2018/11/28  21:24

個人情報?  身辺些事
拙宅の近所に柿畑があって、多分大量の生産品は農協に持ち込まれて農家でなくても収入になるのだろう。売れない“傷もの”は無人スタンドで売られている。その家は、筆者の生家の近所の元専業農家が実家である。その実家の末っ子とは小学校の同級生。だから主婦はその姪だ。拙宅の近所の柿畑は、その姪が引き継いでいる。

もう撮影したし、数年前にもブログの記事にしている。だが、その家の知り合いの主婦に改めて撮影を告げたらそこの御主人には断られた。ブログに使用すると言ったら情報が拡散して押しかけられても困る、がその言い訳。でも今日もすでに斜め前から撮影はしていた後だった。

どうやらブログをLINEとかツイッターとかフェイスブックとかでの個人情報の拡散と思われたらしい。説明するのももどかしい。富有柿?が傷があっても4個200円なら安い。京都の浄瑠璃寺近辺なら野菜・果物・蒸かし芋までも無人スタンドで売られていたのを思い出す。200円の柿を遠くから購入するために来るはずもなく、個人の名も住所なども記述する訳もない。スマホ時代の情報伝達に疎い“準農家”の男性も居て、これはこれで何だか筆者も納得した。

蔵書50 とんぼの本(新潮社A5判変型)・A5判カルチャーブックス

◇『やきもの鑑定入門』出川直樹監修 新潮社 1983年
◇『日本やきもの紀行』芸術新潮編集部編 新潮社 1985年
◇『これは凄い東京大学コレクション』荒俣宏他 新潮社 1988年
◇『深川江戸散歩』藤沢周平・枝川公一 新潮社 1990年
◇『スイス・アルプスの旅』小川清美 新潮社 1992年
◇『日曜関東古寺めぐり』久野健・後藤直樹 新潮社 1993年
◇『こんなに面白い東京国立博物館』新潮社編 新潮社 2000年
◇『白洲正子“ほんもの”の生活』新潮社 2001年
◇『白洲次郎の流儀』白洲次郎他 新潮社 2004年 A5判

◇『今日は何の日か?』カルチャーブックス編集部編 講談社 1991年
◇『日本列島百名水』カルチャーブックス編集部編 講談社 1991年
◇『熊の古道を歩く 熊野詣』神坂次郎監修 講談社 1992年
◇『奈良国宝仏めぐり』久野健・入江泰吉 講談社 1993年
◇『東京花の散歩道』大貫茂 講談社 1993年
◇『こんなに愉しい日本のやきもの』講談社編 1998年
◇『丹沢を歩く』磯貝猛・皆方久美子 山と渓谷社 1992年
◇『図説 東京下町花散歩』杉崎光明 河出書房新社 1993年
◇『山岳霊場 御利益旅』久保田展弘 小学館 1996年
◇『旅に出たら寄ってみたい庭30』野村勘治 小学館 1997年
◇『ローカル線の小さな旅』西田成雄・サライ編集部 小学館 1997年
◇『続 季節の言葉』長谷川櫂・水野克比古 小学館 1998年
◇『花の寺で描く、撮る、詠む』西田茂夫・サライ編集部 小学館 2001年
◇『映画の昭和雑貨店』川本三郎 小学館 1994年
◇『続・映画の昭和雑貨店』川本三郎 小学館 1994年
◇『続々・映画の昭和雑貨店』川本三郎 小学館 1996年
◇『続々々・映画の昭和雑貨店』川本三郎 小学館 1998年
◇『映画の昭和雑貨店・完結編』川本三郎 小学館 1999年
◇『関東門前町散歩』JTB旅ノート 1994年
◇『富士山 自然から文化史まで』JTBキャンブックス 1996年
◇『江戸を歩く』JTBキャンブックス 1994年
◇『知られざる鉄道』けいてつ協会編 JTBキャンブックス 1997年

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2018/11/16  22:10

ガソリンスタンド閉鎖  身辺些事
ここのところ急に寒くなったので、本日いつものガソリンスタンドへ灯油を買いに行ったら10月末で「閉店」の貼り紙があった。筆者の家の横の歩いて1分の食料品スーパーは19日閉店とかで今、最後の“大安売り”で賑わっている。近所にコンビニはあるが、大型のスーパーは車無しでは、食料品の買出しはできなくなった。車で10分のところにセブンイレブン系のヨークマートはあるが、ここは駐車場が狭く止めにくい。平塚市の古代遺跡の跡地に建てられて聊かの抵抗感もある。

