーなどで、節分の行事食として販売する動きが徐々に広がり、新しい年中行事の一つとして全国的に認知されるようになった。≫

商魂逞しい関西が起源のように思うが、そうでもない。筆者の生まれた集落では、毎年04月08日の“祭”のときには、この太巻きが馳走だった。これを作るのが、各家の主婦の仕事だった。巻き簾に海苔を敷き、酢飯を載せかんぴょう、卵焼きなどの具を入れて巻いた。これは筆者の特別の記憶ではない。普通のかんぴょう巻きやカッパ巻きの少し太いもので、これを売り物にしている寿司屋も存在した。つまり子供には祭りの馳走の一部だった。むろん大人には熱燗が付く。

いつも行く関西系コンビニで、顔なじみの若い女性店長に促されてホイホイと予約した。長さは解らないが三本で1080円だから予約がいいのか。関東ではこの巻き寿司を“丸かじり”するようなハシタナイことはしない。きちんと輪切りにして上品に頂く。だいいち丸かじりでは具が何だか判らない。

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2017/1/23  23:05

百田尚樹  読書
二年前、百田尚樹の「大放言」の読後感を記述した。これは面白い本で、一日で一気に読んだ。その頃は、百田尚樹はNHKの経営委員だったから言葉の揚げ足取り、言葉のつまみ食いでいわゆるリベラルを自認する朝日新聞、政界では民主党に大いに叩かれた。慰安婦問題では、誘導尋問に引っかかった籾井勝人NHK会長、大阪市長の橋下徹も同様だった。この慰安婦問題などでは今日の女性の人権意識を尺度にして責められたから、近代・現代史の事実を正直に言えば言うほど通用しない有様だった。

先頃これも一気に読んだのが添付の本。百田氏の書いた『カエルの楽園』は、寓話小説で、日本人をアマガエルに見立て、中国を模したウシガエルに食い殺される物語。憲法9条の信仰、アメリカ軍の撤退、朝日新聞とおぼしき国益に反するメディアも登場する。因みに模した名は以下の通り。

 ナパージュ=日本、デイブレイク=朝日新聞
 スチームボード=アメリカ、ウシガエル=中国

百田尚樹は『永遠のゼロ』がベストセラーになり、映画にもテレビ番組にもなった。特攻隊の話だった。百田は背が高く、眉が濃く、タコ入道のようなツルツルのヘアスタイルでしかも歯に衣を着せぬ論調だから、朝日新聞、毎日新聞、沖縄の新聞にはとにかく嫌われている。

百田の対談相手は石平(せきへい)氏。中国「天安門事件」で民主化運動に携わった人物で、現代中国をよく知る拓殖大学客員教授で日本に帰化している。ここでは中国がなぜ日本侵略を企むのかと説得力ある現実が語られる。現在の中国は、国土の70%が、空気・大地・水資源が汚染され、人間が住めなくなるほどの現状、チベット・ウイグルなどの地域は、漢民族によって悲惨な状況になっていることが、北京大学出身の教授によって赤裸々に告白された。これが嘘でないことは、中国支配層の子弟の多くが、アメリカ・カナダ・オーストラリアで市民権を取得するのに躍起となっていることで解る。日本の北海道の豊かな水資源のある地域が買い占められているから恐ろしい。

二人の対談では、一党独裁の中国・ロシア・北朝鮮の恐ろしさが解る。これらに味方する日本のメディアの勢力が跋扈するのだから『カエルの楽園』は、的を射ている。ただしこの寓話は、日本の新聞メディア、放送メディアには一切無視されているらしい。

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2017/1/20  22:50

わるいやつら  政治
降って沸いたかのような国家公務員の「天下り問題」、初めてその名を聞くのが「再就職等監視委員会」。文部科学省の高等教育局長だった人物が、まだ2年を経過していないのに、大学を所管する部署だったのに、早稲田大学教授に収まっていたらしい。その名は、吉田大輔

