2010/1/28  20:56

新潮文庫  読書
筆者は、ここ3年ほど繰り返し昭和史・太平洋戦争の本を読んでいるが、別に面白くて読んでいるわけではない。自分がこの世に誕生したころ、なぜ国民こぞってああした戦争に熱中していたのか、真実を知りたいからである。「私は最初から戦争には反対だった」などというのは戦後の今、云える多分に弁明であると思う。言いかえれば、そういう風に意識構造を誘導されたのは、その素地としての国民性があったと言える。むろん責任が重いのは軍部・政治家・メディアに決まっている。

筆者は本来は時代小説、歴史小説のファンである。司馬遼太郎はあまりに著作が多いので全部はないが、池波正太郎・藤沢周平の文庫本は全部そろっていて殆んど読破している。司馬・池波・藤沢は新潮文庫・文春文庫・講談社文庫におおむね分かれている。司馬の「街道を行く」は朝日文庫。中公文庫もある。中公は紙のしおりさえ付いていない。講談社文庫は本の上部も裁断するから寸詰まりになっている。

文庫本は月刊誌などのA5版の半分のA6判。新潮文庫だけはいまだにスピン(紐のしおり)仕様は嬉しい。本は1ページづつ印刷するわけではない。A3の用紙を8ページづつ裏表印刷すれば16頁になる。これが1折で、10折なら畳んで裁断して160ページの文庫本になる。筆者はこの新潮文庫の保守的な姿勢をこよなく愛する。ついでに云えば奥付も昭和・平成である。筆者の単純な頭脳には西暦の暦がインプットされていないので大いに讃えたい。

添付は藤沢周平のエッセイ。「六部」とは巡礼・修行僧のこと!

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