街中の書店は殆ど閉店だし、レンタルビデオ店も姿を消した。バス旅行で知り合った近所の窯業店も空き家になった。お金の出し入れがカード決済が主流となり銀行の端末も統合されるようだ。スマホの普及の余波か、デジタル時代は人件費抑制も手伝ってセルフサービスの店が多くなった。コンビニ・レストランには外国人の店員が急増している。回転寿司もタッチパネルで注文するらしい。段々老人には生活しにくい世になるつつあるようだ。

添付はバラ。これが緋衣。昨日はゴールデンセプターだった。

蔵書47 鎌倉

◇『鎌倉の寺』永井路子 保育社カラーブックス 昭和42年 文庫
◇『鎌倉歴史散策』永井路子他 カラーブックス 昭和51年 文庫
◇『カラー鎌倉歳時記』富岡畦草 山と渓谷社 昭和44年 四六判
◇『鎌倉再見』金子晋 読売新聞社 昭和48年 四六判
◇『鎌倉の四季花ごよみ』原田寛 講談社 1993年 A5判
◇『鎌倉歴史の散歩道』安西篤子監修 講談社 1993年 A5判
◇『立原正秋の鎌倉』立原幹・原田寛 講談社 1998年 A5判
◇『鎌倉の古寺』大野雅弘 JTB 1996年 A5判
◇『文士の愛した鎌倉』文芸散策の会編 JTB 1997年 A5判
◇『エッセー 鎌倉百景』佐藤繁 門土社 平成10年 A5版
◇『ひとり歩きの鎌倉』JTB出版事業局編集四部 1999年 A5版
◇『サライの鎌倉』「サライ」編集部 小学館 2005年 A4判

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2018/11/12  22:15

鮮魚店・魚寅  身辺些事
所属結社の毎月の例会は第二日曜日、いつもの江東区豊洲のシビックセンターは塞がっていたらしく今回は初めての場所で都営新宿線・東大島に近い「中川船番所」という博物館。都営の団地、民間のマンションの多い地域。

筆者の場合、東海道線・総武線を利用、JR錦糸町駅からタクシーで目的地へ行った。帰路はまた錦糸町からJRに乗る。錦糸町の駅前には大きな鮮魚店がある。「魚寅」と言い、両国の相撲部屋の力士が買い出しにも来る鮮魚専門店。マグロのぶつ切りのコーナーなどは一日中列が途切れることはない格安の鮮魚店。

所属結社の創立者・木島茂夫先生の「木島茂夫作品 一首鑑賞」というA5判の本がある。その中の一首を抄出。

 生臭き物を喰いたく伝通院より錦糸町に出でて鰯購ふ 平成03年

伝通院は文京区にある徳川家の菩提寺。木島先生は墓参吟行会に出席した。先生の居宅は江東区森下町。帰路、錦糸町の「魚寅」で鰯を購入したのが分かる。筆者も帰路、ホンビノスという外来種のハマグリを二つ買った。パックに大きな貝が七つ入って400円。

蔵書45 短歌関連書

◇『病牀六尺』正岡子規 岩波文庫 1927年
◇『万葉秀歌 上巻』斎藤茂吉 岩波新書 1938年
◇『万葉秀歌 下巻』斎藤茂吉 岩波新書 1938年
◇『歌よみに与ふる書』正岡子規 岩波文庫 1955年
◇『万葉の旅 上』犬養孝 平凡社ライブラリー 2003年
◇『万葉の旅 中』犬養孝 平凡社ライブラリー 2004年
◇『万葉の旅 下』犬養孝 平凡社ライブラリー 20044
◇『茂吉秀歌1』塚本邦雄 講談社学術文庫 1993年
◇『茂吉秀歌2』塚本邦雄 講談社学術文庫 1993年
◇『茂吉秀歌3』塚本邦雄 講談社学術文庫 1994年
◇『茂吉秀歌4』塚本邦雄 講談社学術文庫 1994年
◇『茂吉秀歌5』塚本邦雄 講談社学術文庫 1995年
◇『評伝 正岡子規』柴田宵曲 岩波文庫 1986年
◇『短歌一生』上田三四二 講談社学術文庫 昭和62年
◇『新しき短歌の規定』近藤芳美 講談社学術文庫 1993年
◇『男流歌人列伝』道浦母都子 同時代ライブラリー 岩波書店 1993年
◇『現代百人一首』岡井隆 岩波文芸文庫 1997年
◇『短歌を楽しむ』栗木京子 岩波ジュニア新書 1999年
◇『両手いっぱいの言葉』寺山修司 平成09年
◇『西行』白洲正子 新潮文庫 平成10年
◇『折口信夫─いきどほる心』木村純二 2016年
◇『短歌で読む昭和感情史』菅野匡夫 平凡社新書 2011年
◇『兵隊万葉集』早坂隆 幻冬舎新書 2007年
◇『現代秀歌』永田和弘 岩波新書 2014年
◇『名歌で読む日本の歴史』松崎哲久 文春新書 平成17年