離職の2年間については、その離職前の5年間在職していた部署と関連する営利企業へは原則禁止とある。だがこの原則も怪しい。

法律を作り、それを施行し、守るのが公務員の仕事。その立場をフルに活かして、有名私立大学の教授になっていたのでは、韓国人的・庶民感覚では“辞めさせろ、辞めさせろ”とプラカードを持ってデモなどしたいくらいだ。だがそれを察知していたのか、当の教授もあっさりを辞任した、序に旗色を意識したのか、事務方トップの前川喜平事務次官が辞任した。わるいやつらだ。

5年前まだ民主党政権のとき、霞ヶ関を批判する記述をした。それは消費税を言い出した野田佳彦内閣のときだった。その前には小沢一郎氏が何れ総理大臣になるかも知れないときに、突然、疑惑が浮上したタイミングの時も“何だか変だ”と記述した。高級官僚数千人が取り仕切る霞ヶ関官庁街を敵に回すことがどんな末路になるか、今では「場末のバーのマダム」然としている小沢一郎氏が物語っている。

≪他国の債権を270兆円保持し、1兆ドルの外貨準備高があるなどとは決して言わない。つまりは財務省主導の内閣であることがミエミエである。野田佳彦は衆議院議員当選5回の政治家である。つい数年前までJR船橋駅・津田沼駅頭で「霞ヶ関」はシロアリの巣窟であると声高に叫んでいた。今はそのシロアリにしっかりと食い散らかされて恥を恥とも思わない。≫

≪官僚OBが天下った独立行政法人や公益法人の数は、約4500にも上る。そこに約2万5000人もの天下り官僚が巣を造り、年間約12兆1000億円もの国家予算に群がってきた。この霞ヶ関の腐敗構造に小沢一郎はメスを入れようとしている。つまり予算の組み替えが本気らしい。霞ヶ関中央省庁は、法務局外局の検察人事にまで手を突っ込まれたら叶わない。だからこそ「東京地方検察庁」が何とか重箱の隅をつつき逮捕しようと考えているのだと思う。≫

文部科学省が突然、やり玉に挙がったが、税金の徴税権と国家予算の裁量権を握る財務省は、霞ヶ関の主役。ここに楯突くと総理大臣とて無事ではない。東大法学部卒、国家公務員上級職、司法試験合格の“霞ヶ関三冠王”のキャリア官僚が日本国家中枢部を握っているのを再三指摘した(週刊誌・月刊誌の受け売りだが)。選挙に落ちればタダの人の政治家には、法律の知識を求めるのは無理だ。彼らが税金と予算の主役で、官邸は悪く言えば操り人形だ。財務省の天下りなどはもっと巧妙だ。政府系金融機関などには、元財務相官僚が跋扈しているのがその証拠。

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2017/1/18  22:36

哀悼 神山繁  映画TV
80代後半だが、まだまだ元気だと思っていた俳優・神山繁が亡くなった。昭和04年・1929生、16日で88歳の米寿だった。昭和の時代、親しんだ立原正秋(昭和55年没)のエッセイなどにも散見できるからこの俳優は、40代の頃から陶器にも造詣が深かったものと思われる。むろん当時は、「ザ・ガードマン」以降の演技で著名な俳優、且つ多くの映画でも存在感ある売れっ子だった。主演は無いが、ちょい役の俳優でもなかった。

遺作の『アウトレイジビヨンド』でもヤクザの大物を演じた。現代劇でも時代劇でも、高級官僚でも悪役でも、常に存在感のある俳優だった。ウイスキーのCMにも長く出演していたらしいがこれは、あまり記憶にない。

昨年05月、昭和の映画回顧で“個性派俳優”8人をこのブログに記述した。当時の映画少年だった筆者には、思い入れのある個性派俳優が多かった。三船敏郎や鶴田浩二などの主演俳優ではなく、脇を固める、どちらかと云えば主人公に始末される・殺される俳優の、もしかして主演を食う存在感のある悪役俳優に焦点が行った。以下の8人だが二人追加して10人にする。何れも物故者だから神山繁も追加する。筆者の友人の希望もあったが例えば「天知茂」などは単なる悪役ではないから省く。黒澤明映画の常連だった志村喬や宮口精二などは、この範疇に入らない。

