2020/11/28  23:44

ドリームマッチ  身辺世相
日本中央競馬会のサラブレッドの競争など興味のない人は多いだろうが、競馬歴50年の筆者には、明日の「ジャパンカップ」は、後にも先にも二度と無いだろうと思われるレース。三冠馬3頭、菊花賞馬2頭、ダービー馬1頭が参加するのでテレビ観戦だけだが興味津津。

サラブレッドの年齢に4〜5を掛けると人間の年齢。3歳は人の10代後半。三冠馬とは馬の3歳時の一生に一度のチャンス、4月の皐月賞2000m・5月の東京優駿(ダービー)2400m・10月の菊花賞3000m。これをむろん同一年で勝った牡馬の称号。牝馬三冠は4月の桜花賞1600m、5月のオークス2400m、10月の秋華賞2000m。それが今年、牡馬・牝馬ともに出現。三冠馬は10年に一度の割合で現れる狭き門だからこれは特筆される。牡馬は「コントレイル」、牝馬は「デアリングダクト」。この2頭はデビュー以来無敗なのでこれもびっくり。

これに一昨年の三冠牝馬・アーモンドアイも参加。共同馬主の取り決めらしくこのレースが最後。このアーモンドアイは、2018年のジャパンカップ、昨年・今年秋の天皇賞、春のヴィクトリアマイル、他にドバイターフという海外のグレード1レースも勝利していて8冠馬とNHKのニュースでも話題になった。スポーツ新聞など人気球団・巨人が昨年に続きソフトバンクに4連敗で記事にして報道しようもない。否応もなく秋の競馬の記事が満載だ。スポーツ新聞が人間以外とはだらしが無い。

コロナ禍で場外馬券売場も制限、府中競馬場入場も制限されている。だがネットの普及で中央競馬会の売上は減らないらしい。会員登録の手続きは簡単らしくネットの馬券購入が爆発的に増えている。20代の後半、船橋の中山競馬場には足繁く通った。大儲けも少し大損も少し。ネットの購入は安易すぎて手を出せない。ともあれ寺山修司や大橋巨泉があの世でびっくりしているレースなのは間違いない。明日はアーモンドアイが勝つ可能性大だが、ここ2年使い詰めの気もして敗ける可能性も大いにある。今年の雌雄2頭の三冠馬は無敗なのでどちらかが負ける。ファンもそうだが生産者・馬主も今夜は寝られない。

添付はオリンピックファイヤー。

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2020/11/25  23:41

三島由紀夫  昭和史
昭和45年11月25日、作家・三島由紀夫が東京・市ヶ谷の自衛隊の建物で割腹自殺した。そこから既に50年が経った。左筋の新聞では多分、黙殺だろうが産経新聞では昨日、今日、明日と三回に分けて解説。木曜日に三人が関わりを執筆している。10年前、このブログでも取り上げた。

昭和45年07月07日に三島由紀夫が産経新聞にコメントを寄せた。50年前の予言のようなコメントは的を射ている。

『私はこれからの日本に大して希望をつなぐ事ができない。このまま行ったら「日本」はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るであろう。それでもいいと思っている人たちと、私は口をきく気にも、なれなくなっているのである』

中国・北朝鮮のような独裁国家、言いがかりをつけては日本から援助を欲しがる韓国、日本の領土を返さないロシア。これに的確に対応できない日本は、多分、三島の言う「国の大義」など為政者は考えたこともないのだろう。

45歳で上記の予言、三島由紀夫は天才だった。時々『金閣寺』を読み直しているが、完璧な名文で主題を浮き上がらせる比喩などは誰も真似できない。師匠にあたる川端康成は美文だった。