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2018/11/7  22:29

樹齢600年  身辺些事
所属短歌会のカット画像に必要で歌人・前田夕暮の石碑を撮影に行ってきた。拙宅からそれほど遠くないところにある「おおね公園内」にそれはあって無事撮影してきた。

 木に花咲き君わが妻とならむ日の四月なかなか遠くもあるかな

前田夕暮の20代の歌で明治42年の歌。この大根公園から程なく行くと小田急線の鶴巻温泉。以前から気になっていたが二車線のうねった道の傍らに巨木がある。これをも撮影してきた。樹齢600年の欅だった。

蔵書43 天皇制 文庫・新書

◇『実録・天皇記』大宅壮一 角川文庫 昭和50年・だいわ文庫 2007年
◇『歴代天皇事典』高森明勅監修 PHP文庫 2006年
◇『昭和天皇語録』黒田勝弘・畑好秀 講談社学術文庫 2004年
◇『昭和天皇ご自身による天皇論』半藤一利 講談社文庫 2007年
◇『昭和天皇 上』保阪正康 中公文庫 2008年
◇『昭和天皇 下』保阪正康 中公文庫 2008年
◇『昭和天皇独白録』寺崎英成 文春文庫 1995年
◇『英国機密ファイルの昭和天皇』徳本栄一郎 新潮文庫 平成21年
◇『畏るべき昭和天皇』松本健一 新潮文庫 平成23年
◇『天皇制国家と宗教』村上重良 講談社学術文庫 2007年
◇『昭和史の天皇1』読売新聞社編 中公文庫 2011年
◇『昭和史の天皇2』読売新聞社編 中公文庫 2011年
◇『昭和史の天皇3』読売新聞社編 中公文庫 2012年
◇『昭和史の天皇4』読売新聞社編 中公文庫 2012年
◇『母君 貞明皇后とその時代』工藤美代子 中公文庫 2010年
◇『天皇論』坂本多加雄 文春学芸ライブラリー 2014年
◇『昭和天皇伝』伊藤之雄 文春文庫 2014年
◇『昭和天皇に背いた伏見宮元帥』生出寿 光人社NF文庫 2016年

◇『天武天皇』川崎庸之 岩波新書 昭和27年
◇『昭和天皇の終戦史』吉田裕 岩波新書 1992年
◇『万世一系のまぼろし』中野正志 朝日新書 2007年
◇『昭和天皇』原武史 岩波新書 2008年
◇『天皇陛下の全仕事』山本雅人 講談社現代新書2009年
◇『象徴天皇制への道』中村政則 岩波新書 1989年
◇『内奏─天皇と政治の近現代』後藤致人 中公新書 2010年
◇『天皇制批判の常識』小谷野敦 洋泉社 2010年
◇『昭和天皇─理性君主の孤独』古川隆久 中公新書 2011年
◇『昭和天皇の研究─その実像を探る』山本七平 祥伝社新書 2015年
◇『対論 昭和天皇』原武史・保阪正康 文春新書 平成16年
◇『昭和天皇の履歴書』文春新書編集部編 文春新書 平成20年
◇『皇族と帝国陸海軍』浅見雅男 文春新書 平成22年
◇『よみがえる昭和天皇』辺見じゅん・保阪正康 文春新書 平成24年

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2018/10/10  22:45

雑草という草  身辺些事
「雑草という草は無い」と言ったのは昭和天皇だというが、これは定かでは無い。だが夏になればどこへでも生えてくる野草には名前はあるに違いない。ウィキペディアだが野草事典で検索したら見たことがある画像にきちんと名がある。エノコロ草、センダン草、ナズナ、ヤブガラシ、トウダイグサ等々。

