2019/8/12  23:49

保阪正康の本  昭和史
個人的理由で、いつの間にかと云った按配で「昭和史」の著書を読むようになり、昭和史の本を読むなら保阪正康という作家の本を耽溺している。自分のブログで“保阪正康”を検索したら44回もあった。2018/10/23で紹介した自分の蔵書の40では、これも50冊弱あった。この作者の著書は間違いなく全部読んでいる。平成16年の定年まではこの作家は知らなかった。

所属する短歌会の編集委員から頂戴したのが『昭和史七つの謎』という講談社文庫だった。その“七つの謎”のタイトルに売れる効果があったのか、以後、旺盛な執筆は、昭和の終った平成時代から顕著になった。

http://www1.odn.ne.jp/~ceg94520/mumyouan/mumyouS10a.html

作者は、大卒後「電通」という大企業に勤務したが、小企業の出版社に転職。ゴーストライターをしながら“もの書き”を目指す。国立国会図書館に通い、延べ4000人もの軍人にインタビュー、次第に頭角を現す。昭和の時代、大東亜戦争に関わった高級将校がまだ存命していた。その聞き取りも当初は、一人一人丁寧に手紙を書いて軍人の自宅を訪問したらしい。このパワーが凄い。切っ掛けは三島由紀夫の割腹自殺で「ともに死なう」との旧仮名で戦前の「死なう事件」を惹起したという。

最近では、以下の新書、ソフトカバーを一気に読んだ。やはり興味があると一気に読破、以後再読しながら自分の知識を確認していると云った按配だ。

『昭和の怪物 七つの謎』(講談社現代新書)2018年
『続 昭和の怪物 七つの謎』(講談社現代新書)2019年
『令和を生きるための昭和史入門』(文春新書)2019年(2007年刊の増補)
『戦争とこの国の150年』2019年 山川出版社

最近出版されたばかりの『戦争とこの国の150年』は4人の作家との対談で共著。西村京太郎(推理小説1930生)、池内紀(ドイツ文学1940生)、逢坂剛(直木賞作家1943生)、浅田次郎(直木賞作家1951生)、半藤一利(昭和史1930生)。『昭和の怪物』は正・続で13人を取り上げている。

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