2014/2/13  9:04

キンシャサノキセキ  昭和史
「キンシャサノキセキ」の呼称には、二つの意味がある。
キンシャサの奇跡─昭和49年(1974)現・ザイールでのタイトルマッチ。
キンシャサノキセキ─H15・2003年に生まれた中央競馬のサラブレッド牡馬。

後者はむろん前者の「モハメド・アリ」のKO勝に由来。筆者はこれをリアルタイムで見たわけではなかった。両者に高額のファイトマネーが支払われているから中継はなくニュースで知った。アリは、カシアス・クレイという名のヘビー級王者だったが、ベトナム戦争への“徴兵を拒否”したことからヘビー級王座を剥奪され、4年弱のブランクがあった。対戦相手のジョージ・フォアマンは、前年にジョー・フレージャーをKOで倒し、当時統一世界ヘビー級王座を獲得、誰もが倒せない無敵のヘビー級王者だった。アフリカ・コンゴの首都・キンシャサでタイトルマッチを挙行、アリはロープにもたれながらも終始フォアマンのパンチを腕でブロック、相手の打ち疲れを待ち8ラウンド、ワンツーの速攻で一瞬にしてKO勝。これを“キンシャサノ奇跡”として今も語り継がれている。アリは
1942年生。パーキンソン病だが存命。あれから40年、筆者は当時30歳。

「キンシャサノキセキ」はこれに因んで命名された中央競馬のサラブレッド。種々事情が指摘されるが、今、いわゆる「関東馬」は、クラシック競走・重賞競走であまり勝てない。茨城・美浦トレーニングセンターの不備、馬主の預託(滋賀・栗東)の偏りがある。その数少ない関東馬の出世頭だった。実力ギリギリの8歳まで走り、1600b以下の短距離で引退までは殆ど負けないのに人気はなかった。最後の平成23年「高松宮記念」で同レース史上初の連覇を達成。

昭和49年、佐藤栄作前首相がノーベル平和賞受賞。先頃亡くなった小野田寛郎氏がフィリピン・ルバング島から生還。この3月12日、靖国神社で葬儀挙行。

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