スノーシューを着けて藻琴山を登ってきました。今朝の最低気温-21.7℃。快晴です。藻琴山からはオホーツク海、知床連山、阿寒連山と、360°のパノラマが広がります。これほどの晴天もなかなかありません。
今年は降雪が少なく標高800m付近の樹氷群は少し小ぶりです。でも低温の日が続いているせいか木の北面には面白い形の樹氷がけっこう付いていて目を楽しませてくれました。去年はこの時期には完全結氷していた屈斜路湖も、北岸付近とコタンのあたりに少し氷が見えるだけで青々した湖面が広がっています(それはそれでけっこうきれいなのだけど)。

今日は条件がよかったので、山頂まで行ってみました。冬の藻琴山にはよく行くけど、山頂まで行くことは滅多にありません。今日は天候も崩れる心配もなく、積雪も安定していました。尾根の上は普段は雪の下に埋もれる樹々が出ていて、コース取りが大変でした。例年より1mぐらい少ないんじゃないかな。
山頂は気温-10℃、山スキーの女性グループ、それにこの辺の山でよく会う知り合いの女性二人、なんだか今日の藻琴山は女の人ばかりでした。
実は今日がこの冬はじめてのフィールド。ストーブのついた部屋にいると、つい外に出るのが億劫になります。でもそうしてるうちに冬はあっという間に終わってしまいます。ちょっと足を踏み出せば、こんなに素晴らしい世界が広がっています。これから天気のいい日はできるだけ外に出ようと思いました。

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