2012/3/30  23:46

困ったこと12 最高裁事務総局  政治
筆者は、若い頃には「週刊新潮」「週刊宝石」(今は廃刊)など硬軟分けて週刊誌を購読していた。筆者の少数派の考えは、新聞・TVは、事件の全容を報じるわけは無いと単純に思っていた。全国報道・全国放送では、一定の勢力を刺激するわけには行かない。つまり公共機関ではなく商業誌だからである。その点で出版社系列の週刊誌は、ときに告訴もされるが、売れればいいと云う揶揄もあるが、しっかり裏事情も知らせてくれるからである。裏事情には思想・宗教・政治が絡んでいることが多い。

最近、書店で何気なく購入した『サンデー毎日03月11日号』に大スクープがあった。筆者は経済に疎く、必然、金回りも悪いがその分、政治・外交には、ある程度興味をもって、そのへんのおばさん・あんちゃんよりは博識だと思っていた。だが“幸か不幸か”“認識不足”かは解からないが司法組織の≪最高裁判所事務総局≫の存在を知らなかった。全国3000人の裁判官の人事を統括し、10%の人員は、直接裁判に関わらない司法官僚で、むろん将来の最高裁判所を牛耳るエリート中のエリート、通称「赤レンガ組」というしろもの。彼らは政界や財界と閨閥で繋がっていることは、これも公然の秘密…。

『サンデー毎日』の記事を詳しく紹介するまでもない。悪を裁く司法のトップ、最高裁判所事務総局が、組織で使用するコンピュータソフトの発注に明らかな談合と、あまつさえ「天下り」があると云う記事には驚天動地である。霞が関官庁・高級官僚の天下りの腐敗は、司法のトップにまで及んでいたことになる。これでは霞が関を“シロアリ”と云っていた野田首相もシロアリの云うがまま、は頷ける。サンデー毎日は≪仕組まれた<小沢一郎有罪>疑惑≫の取材過程で最高裁の内部資料を発掘したらしい。

◇検察審査員候補者名簿管理システム 2490万円
◇司法情報通信システム 総額8億800万円
◇督促手続オンラインシステム 3億500万円
◇民事裁判事務支援システム 5000万円
◇期日進行事務支援システム 4400万円

等々、計155件、入札金額は80%が予定価格と入札価格が一致。これは明らかな談合そのものだ。受注業者の「オフィス事務機」「コンピュータソフト」関連会社に、ここにも「最高裁事務総局」の職員が天下りしている実態があったと報じている。だからこそ「予定価格と入札価格」が一致するのはバカでも判る。霞が関全体の「予算の組み替え」を広言して憚らなかった小沢一郎氏は抹殺される筈である。憲法で身分を保障されている司法の番人の中枢がこれである。庶民は一体「何を信じろ」と云うのか、暗然たる思い…。年金生活で前期高齢者には、痛くもかゆくもないことでただ黙っていろ、ということ…。然し国家財産にも債権・債務があり、債務だけを声高に言って「消費税増税」に突っ走る“シロアリ総理”さえ、触れられない領域があることは認識できた。最高裁事務総局には、かの“人事院”さえその予算に“見て見ぬふり”らしい。更にその人事院からして大手企業各社への“天下り枠”があると聴くから、霞が関は“テポドン”でも落ちない限り変わらない…。

参考書「サンデー毎日03・11」
画像は「東京発フリー素材集」より。最高裁判所。

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