添付は多分三年後の「憂国忌」のパンフレット。

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2020/11/23  23:51

戦争論推敲04  昭和史
ここ四五日かけて昭和15年から5年間、昭和天皇の内大臣だった木戸幸一という戦前の官僚の史料を読み漁っていた。愚かな軍人・政治家と違って目立たないので、木戸幸一を正面から扱った著書は少ない。ただ第一級の史料として『木戸日記』がある。今、市場にある学者や専門家の本を読んだ限りの読解文だが、筆者の「天邪鬼の探索考」で木戸幸一を取り上げた。引用した個所はその著書を表示している。やはり東京裁判で辛うじて絞首刑を免れて昭和20年より10年間、巣鴨拘置所で服役していて責任は重い。高級官僚の面従腹背は今も昔も変わらない。

日本の健軍以来の陸軍組織・機構と天皇に忠実な、戦術・戦闘しか知らない人物を“政略・戦略”を必要とする表舞台に東條英機という軍人を抜擢した。抜擢した木戸幸一と抜擢された東條英機が太平洋戦争という事態を招いた端緒だった。一般国民は過酷で悲惨な三年半を過ごした。行きたくもない戦争に駆り出されて戦死した人間は抗う術はないということ。以下あと5点を残す。

2 一市民への徴兵 独立歩兵第8旅団 肝3322部隊
2─2 ある陸軍上等兵の死
7 帝国陸軍は何故支持されたのか 昭和12年〜16年の世相
9 昭和天皇に戦争責任はあるのか
10 あとがき エリート軍人の頭脳

添付画像は先日撮影した。アブラアダブラ。

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2020/11/20  20:11

更新130  パソコン
平成16年07月07日、おそるおそるホームページを起ち上げて16年、個人のホームページもスマホのツイッター、SNSの急激な発達で一気に下火になった。スマホを持っているが使いこなせない。本日130回目の更新となった。旅の頁などは保存してあるが殆どの花の頁、散歩の頁は消去した。

今回は一年ぶりの「花菜ガーデン」行きで「秋のバラ」16枚を頁にした。「天邪鬼の探索考」はあと6項目。今年もあと一ヶ月弱。締切りに追われる作家の気分で残りを頑張りたい。

2 一市民への徴兵 独立歩兵第8旅団 肝3322部隊
2─2 ある陸軍上等兵の死
3 日本とアメリカはなぜ戦争をしたのかD日米間衝突 木戸幸一の打算
7 帝国陸軍は何故支持されたのか 昭和12年〜16年の世相
9 昭和天皇に戦争責任はあるのか
10 あとがき エリート軍人の頭脳

現在「木戸幸一」を執筆中。松岡洋右の病死、近衛文麿の自殺があって責任を転嫁した。

添付は、ダブリングベイ。

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2020/11/18  22:11

秋のバラ  身辺些事
所属短歌会は、今年の4月以来、毎月の例会を中止。本来なら毎年10月に挙行される大会も中止の憂き目をみた。「コロナ禍」憎しである。そこでパソコンの出来る人に限られるが「ネット歌会」が開かれている。冬雷掲示板に2首投稿。夫々鑑賞しあうという段取り。06月から都合6回目と相成った。それとても参加者は20名。十数名に一人の割合。今、行われている11月号・第6回の筆者の私の一首は以下の通り。

 公民館の廂に翁がカメラ向け尻赤き燕を気長に待てり
 
 いろいろな反応があったが、これは「コシアカツバメ」というらしい。私はその燕を知らかった。ネットで検索したらじっさい華麗で優雅。だが私は三脚を立てて気長に待てない。実を言うと燕ではなく翁のカメラが気になっただけのこと。こうした老人はいいカメラを持っている。ニコンorキャノンのカメラ・ズームレンズで多分100万円弱のプロ用カメラ。三脚とて数万円はするシロモノ。小生は金も無く眼も悪い。オートでしか撮れない。
 
今、相変わらず「天邪鬼の探索考」を綴っている。昭和史に評価が分かれる内大臣だった木戸幸一。昭和天皇を忖度、軍部・右翼を忖度。いわゆる面従腹背でこの人物が日米戦争に大いに関わった。
 
