2010/7/10  23:12

塩野七生  読書
塩野七生(ななみ)のエッセイは、毎月『文藝春秋』の巻頭言に「日本人へ」として連載され、すでに87回、07年間に及ぶ。尤も文化勲章受章者の阿川弘之氏は司馬遼太郎亡きあと14年間に及ぶ。

塩野七生の名は知っていたが、あまりよく読んでいなかった。昭和12年生まれでイタリア永住権を持つ作家である。古くから権力者に揉まれ続けた欧州のイタリアから見れば、日本の「おめでたい国民性」が気になって仕方がないのだろう。イタリアからの発信の多い著作物が多く、すでに文化功労者である。

この文春のエッセイをまとめたのが「日本人へ リーダー篇」今回の「日本人へ 国家と歴史篇」になる。詳しく読んだわけでないが、言おうとしていることは解る。歴史事実と歴史認識は違うということを何度も言っている。つまり冷酷な国際情勢に政治を任されたリーダーも国民も無知で怠惰で安楽に過ごしていると指摘している。

それは日本の今に始まったことではない。昔も今も変わらないのではないか。だからこそあんなでたらめな戦争をして、物理的敗戦を眼の前にしてから、ひたすらその逆を65年間過ごしてきた。どこかの間抜けな会社は「鬼畜英米」の正反対で、先日から会社では、日本人同士でも英語で通すそうである。ここまでくると、お笑い草である。まず学習するのは、正しい日本語と日本文化・歴史だろう。

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