1小池朝雄、2成田三樹夫、3佐藤慶、4山形勲、5天本英世、6潮健児、7伊藤雄之助、8沼田曜一。

神山繁は、俳優になる前はGHQの通訳だったこともあり、英会話に堪能。昭和一桁生でも身長175pで大いに存在感があった。テレビの遺作は2014年のNHK朝ドラマ「マッサン」。故人の遺志は「葬式無用、戒名不要」で葬儀・告別式は行われなかった。このへんは戦後の影の実力者・白洲次郎の影響かも知れない。映画の代表作は以下の作品。

岡本喜八監督「日本のいちばん長い日」(1967)
山本薩夫監督「華麗なる一族」(1974)
アメリカ映画「ブラック・レイン」(1989)

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2017/1/16  20:15

昭和のことば  読書
同じ題名の本が2冊あったので、又、同じ本を買ってしまったのか、一瞬戸惑ったが違っていた。単行本が新書になったり更には文庫本にもなる。

『昭和のことば』永沢道雄・刀祢館正久・雑喉潤 朝日ソノラマ 昭和63年
『昭和のことば』鴨下信一 文春新書 平成28年

前記の本は、昨年11月の神田古本市で求めたもので四六判。発行は昭和63年09月、昭和天皇が下血と輸血を繰り返していた頃だから、もう昭和も終り!と手早く出版に及んだのか。常日頃、皇室は疎んじているが、売れればいいというわけで出版元が朝日新聞ではないところがミソ。内容は三人の朝日新聞の解説委員の著述。昭和の事件の説明に過ぎないが、これはこれで事件・戦争の解説になっている。だから昭和の世相を知る上で結構役立つ。しかし沖縄問題などページを割いているが、いわゆる革新側の引き起こした戦後の安保騒動などは扱いが小さい。それも時の総理・岸信介が悪いと説明している。

後記の新書は読み手がある。鴨下はTBSで「ふぞろいの林檎たち」「東芝日曜劇場」など高視聴率の番組を多く制作した。民放の時代劇では傑作だった「関ケ原」をも演出していた。この著者は博覧強記だ。言葉としての「昭和」から始まって、昭和らしい言葉の羅列とその解説・解釈。おそらくドラマ作りの現場から掬い取られたのだろう。以下の項目は、その傑作の一部。

1土下座、2邦題、3背、4「有楽町で逢いましょう」、5「嫌や〜ん馬鹿」、6「ぎんぎんぎらぎら」、7カタカナの「ヱ」。

3章の「背」は蘊蓄に富み、含蓄がある。「背」を象徴することとして母親が子供おぶわなくなったことを指摘する。啄木の有名な歌の「たはむれに母を背負ひて/そのあまり軽きに泣きて/三歩あゆまず」を紹介する。親を背負うなど今は皆無だ。車椅子があり介護ベッドがある。当時の高倉健の任侠映画を紹介、「背で吠えている唐獅子牡丹」、橋本治のコピー(七五調で見事)「とめてくれるな/おっかさん/背中のいちょうが/泣いている」の紹介、「親亀の背中に子亀を乗せてそのまた背中に子亀を乗せて─」と面白い記述だった。

この著者には他にも優れた芸能関連、文学関連の本があるらしいが、この「昭和のことば」はドラマ制作で培った読ませる昭和の言葉だ。

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2017/1/14  19:09

どんど焼き  身辺世相
幼い頃から「どんど焼き」には親しみがある。これで焼いた団子を食すると“病気をしない、風邪をひかない”などと教えられた記憶がある。

隣接する神奈川県大磯町の「左義長」、或は信州各地のどんど焼きは知っていた。ネットで検索すると、大磯町の場合「左義長」という名前が定着したのは、伊藤博文の側近が名付けたからという説とか、島崎藤村が晩年を大磯で過ごしたのは、左義長の壮大さが気に入った為、とも言われているとかで真偽は不明。大磯町の場合は規模が大きく国指定の「重要無形民俗文化財」。これは大磯海岸で行われる。

