2012/9/12  19:11

健さんの背中  映画TV
日本映画界にあって常に第一線の俳優であり続けている「高倉健」の特集があった。昭和06年・1931年生まれ81歳である。昭和史を書き綴っている?者としては何と「満州事変」勃発のときの生誕である。特集はNHK「プロフェッショナル」で放送され、08日・73分、10日・48分だった。筆者が映画に最も親しんだ昭和30・40年代の大スターは、もう女優を除けば高倉健と小林旭くらいしか居ない。小林旭は歌に比重が行っているから正に大スターと呼べるのは高倉健しかいない。あとは仲代達矢くらいか。だが仲代達矢はスターと云うより役者と云う言葉がふさわしい。

6年ぶりの映画とかで早速『あなたへ』を観てきた。ウイークディの夕刻、オリンピックなる映画館では30〜40人の観客があった。こんな時間帯に映画を観ているのは、日本経済に不要な?人間であり、観客数は特筆ものである。NHK特集は2本、都合三回観た。特集によれば私生活はベールに包まれていたが、その生活の有り様と俳優としての姿勢が明らかになった。高倉健を尊敬する“ビートたけし”などによって「高倉健伝説」が構築?されていたことが解る。

詳説は避けるが、高倉健としては、もうあと何本も主演は難しいから、NHKの密着取材を承知したのが納得できる。とうに亡くなっている有名歌手との私生活などは語られなかった。だがその大スターであるところの矜持としての俳優業50数年の姿勢は明らかにされた。そのストイックな生活信条は称賛されていい。ネットで検索すれば都内・世田谷区に居住しているのも解るし、行きつけの理髪店なども紹介されている。

録画マニアとして最も恐れている事態が起こった。NHK番組の悪い癖、字幕スーパーである。どんな番組でも「地震」と「鉄道事故」は即座にテロップが出る。遍く受信料を頂いている公共放送としては、義務かも知れないが、大津波をも引き起こす大地震以外は願い下げにしてもらいたいものだ。何年か前に「龍馬伝」で最後、暗殺される重要なシーンに「沖縄知事選」のテロップが龍馬の?顔の上に載せられた。NHKに苦情が何本も寄せられたらしい。当然である。知事選の結果などは番組が終わってからでいい。

次世代の高精細ハイビジョンを追求しているNHKが恥ずかしいことだ。字幕が放送されても録画はされない「テロップ」でも研究したらどうなのか。多分再放送がありますから、とのたまうだろう。おとなしい庶民の筆者は2本目の「インタビュー」は再放送をまた録画することになる。

健さんの背中”が泣いている。

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