2014/2/4  16:35

稀勢の里  身辺世相
最近の大相撲はつまらない。平成の大横綱「貴乃花」が去ってからはいわゆるモンゴル勢だけが目立つ。朝青龍の24回優勝のあとは、敵がいなくなった白鵬の28回の優勝。ファンの多い日本人大関・稀勢の里は“綱取り”の優勝どころか怪我をして千秋楽の休場で負け越してしまった。だがこれには伏線がある。一度も優勝できないのだから弱いのは間違いない。稀勢の里は昨年、横綱を二日続けて破ったのだから実力は証明済み。

力士はどんなに強くても親方と部屋に属さなければ相撲は取れない。稀勢の里は先代鳴戸親方(元横網・隆の里)が中学卒業時から育てた。その先代鳴戸親方は三年前に糖尿病が原因で急死。部屋は元幕内・隆の鶴が継承したが、年寄名跡証書は先代親方夫人が握っている。ここでは先代親方夫人と元前頭・隆の鶴の年寄名跡争いには触れない。ただ年寄名跡と土地・家屋などが資産として一体になっているのは、相撲界では常識。

親方夫人は?億円で取得して「二子山部屋」から部屋を起こして大関を育てた。生活の糧の資産を簡単には譲れない。稀勢の里が先代夫婦を育ての親として精神的拠り処だったのは否定できない。それが昨年12月、千葉県松戸市の鳴戸部屋から、国技館に近い現「田子ノ浦部屋」へ移転した。稽古場は間借りに過ぎない両国の三保ヶ関部屋。まともな稽古はできなかった!

最近までは、年寄株を譲り受けた力士は先代の遺族の生活の面倒を最後まで見るというのが不文律だった。今はその習わしも廃れた。それが叶わない元横綱夫人は簡単には資産を譲れない。前頭止まりの力士に“鳴門”は渡せないかも知れない。今後、頑張って稀勢の里が横綱になるしかない。稀勢の里はもう年寄株を持っているらしいが先ずは横綱になることが先代の供養だ。

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