幼い頃の懐古趣味と短歌に使用する植物名として近所の雑木林の樹木、道端の雑草を確認することにした。雑草も枯れる頃には、ワイヤードの草刈り機を購入、始末することにしているから今のうちの観察と探索だ。セイタカアワダチソウなど自分の背丈ほどもあるからこれはこれで難儀な事。現物と図鑑が一致すれば妨害というには聊か淋しいが、なお聊かの達成感がある。

添付は狗尾草(エノコログサ)。自宅の車庫。

蔵書36 信州関連 単行本=四六判

◇『高原を拓くもの』吉野堯善 しらき白文堂 昭和22年
◇『ひとり歩きの信州』藤沢秀 柳澤美樹子 JTB 1998年 A5変形
◇『写真でつづる信州むらの50年』信濃毎日新聞社 平成7年 A4変形
◇『長野県鉄道全駅<増補改訂版>』信濃毎日新聞社 2009年 A5判
◇『信州風の色 地域農民とともに50年』若月俊一 旬報社 1994年
◇『長野県方言辞典─特別版』馬瀬良雄編 信濃毎日新聞社 2010年 A5判
◇『信州学入門 山国の風土と暮らし』市川健夫 信濃教育会 1989年
◇『信州四季暮らし』横山タカ子 地球丸 A5判
◇『中山道浪漫の旅 西編』岸本豊 信濃毎日新聞社 2016年 B5横置
◇『中山道浪漫の旅 東編』岸本豊 信濃毎日新聞社 2016年 B5横置
◇『残したい方言信州のことばアラカルト』
  出野憲司 信毎選書 2013年 A5判
◇『浅間山信仰の歴史』岡村智彦 信毎選書 2013年
◇『知っておきたい長野県の日本一』加瀬清志 信毎選書 2013年
◇『長野「地理・地名・地図」の謎』原智子 実業の日本社新書 2014年
◇『信州地名の由来を歩く』谷川彰英 ベスト新書 2013年
◇『日常生活からひもとく信州』信州を学ぶ足元を探る編
  信濃毎日新聞社 2018年
◇『塩の道 千国街道をゆく』田中欣一 信濃毎日新聞社 A5判
◇『やさしい長野の教科書 地理』市川正夫編 しなのき書房 2013年
◇『山里のきずな─小谷村大網に生きる』
  信濃毎日新聞社編集局編 2009年 A5判
◇『私は何をしたか─栗林一石路の真実』
  栗林一石路を語る会編 信濃毎日新聞社 2010年 A5判
◇『信州人虫を食べる』田下昌志他 信濃毎日新聞社 2015年
◇『60年前の記憶 遙かなる遠山郷』塚原琢哉 信濃毎日新聞社 2017年

◇『雑草が教えてくれた日本文化史』稲垣栄洋 2017年
◇『森づくりの基礎を知るために 写真解説 山の見方木の見方』
  大橋慶三郎 全国林業改良普及協会 2012年 A4版
◇『植物はなぜ薬を作るのか』斉藤和季 文春新書 2013年
◇『森と日本人の1500年』田中淳夫 平凡社新書 2014年
◇『薬になる植物図鑑』増田和夫監修 柏書房 B5判

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2018/9/20  23:08

フィールドワーク  身辺些事
 ブナ、楢の落ち葉を苗床に敷き詰める祖父を手伝ひき幼き吾は

もうすぐ後期高齢を迎えることになると、やたらに幼い頃の風景が浮かんでくる。「苗床」は、ナス・キュウリ・カボチャなど夏野菜のためのものだと思っていたが勘違いだった。“葉タバコ”の為のものだった。

隣の秦野市には「秦野たばこ祭」が9月に挙行される。ネットで検索したら苗床・苗の植え替え、収穫、乾燥など完全に葉タバコの生産だった。そういえばこの苗床のために広葉樹のある雑木林を所持している農家に限られていた。

平塚市北部の昭和30年代は、大半が専業農家だった。苗床の落葉は広葉樹のブナ・楢だろうと勝手に解釈している。今日は彼岸の入り、実家からほど近い雑木林を墓参がてら撮影してきた。

