2011/5/13  22:24

福島原発  身辺世相
毎週月曜日、テレビ朝日系列で「たけしのテレビタックル」という番組がある。出演者が自分の意見・主張をぶつけ合うが、大幅に編集が加えられているようなので、どこまでまともで、どこまでオチャラケかは解らない。しかし度々出演して福島原発における政府の失態を追及する「青山繁晴」という人物は何者なのか、インターネットで調べると意外にまともな人物だった。

共同通信記者、三菱総合研究所を経て今は、独立総合研究所の代表で、近畿大学の客員教授でもある。1952年生まれ、早稲田大学政治学科を卒業している。専門は「国家安全保障」「危機管理」「外交」「原子力」である。日本国憲法にも発言、硫黄島鎮魂にも積極的に関与している。今は、無給で内閣府原子力委員会・原子力防護専門部会委員である。したがってまさに通り一遍の国民的精神論ではなく、内容は極めてシビアで現実的である。筆者には、青山繁晴氏の「戦争を起こさないためには軍事・安全保障も学ぶべき」の基本理念は、もろ手をあげて賛成である。

本日、05月13日、参議院予算委員会で自民党・衛藤晟一氏の質疑の特別参考人として証言していた。04月22日、福島第一原子力発電所に行って取材している。ここの免震棟には「吉田昌郎」所長以下、東京電力、関連会社の300人が頑張っている。そこで青山氏は、海側の、津波で無惨に破壊された津波のすさまじい破壊力、ベント(排気)、メルトダウン(炉心溶融)を証言している。自民党議員の誘導尋問もあるが、率直に自然災害と人災を専門家らしく証言した。菅直人首相は「俺は原子力に詳しい」とのたまわったが、それが大ウソだったことがばれてしまった。本人を前にして、まして予算委員会の場なので「アホ」呼ばわりはできない。菅総理が03月11日の翌日、朝早く06時50分の福島原発見学が、いかに初動作業を遅らせたか、を冷静に証言した。現場の「吉田所長」が「やってられねえ」とテレビ会議で怒鳴ったのもムベなるかな、である。筆者には、東京電力上層部と首相官邸における明らかな人災だと思う。この事実だけで総理大臣は失格である。

この国には、適確で強力なリーダーシップを執る政治家もなければ、危機管理も明記されていない有難い“平和憲法”があるだけである。

画像は福島原発海側、時事通信より。

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