どんど焼きは、小正月行われる火祭り。正月の松飾り、注連縄、達磨などを各戸から集めて、14日の晩に焼くのが一般的な方式で儀式。門松や注連飾りで出迎えた「歳神」を炎と共に見送る意味があるらしい。これは更に盆の迎え火や送り火と同様で火を焚くことが民間信仰の基本でもあるのだろう。

どんど焼きは、神奈川県西北部や長野県に多く分布する道祖神祭りと習合している。道祖神は、集落の境目や村の中心に祀られていて、災厄や悪霊の侵入を防いで子どもの成長や子孫繁栄などをもたらす守り神。道祖神は「「サエノカミ」「セエノカミ」などとも呼ばれる。

添付の画像は拙宅に近い金目川(金目観音付近)近くのどんど焼き。竹の棒の先の団子を焼いている。銀紙に包んだものは焼き芋。2枚目は10数年前、デジカメが出始めたころ、大磯海岸で撮影したもの。これに火を点けると確かに壮大。昭和40年代、当時住んで居た東京からわざわざ見にきたことがある。

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2017/1/13  22:15

独裁国家  身辺世相
一週間後にアメリカに新大統領が就任する。どんな政策を披瀝するかは判らないが、世界各国の経済・政治・軍事に影響される。各国も国益上、固唾を飲んで待っている。今のところ自分を支持した白人中間層の雇用のことだけは確かで、日本の経済・防衛にも大いに関係してくる。

ドナルド・トランプは、民主党ヒラリー・クリントンの方が票数を上回っても選挙人を抑えて勝利したからいい選挙参謀が居たというべき。またFBIの指摘のようにロシアの諜報機関が、大統領選にハッカー技術を以て策謀に及んだと言うのも信じられるから不思議。太平洋戦争開戦のときもルーズベルト周辺には、コミンテルンが潜んで居たのは、今では明らかにされている。

右翼っぽい月刊誌・サピオにも日本周辺の国々が様々に語られている。左翼っぽい雑誌も否定できないのが隣国に中国・北朝鮮・ロシアの独裁国家の存在。

ロシア プーチンは、北方領土は一つも還さなかった。KGB出身だから反対勢力を暗殺に及んだのは事実らしい。経済は停滞しているから経済大国アメリカの政治に介入するのは素人でも判る。
中国 この国は、人民解放軍を後ろ盾に中国共産党が、権力で経済を維持している。だがそろそろ市場経済は破綻寸前。習近平は毛沢東を目指しているらしいが、そのアメリカを本当に怒らせては計算外の事態になるのは必定。
北朝鮮 この国は、誰が見ても独裁。金正恩は核兵器を放棄することは無い。米朝会談など夢のまた夢。独裁者が勝手にコケるのを皆待っている。

戦車兵の経験から司馬遼太郎は≪日本人の地理的隔絶性による感覚的な民度(国際的な比較能力での)の低さ≫と嘆いたが、今、逆に“島国”という地理的隔絶性を以て日本はおそらく平和を享受している。何兆円もの防衛費に相当するのは素人でも判る。激動の予兆あるアメリカだけではない。欧州も同様で経済はEU問題。軍事面でもNATOはどうなるのか。

◇イギリス EU離脱問題で首相が交代した。
◇フランス 右翼勢力マリーヌ・ルペンが台頭してきた。
◇ドイツ EUの盟主だが、これ以上中東難民を引き受けないだろう。
◇イタリア 今年、サミット議長国だが首相が交代した。

極東の島国・日本は、政治的には安泰なのが不思議。

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