短歌に親しむのに季節の花々、広葉樹、針葉樹、常緑樹、落葉樹などの樹木の名は知っていても実際の樹木に結びつかない。樹皮、葉の形を図鑑で見るばかりだったが春秋はフィールドワーク・野外調査に挑むことにした。

添付の樹皮はスギか桧、葉はクヌギっぽい。

蔵書31 NHK取材班 角川文庫 平成07年・1995年

◇日本の選択
1 理念なき外交「パリ講和会議」
2 魔都上海十万人の日本人
3 フォードの野望を砕いた軍産体制
4 プロバンガンダ映画のたどった道
5 対日仮想戦略「オレンジ作戦」
6 金融小国ニッポンの悲劇
7 「満州国」ラストエンペラー
8 満州事変世界の孤児へ
9 「ヒトラー」に派遣されたスパイ

◇太平洋戦争日本の敗因
1 日米開戦勝算なし
2 ガダルカナル学ばざる軍隊
3 電子兵器「カミカゼ」を制す
4 責任なき戦場 インパール
5 レイテに沈んだ大東亜共栄圏
6 外交なき戦争の終末

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2018/9/4  22:33

台風の日  身辺些事
友人の拍手の書き込みに俳優の山口崇、江守徹、渡哲也はどうしているのか?とあった。江守はよく知らない。「文学座」代表。渡は癌手術以後、活躍は無理でないのか。山口崇は、俳優業は卒業?したらしい。ただ三味線の名手で師匠らしく妻も同様。山口の伴奏で歌手が歌ったことがある。妻・息子と共に長唄杵屋流で活躍している。杵屋巳楓という名。昭和11年生、81歳。

台風21号は関東にも降雨、風雨が交互にやってきて朝から晩まで一歩も外へ出なかった。昭和30年代、映画にもなった「土とふるさとの文学全集」にある「鰯雲」を読んだが人物が錯綜してて読みづらい。まだ小田急線が小豆色の2輌編成が主流だった時代の話。

そこで藤沢周平が亡き後に発見された直木賞受賞以前の「無用の隠密」の初期短編集を読んだ。文春文庫で『又蔵の火』に「帰郷」がある。前記には「木曽の旅人」があってストーリーはほぼ同じ。筆者には「木曽の旅人」の方が遙かに良かった。宿の女将に父親と名乗れず黙って去って行く老ヤクザの話は時代物らしかった。「帰郷」は昭和47年、「木曽の旅人」はサラリーマン時代の昭和38年の作品。藤沢は最初の妻がガンの末期だった。

台風襲来の日は読書に限る。日本は自然災害の実際多い国。津波、地震、水害、今回は風害と高波だ。ワイドショーはCMを挟みながらパワハラの問題ばかり、五輪メダルタレントは世間への迎合で定見がない。

蔵書27 岩波新書

◇『哲学入門』三木清 1940年
◇『読書論』小泉信三 1950年
◇『日本人の心理』1953年 南 博 1953年
◇『教師─その仕事』国分太一郎 1956年
◇『ものいわぬ農民』大牟羅良 1958年
◇『日本の仏教』渡辺照宏 昭和33年
◇『政治家の文章』武田泰淳 1960年
◇『食生活はどうなるか』中山誠記 1960年
◇『心の風物詩』島崎俊樹 1963年
◇『あの人は帰ってこなかった』菊地敬一・大牟羅良 1964年
◇『憲法読本 上・下』憲法問題研究会 1965年
◇『にっぽん部落』きだみのる 1967年
◇『ある小学校長の回想』金沢嘉市 1967年
◇『「おかげまいり」と「ええじゃないか」』藤谷俊雄1968年
◇『日本の過疎地帯』今井幸彦編 1968年
◇『国家神道』村上重良  1970年
◇『荒廃する農村と医療』大牟羅良・菊地武雄 1971年
◇『草の根に生きる』稲葉峯雄 1973年
◇『日本人と植物』前川文夫 1973年
◇『日本人とすまい』上田篤 1974年
◇『人間の心を探求する─私と心理学』宮城音弥 1977年
◇『日本人の耳』小倉朗 1977年
◇『日本の文字─表記体系を考える』樺島忠夫 1979年
◇『日本的自我』南 博 1983年
◇『インパール作戦従軍記』丸山静雄 1984年
◇『戦中用語集』三國一朗 1985年
◇『競馬の人類学』長島信弘 1988年
◇『大地動乱の時代』石橋克彦 1994年
◇『アジア・太平洋戦争』吉田裕 2007年
◇『昭和史のかたち』保阪正康 2015年
◇『生きて帰ってきた男─ある日本兵の戦争と戦後』小熊英二
◇『科学者と戦争』池内了 2016年

