2011/1/18  21:49

世相独断06  政治
昨年のクリスマス前後か、“タイガーマスク”なる「伊達直人」という人物が現れた。最初は前橋、次は小田原だったか、ランドセルの贈り物で児童養護施設への寄付が、ほのぼのとした印象を与えた。筆者はマンガを殆ど見ないので解らないが、主人公・タイガーマスクは両親がなく、養護施設で育ち、プロレスラーになって成功してから密かに施設にいろいろ寄付・援助をしていた設定。

誰かが真似すると思ったら「あれよあれよ」である。01月13日現在、その件数は47都道府県、約400件、プレゼントされたランドセル数は500個を超えるそうだ。この「タイガーマスク現象」は、50代から60代の貧しかった日本を知る世代という想像が着く。ここ数年の格差社会・子育て放棄・子殺しなどの存在を知り、若しかして嘗ての自分の境遇を想起したのかもしれない。

この最初の篤志家は、財政赤字や不況で、殊に地方自治体は頼りにできないと考え、止むに止まれぬ決意だったのだろう。筆者も考えてみたが、我が懐具合は寄付を願いたいくらいなので残念ながら熟慮の上、断念!? だが、こんなに短い期間に伊達直人が400人も名乗り出るとは少々戸惑うのは天の邪鬼のせいか?

またまた戦前の話で申し訳ないが、80年前の昭和06年「満州事変」が勃発、それまで軍部に批判的だった朝日新聞、毎日新聞は陸軍と結託したわけでもなく飛行機などをチャーター、10億円の臨時費を投入、号外につぐ号外、つまりは戦争で大儲けをした。(半藤一利著・昭和史・上P83)朝日新聞は日本の兵隊さんへと慰問袋・寄付の記事が満載で、朝日だけで35万円、現在価格は、ざっくばらんに4ケタ違うから3億5000万円の寄付が集まった。

メディアが煽れば国民は素直に信じるのが日本人のある種の特性。当時はTVも携帯電話もない。朝日新聞は今は、反戦・反米・反自民らしいが、随分と暗い過去を持っている。因みに文化勲章受章者の指揮者・小澤征爾氏は、満州事変の当事者、板垣四郎・石原莞から命名された。当人には何の関係もないが…。

若しかしたら伊達直人氏は、菅直人氏より遥かに立派な人物なのだと筆者は思う…。

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