2018/12/4  23:11

姉御の死  身辺些事
筆者は小学校の6年生の一年間は、市内の小学校から現住所に近い当時は木造校舎の田舎の小学校へ転校した。義父の個人破産で食い扶持を減らすために母の実家に居候の身になった。村の小学校だから洟垂れ小僧が多く大いにイジメられた。慰めてくれたのが女の子。

50年の後、筆者の定年後、その姉御肌の女性の誘いで年2回のバス旅の常連になった。その級友は花屋の経営、雇われ店長など夫婦共稼ぎで、財?を成し、孫も居た。その娘から喪中はがき届いた。2月に亭主が死に、8月に本人が死去の報告。その娘はこの平成30年に両親を亡くしたことになる。

今年春、また同窓会をやろうと電話で誘いがあったばかりだ。とにかく“仕切り”に長けたおばちゃんだった。娘に死因やら墓所を問い合わせするのは憂鬱で且つ億劫。筆者の世代に“お迎え”が来るのが現実になった。仕切り屋の女性の死で多分、小学校の同窓会はこれにて終了だろう。

添付は「花菜ガーデン」のサルビア・グラニチカ。

蔵書53 小説単行本 四六判

◇『蒼き狼』井上靖 文藝春秋 昭和35年
◇『球形の荒野』松本清張 文藝春秋 昭和37年
◇『しがらき物語』水上勉 新潮社 昭和39年
◇『絢爛たる流離』松本清張 中央公論社 昭和39年
◇『北の詩人』松本清張 中央公論社 昭和39年
◇『沈黙』遠藤周作 新潮社 昭和41年
◇『夏の流れ』丸山健二 文藝春秋 第56回芥川賞 昭和42年
◇『さびしい王様』北杜夫 新潮社 1969年
◇『愉しかりし年月』石川達三 新潮社 昭和44年
◇『解放された世界』石川達三 新潮社 昭和46年
◇『後白河院』井上靖 筑摩書房 昭和47年
◇『恍惚の人』有吉佐和子 新潮社 昭和47年
◇『野』三浦哲郎 文藝春秋 昭和49年
◇『赤い眼』丸山健二 文藝春秋 昭和49年
◇『枯木灘』中上健次 河出書房新社 昭和52年
◇『壺阪幻想』水上勉 河出書房新社 昭和52年
◇『水に映す』丸山健二 文藝春秋 昭和53年
◇『星空』石川達三 新潮社 昭和56年
◇『父が消えた』尾辻克彦 第84回芥川賞 文藝春秋 1981年
◇『錦繍』宮本輝 新潮社 1982年
◇『殺意の風景』宮脇俊三 新潮社 泉鏡花賞 1985年
◇『凍れる瞳』西木正明 文藝春秋 第99回直木賞 1988年
◇『漂流裁判』笹倉明 文藝春秋 サントリーミステリー大賞 1988年
◇『遠い国からの殺人者』笹倉明 文藝春秋 第101回直木賞 1989年
◇『魔術はささやく』宮部みゆき 新潮社 日本推理サスペンス大賞1989年
◇『火車』宮部みゆき 双葉社 1992年
◇『B29の行方』花木深 文藝春秋 サントリーミステリー大賞 1992年
◇『遊戯』藤原伊織 講談社 2007年

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2018/12/1  22:47

猛き者も遂に  身辺世相
日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏は、どうなっているのか、経済に疎い筆者にはよく判らない。日産には1兆円前後もあったという負債を短期間に返済、V字回復をさせて“日産の救世主”だった。だが東京地検に逮捕されて今は、拘置所収容の身。

過少記載というが50億円はどう使ったのか、どこに溜め込んだのか、底辺の者にはさっぱり分からない。ゴーン氏は何?人なのかもよく知らない。フランス語、英語、国籍がブラジルならポルトガル語も堪能らしい。高額報酬の税金は、どの国に治めていたのか。4カ国に豪邸を持ち、それらは全て日産が支払い、専用ジェット機で日本・フランス・他の国と三等分の割合で地球の東西を行き来していた由。

過去の日産は所謂“労働貴族”が跋扈して労使が企業を食い物にしていた。しがらみの無いゴーン氏は大量の首切り、下請け切り捨て、コストカットで会社を立て直した。だからと言って毎年10億円前後の報酬が報道されていたから、日産の車だけは買うまい(どんな新車も購入するゆとりは無し)、としか考えられなかった。

筆者の金銭感覚では1000万円までは、何とか使い道は考えられる。貧乏が身に沁みている筆者には“億”単位は思考が及ばない。「自分が悪かった」などとなよなよとゴーン氏は罪状を認めることは無いだろう。従って保釈ということもない。拘置所から当分出られまい。三畳一間で冷暖房無しでは天国と地獄。盛者必衰の理あり、猛き者も遂に滅ぶということ。

添付はビック・ダディ。

蔵書52 立原正秋随筆 四六判

◇『心のふるさとをゆく』文藝春秋 昭和44年
◇『随筆 秘すれば花』新潮社 昭和46年
◇『随筆集 坂道と雲と』角川書店 昭和47年
◇『夢幻のなか』新潮社 昭和51年
◇『日本の庭』新潮社 昭和52年
◇『随筆集 旅のなか』角川書店 昭和52年
◇『冬の花』新潮社 昭和55年
◇『紫匂ひ』立原正秋・加藤唐九郎 講談社 昭和56年 A5判

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