2017/6/4  22:58

西村賢太  読書
2011・平成23年の芥川龍之介賞受賞の『苦役列車』を読んだ。だいたい芥川賞受賞作品はツマラナイが、この小説も内容はどうということは無いが、一気に読んだ。作者西村賢太は、いわゆる私小説作家で、自分を曝け出している。中卒の学歴で逮捕歴があり、父親は性犯罪で逮捕されて、これが元で両親は離婚している。「苦役列車」は、ある選考委員が「古い器に悪酔いする酒を注いだようなもの」と言っている。明らかに私生活を赤裸々に表現した小説。

その芥川賞は、「文藝春秋」の主催。定期購読しているこの月刊誌は、平成時代に入ってから意欲的な「昭和史」「太平洋戦争」関連が多いのでよく読んでいる。さすがにここ10年分の月刊誌は溜りすぎた。昭和史の重要な史料ともなる号は残して他は処分することにした。芥川龍之介賞は、半年に一度の選考だから20回あることになる。今頃、6年前受賞の作品を読んだのが真相。

芥川賞作品は純文学に与えられ、芸術性と話題性に富むが、評判の割にはツマラナイ小説が多い。その作品以外には、それ以上売れない作家は数多いる。評判になった又吉直樹の「火花」は読んでいない。

西村は、若い頃から日雇い労働が中心で「その日暮らし」は事実だったらしい。芥川賞受賞までは月収17〜18万円だったが、受賞後は3ケタ違う5000万円を手にしたらしいから才能は一気に開花したことになる。今では、その著書は多数。もう生活には困らないだろうし、「フーゾク通い」にも困らないだろう。小説読破の感想は後日。

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