昨日は、大学2年のM君の突然の訪問があった。
「お久しぶりです。塾 変わっていませんね。」
「先生も元気そうじゃないですか。」と彼は言う。無精ひげと言うよりも、彼自身の日々を楽しんでいるような雰囲気がある。
やや驚いたのは、
「先生、俺ベルギーに行くんですよ。明後日から・・」と。
「何しに行く?」と聞くと 「いろいろと」と笑う。
まあ、フランス語学科にいる彼は、フランス語の習得もベルギーに行く目的のひとつらしい。
「何も身につけてこないなら話にならんからね。。」と言うと
「当たり前じゃないですか」と話は続いた。
三和中出身の彼は、まるで昭和の頃の少年のように思えた。野球にアイスホッケーとスポーツにも秀でたものがあったが、そのようなこと以上にこのように挨拶にきてくれるその人柄は多くの人に愛されるものだろう。また、彼の語る元気に満ちた言葉と夢が、どこか現在の大人しい塾生の対極にあるようで(致し方ないが)やや寂しい思いもある。
M君は済々黌校での生活を大いに楽しんだのだろう。「今年、済々黌だれか行きましたか」と問う。また「三和中、だれか来ていますか。」とも。とても母校愛が強い。
ベルギーについたら、家探しをしないといけないと話していた。住むのはリエージュと言う。1年後には戻ってくると言うので、「じゃあ、また遊びに来てくれよ。その時はフランス語で話をしよう。」と言うと、彼はわかりましたと笑っていた。
「若い頃は、何でもやりたいことができる。今が大事だ。」と言うと
「よく、わかっています。」と言う。
「そうか。それは君が頭がいいからだよ。」
「日本を出発するのは、正確には2日後ですね。」と言っていたので、まもなく出るのではないだろうか。見聞を広めてほしいし、ベルギーを楽しんでほしいと願っている。
毎日、朝3時から新聞配達をしていたとの話もあった。過保護ブームの現在において、この辺りも40年前の少年っぽくて言うことなし。
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