2017/1/5  22:28

地理的隔絶性  昭和史
最近、したり顔で中国や朝鮮の悪口、全体主義志向のメディアの悪口を記事にしている。だが週刊誌や月刊誌、ウィキペディアの受け売りばかりではない。小生の昭和史論考は、定年以降ではなく、昭和55年発行の司馬遼太郎『歴史と視点─私の雑記帖』(新潮文庫)に原点がある。

司馬遼太郎のエッセイを読んだことのある方なら知られていることが、司馬は幹部候補生として徴兵され満州・四平(吉林省)へ送られた。大日本帝国の最後の愚かな「本土決戦」で昭和20年に帰国、栃木県に配置された。この愚かで無遠慮な作戦と安易な人事が司馬遼太郎の命を救った。ここには日本の戦車がいかに役に立たず、愚劣なものであったか詳細に語られている。そこは割愛、P68・69に、司馬にしては薄手の文庫本の表現に凝縮されている。

≪─これでも陸の王者の戦車だ。というおごりやら誇りやら、夜郎自大の楽天性やらがあってのあれ(筆者注・陸軍の悪口を言えない)だったのだろうか。そうだとすれば要するに日本人の地理的隔絶性による感覚的な民度(国際的な比較能力での)の低さいうことにもなってくるかもしれない。どうやら当時の私自身の体験やら見聞やら考えても、これが理由の大部分のようにおもわれる。しかし日本の忠勇なる軍人は自国の兵器についての批評などはしないのだといってしまえば、そういういくつかの人間実景もいま思いうかべることができるから、そうとも、多少はいえそうである。≫

P79の≪師団は師団である以上万国均一≫は、実態経験で鋭い指摘で、ここだけでも一回の記述になる。

今年の天邪鬼論考は「佳き国日本 異論」で日本の島国意識の安全論に警鐘を鳴らす!? 中国・ロシア・北朝鮮という軍事国家が隣国なのに、日本を悪く言うメディアと野党ばかりで心許無い。アメリカのトランプ新大統領は、日本の安全などは多分、無関心だろう。ロシアのサイバー攻撃が、トランプを選んだのが事実なら恐ろしい。

同じ法治国家でありながら韓国はもうすでに「慰安婦問題」の国際的約束を反故にしている。日本の10億円の血税は、国際的な“振り込め詐欺”と同様になった。長閑な日本だ。

近所の材木商。

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