天皇関連
◇『天武天皇』川島庸之 昭和27年
◇『象徴天皇制への道』中村政則 1989年
◇『昭和天皇の終戦史』吉田裕 1992年
◇『昭和天皇』原武史 2008年

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2018/8/18  20:42

手術延期  身辺些事
平成24年06月、第4腰椎を骨折、爾来憚りなく杖をつく按配。その腰部をMRI撮影したところ腹部に動脈瘤が見つかった。これも爾来1年に数回検査を続行。腹部動脈は健康な人間でも20oの太さらしい(太さか直径か長さかよく解らない)。これが血管の内壁に垢!?が溜まると太くなり末期には破裂して死に至るという。5年間の間に少しずつ大きくなっているらしい。先日は検査入院までしたが動脈瘤は縮まることはない。

筆者の場合、長年の喫煙で「肺気腫」でもあるから直ちに人工血管の手術は困難という結論になった。肺気腫はいずれ酸素ボンベ装着の事態にもなる可能性は大。腹部動脈の破裂!?は何れ免れまい。自業自得だ。

ネットで調べたら有名人も腹部動脈瘤破裂で多くが黄泉の国の人になった。いずれ我が身にもお迎えが来る。

◇河野 一郎 政治家 68歳 1965・07
◇司馬遼太郎 作家  72歳 1996・02
◇藤田まこと 俳優  78歳 2010・02
◇米倉斉加年 俳優  81歳 2014・08
◇早坂  暁 脚本家 89歳 2017・12

蔵書20 山本七平関連

◇『日本人とユダヤ人』角川文庫 昭和46年
◇『空気の研究』文藝春秋 四六判 昭和52年
◇『日本人の人生観』講談社学術文庫 昭和53年
◇『日本資本主義の精神』カッパブックス 昭和54年
◇『日本人的発想と政治文化』日本書籍 四六判 昭和54年
◇『日本教徒』角川文庫 昭和55年
◇『「常識」の研究』日本経済新聞社 四六判 昭和56年
◇『「常識」の非常識』文春文庫 1994年
◇『一下級将校の見た帝国陸軍』文春文庫 1987年
◇『ある異常体験者の偏見』文春文庫 1988年
◇『私の中の日本軍 上』文春文庫 1983年
◇『私の中の日本軍 下』文春文庫 1983年
◇『日本人とは何か・上』PHP研究所 1989年 四六判
◇『日本人とは何か・下』PHP研究所 1989年 四六判
◇『Voice 山本七平記念号』PHP 平成04年

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2018/8/17  20:53

哀悼 津川雅彦  身辺些事
08月04日、俳優・津川雅彦が亡くなった。心不全だというが、妻・朝丘雪路を亡くした落胆が死期を早めたのか。そのときの受け答えが最後の姿だった。今年になってNHKの「ファミリーヒストリー・津川雅彦」も意義深いものだった。数年前に兄の長門裕之の妻・南田洋子、まもなく長門も亡くなった。父型の叔母・叔父は沢村貞子・加東大介。加東大介の息子と黒澤明の長女が結婚していて子が居るが後に離婚。津川本人には娘が居る。

本名は加藤雅彦だが芸名は石原慎太郎が名付け親。「太陽の季節」の主人公・津川竜哉が由来。津川には多くの出演作があるが、「お葬式」「マルサの女」など伊丹十三作品が代表作だろう。テレビではNHKの大河ドラマ。水谷豊主演の「相棒」シリーズでは兄・長門とともに圧倒的存在感があった。直近のシリーズでも出演していた。台詞回しがかったるい気がした。

筆者の記憶には昭和34年の青春映画「惜春鳥」が鮮明。木下恵介監督作品、先頃亡くなった木下忠司の音楽。若山彰の主題歌。20歳前後の津川雅彦、小坂一也、石浜明、山本豊三、川津祐介が若者を演じている。当時は珍しいカラー映画だった。小坂・津川は死に、石浜・川津は引退。山本は不明。あれから60年経つ。当時、筆者は中学生、浅草の映画街は活気を呈していた。

