2017/8/10  22:21

座右の辞書  身辺些事
座右の書とは言い難いが、いつも手元にあるのは『日本史小事典』文英堂、『世界史小事典』文英堂、『図説歴史散歩事典』山川出版、『民俗探訪事典』山川出版等々。「日本史」小事典は、日本史の事項の西暦、元号、歴代天皇などを確認する時に役立つ。今は専ら近現代史の昭和のことに政治・政党・事件を調べるときに使う。これはコンパクトに纏められている。大きさは今の新書本なので文字は小さく老人の眼に優しくない。

この事典は、昭和63年が初版で、これは1990年で平成02年。どうも印刷仕様は活版印刷だ。この活版の1・5倍くらいの製版を“清刷り”にして写真技術で縮めて印刷したものと思う。中味は横組みで2段、一段120ポイントで19字、52行。つまり本文が名刺の住所の6ポイント程だから、現実には9ポイント程度で製版をしたものと思う。それにしてもルビは4・5ポイントだ。とにかく文字が小さいから製版・印刷・校正がたいへんだったことがわかる。

ポイントはヤードから設定されているから互換性はない。60oが170ポイント。10ポイントは3.53oだ。1oは2.83ポイント。今の新聞は12文字、115ポイントくらいだから一字は10ポイントを割る。新聞が鉛の活字から撤退したのは昭和の終りころだった。今では全体から細部までコンピュータでどうにもなる。

『日本史小事典』が平成02年の発行であれば、総理大臣の項目は、平成元年の海部俊樹までである。偶然にしても昭和時代までの日本史事典ということになる。受験生用の日本史の確認の本でも、今やブログの昭和史の検索にはもってこいだ。ただ今ではどんな項目でも「ウィキペディア」をスマホでも検索できるから“紙の本”も新聞さえも廃れるに違いない。

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