 先日撮影した「秋のバラ」48枚を画像処理。12枚ほどホームページにしたいと思っている。今月はトランプ大統領、没後50年の三島由紀夫に触れたい。添付はフラワーパーク入口。

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2020/11/10  23:02

父の命日  身辺些事
車で10分の所に「花菜ガーデン」がある。“花菜”は神奈川に掛けている。平成22年に開園だから10年になる。県営だから赤字も黒字もない。時々ニュースにもなるから知られてきた。殊に春と秋のバラは見応えがある。本日、久し振りに出掛け、秋のバラを撮影した。一昨年まで年間パスポートを取得、年3回以上、訪問なら「お得」だった。肺気腫で酸素ボンベ使用の生活には“身障者手帳”を頂いているのでこのフラワーパークは入園も駐車場も無料だった。

 高倉健森繁久彌森光子吾が父も逝きし十一月十日

ここ数年、この短歌とも言えない短歌を披露している。昭和二十年の戦病死だからもう75年経過したことになる。小生のHPの「天邪鬼の探索考」はあと6点を残す。今年もあと1カ月半、太平洋戦争開戦を止められた筈の昭和天皇に誤った情報を奏上していた木戸幸一の作為・不作為を抽出している。

添付は「フリオイグレシアス」という薔薇。今日、秋のバラを一挙に48枚画像処理をした。前回は烏瓜の仲間、オキナワスズメウリ。

来年1月の歌、作品三評、100歳を迎える会員の歌一首を抽出、文章は、20字×20行、いささかの難問だ。15日までブログは暫時休憩。

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2020/11/8  23:27

戦争論推敲03  昭和史
どうやらアメリカ大統領は現職でなく新人の77歳のバイデンさんらしい。前回、多くが民主党のクリントン候補を肩入れして外れたが、NHK出身の木村太郎氏だけがトランプ大統領を予言した。類いまれな予想で木村氏は評判になったが、今回は外れを認めた。だが2016年はバラク・オバマが二期、民主党だったので今度は共和党だろうというだけの理由だったらしい。そうすると4年後の2024年は、バイデンは82歳。今度は共和党だろう。だが4年後は筆者は80歳、そこまで生きてはいない。

筆者の私の「天邪鬼の探索考」は先日「日本はなぜアメリカと戦争をしたのか─近衛文麿の計算」を推敲、完成した。だが何度も言うように学者の肩書で、多くの史料を蒐集できるわけもなく、味読、読解の後の探索・斟酌・抽出の個人的論文。さも自分の解釈のように振る舞うのは、素人の執筆でもよろしくない。多くの書を引用したが、その出所は記述している。

『3日本とアメリカはなぜ戦争をしたのか─C日米間交渉 近衛文麿の計算』は、非軍人の責任ある人物に焦点。松岡洋右は外交官出身、近衛文麿は貴族院議員、木戸幸一は官僚出身。病死の松岡、服毒自殺の近衛文麿、A級戦犯で昭和52年まで生きた木戸は、昭和天皇の内大臣で輔弼(ほひつ)・秘書だった。近衛と木戸は京都大学の同窓生。この短躯の典型的な戦前の官僚の責任を探索している。木戸は明治維新の桂小五郎の孫。上記二人と違い逃げ足は鋭い。論考はあと6点。

2 一市民への徴兵 独立歩兵第8旅団 肝3322部隊
2─2 ある陸軍上等兵の死
3 日本とアメリカはなぜ戦争をしたのかD日米間衝突 木戸幸一の打算
7 帝国陸軍は何故支持されたのか 昭和12年〜16年の世相
9 昭和天皇に戦争責任はあるのか
10 あとがき エリート軍人の頭脳