蔵書19 PHP文庫

◇『山本七平の知恵』谷沢永一 1996年
◇『太平洋戦争失敗・10のポイント』保阪正康 1999年
◇『ドキュメント太平洋戦争への道』半藤一利 1999年
◇『昭和史がわかる55のポイント』保阪正康 2001年
◇『日本陸軍がよくわかる事典』太平洋戦争研究会 2002年
◇『日本海軍がよくわかる事典』太平洋戦争研究会 2002年
◇『太平洋戦争がよくわかる本』太平洋戦争研究会 2002年
◇『東京裁判が』よくわかる本』太平洋戦争研究会 2005年
◇『「大日本帝国」がよくわかる本』太平洋戦争研究会 2006年
◇『日中戦争がよくわかる本』太平洋戦争研究会 2006年
◇『第2次世界大戦がよくわかる本』太平洋戦争研究会 2006年
◇『日本陸海軍あの人の「意外な結末』日本博学倶楽部 2006年
◇『太平洋戦争の意外なウラ事情』太平洋戦争研究会 2007年
◇『日本海軍失敗の本質』千早正隆 2008年
◇『「日本陸海軍」失敗の本質』兵頭二十八 2014年
◇『なぜアメリカは日本に二発の原爆を落としたのか』日高義樹 2014年
◇『日中戦争の「不都合な真実」』北村稔・林思雲 2014年

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2018/8/16  16:44

夏のセレモニー  身辺些事
夏のセレモニーが終了した。06日・広島原爆忌、09日・長崎原爆忌、12日・日航シャンボ機忌、15日・終戦の日。とりわけ今年の「終戦の日」は今上陛下の最後の出席。よく調べたことはないが、天皇は一度も「靖国神社」に参拝したことはない。当時の時節柄、軍人ではない一般人が、当然の如く万歳三唱のあと戦地に送られた。これも当然のごとく多くが戦死した。且つ戦死者は一応靖国神社に祀られている。天皇が参拝しないのは須らく戦死者に祈りを捧げていない。A級戦犯は祀られていても讃えられている訳ではない。今上陛下は沖縄には何度も慰霊の訪問をしているのにと思う。

中国・韓国がうるさいから総理大臣が参拝しないのは一応納得する。だが戦没者の慰霊に力を注ぐ天皇が、目と鼻の先にある靖国参拝に無縁なのは、これも政治的配慮なのか。310万人の多くの軍属・兵士は黙って死んで行き、語られることはなく、その痕跡すらない。天皇は国民の象徴、名もなき戦死者を弔うことも必要。

序にいえば中曽根政権の時代に朝日新聞がこのことを中国に御注進!?に及んだ。これは自虐新聞のなせる業。昭和天皇が怒ったのはA級戦犯の合祀。この問題は多分に中国・韓国のプロパガンダなのに、何を遠慮するのか。台湾の元総統・李登輝氏は何度も参拝している。

蔵書18 真珠湾攻撃・外交

◇『太平洋戦争とは何だったのか』クリストファー・ソーン
 市川洋一訳 草思社 四六判 2005年
◇『検証・真珠湾の謎と真実』秦郁彦編 中公文庫 2011年
◇『陸軍省軍務局と日米開戦』保阪正康 中公文庫 1989年
◇『昭和16年12月8日』児島襄 文春文庫 1996年
◇『日米開戦 陸軍の勝算─秋丸機関』林千勝 祥伝社新書 2015年
◇『開戦神話』対米開戦を遅らせたのは誰か 井口民樹 中公文庫 2011年
◇『真珠湾攻撃作戦』森史朗 光人社NF文庫 2015年
◇『「真珠湾」の日』半藤一利 文春文庫 2003年
◇『山本五十六』半藤一利 平凡社ライブラリー 2011年
◇『外務省革新派』戸部良一 中公新書 2010年
◇『加瀬俊一回想録』上・下 山手書房 四六判 昭和61年
◇『太平洋戦争を考えるヒント』保阪正康 PHP研究所 2014年 四六判

◇『真珠湾の真実』柴山哲也 平凡社新書 2015年
◇『昭和史発掘・開戦通告はなぜ遅れたか』斎藤充功 新潮新書

添付は拙宅周辺の風習の盆棚。玄関前に置かれる。

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