2018/12/21  15:02

中期防衛計画  政治
強烈な不満・反対」の新聞見出しを見れば、日本の「生活保護暮し」の老人のそれも“生活困窮者”の発言だと思ったが、そうでは無かった。何と隣国の中華人民共和国の外務省の発言だった。日本の中期防衛計画の閣議決定への不満である。だがこれは内政干渉も甚だしい。日本の防衛大綱なのだから他国が何か言うべきではない。

12月19日の新聞一面には向こう5年間で27兆4700億円の「防衛大綱」の閣議決定が示された。年間6兆円弱。そういう中国は年間18兆円、日本の防衛予算にイチャモンをつける資格は無い。だが軍事拡張路線を突っ走る中国にすれば、いずれ東シナ海を“わが物”にする計画が狂うから不満に違いない。

中国は急速な科学技術の獲得で宇宙・サイバー戦争にも自信を持っている。その技術もアメリカ・日本からの技術を真似たり、盗んでいるから質が悪い。1978年の改革開放から40年で、経済は資本主義、政治は社会主義の独裁国家。西側から会得したIT技術は、“世界の化け物”のような国を生み出した。この点に関しては、中国は確かに優秀だと思う。

日本はアメリカと安全保障条約で軍事的には、アメリカの属国。いわゆる平和憲法で攻撃的軍事力は持てない。中国はそこをしっかり把握している。アメリカの兵器産業の“お得意さん”の雰囲気だが、軍事の理想論・正義論は不用。護衛艦「いずも」を空母に造り替えても他国への抑止力になればいいのではないか。艦上に配置するF35ステルス戦闘機は高価だが抑止力になる。F35bは垂直離発着のできる最新鋭の攻撃戦闘機だ。

朝日・毎日・東京新聞などは、多分これで日本は“戦争のできる国”になったと正義論を振りかざすだろう。いくら同盟国との軍事条約があっても、いざとなったら戦うのは自衛隊。世界の一流の国家に空母は必要。国を守るのに交戦権・武器は必要。憲法改正支持のパーセンテージが上回ったのにまだ戦力不保持にしがみ付いている長閑な日本人がいる。中国・ロシア・北朝鮮などの国が隣国に無ければ膨大な軍事力は不用だ。

添付は拙宅のどうだんつつじ。月末の仕事の原稿が到着。しばらくブログの記述は休みます。

蔵書59 人と思想 文藝春秋 A5判

◇『日本を思ふ』福田恒存 昭和44年
◇『滅亡について』武田泰淳 昭和46年
◇『自由と倫理』石川達三 昭和47年
◇『歴史と体験』林健太郎 昭和47年

クリックすると元のサイズで表示します
0


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