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2020/11/3  23:50

戦争論推敲02  昭和史
添付の新書の初出は2005・平成17年の文藝春秋の特集号「日本敗れたり─あの戦争になぜ負けたのか」。新書も初出も手元にあるが、昭和16年10月、近衛文麿が内閣を投げ出した?ことなど専門家が詳しく論じている。このときの専門家は、近衛文麿の経緯には詳しく単に貶してはいない。当時の50個師団、200万人を擁する帝国陸軍の横暴をこれは詳しく論じている。

筆者の拙い論考「天邪鬼の探索考」は非軍人の松岡洋右、近衛文麿、木戸幸一に詳しい著書を何冊も読解している。殊に昭和15年暮からの“日米交渉”は太平洋戦争・大東亜戦争の原因の重大な部分。前述の三人の政治家も陸海軍の軍人すらも「さあアメリカと戦争を始めましょう」などと言った人物は誰も居ない。むろん昭和天皇も米英との戦争などとんでもないとの立場だった。

今、その200万人をバックにした東條英機を排除できなかった近衛文麿の項目を10月下旬から推敲している。以下の6点は、専門家の論考も多彩。近現代史の素人も理解するのは難しく、筆者の私のいわゆる山場。終戦後、近衛文麿は責任を押し付けられ服毒自殺した。犯人は内大臣の木戸幸一。A級戦犯で10年間服役のあと釈放。その証拠に昭和52年まで生きた。木戸幸一、ナチスに取り込まれた大島浩、海軍大臣だった嶋田繁太郎は、東京裁判で5対6の評決で絞首刑を免れた。一切弁明をしなかった昭和11年の首相・広田弘毅は6対5で絞首刑になった。理由は軍人を跋扈させたというもの。これは多分に嘘くさい。

(1)日米諒解案 日本の民間人の日米交渉。松岡洋右が潰した。
(2)ハル四原則 アメリカの国務長官、コーデル・ハルの基本原則。
(3)日米首脳頂上会談 ルーズヴェルト・近衛の直接会談は拒否された。
(4)日本政府外務省甲案・乙案 外務大臣・東郷茂徳の試案提案。
(5)アメリカ暫定案 これが一番の難問。アメリカは本気で無かった?
(6)ハル・ノート手交 日本はこれを最後通告と認識した。

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2020/11/2  23:54

インテリジェンス  身辺世相
昨日「大阪都構想」の是非を大阪市民に問う選挙があって、又も否定派が上回った。大阪は商業の街、物質的な損得の曖昧なことは容認できないらしく意外に保守的でもある。大阪市の地図の海に近い中心地は赤く塗られて否定、ベットタウンの大阪北東部は改革派が多かった気がする。ともあれ橋下徹が府知事になるまでは大阪の市の職員は既得権益を貪っていたらしい。

昨日は午前中、熱田神宮─伊勢神宮間の大学駅伝を観て、午後は中央競馬の秋の天皇賞を観た。牝馬5歳の「アーモンドアイ」が昨年に続き勝利、史上初めての“G1”八冠に輝いた。牝馬なのでもう引退したほうがいい。牡馬を負かすほどの牝馬は、強いサラブレッドを産まない傾向が大。

日本学術会議の問題で菅内閣の試練となっているようだが、与野党もその内容を把握しているのに隔靴搔痒の感。アメリカのシリコンバレーと同じく、日本の優秀な学者は、高額な報酬で中国から引き抜かれ、科学技術を盗られ放題らしい。なにしろ日本は“有事立法”や「スパイ防止法」すらない。中国はアメリカ、オーストラリアの内部に食い込んで癌細胞のようにジワリシワリと侵食している。

この日本学術会議はここ三週にわたって週刊新潮が特集を組んでいる。昔も今も島国日本はインテリジェンス(情報収集)に無頓着。正義感溢れる?日本の学者はパソコン・GPS・レーダーなど戦争の研究から開発されたことをどう思っているのか。米中露欧はすでに宇宙戦争が始まっているのに長閑なものだ。やっと防衛省に宇宙を見据えた予算が計上された。

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