これから塾にいく、またはお子様を塾にとお考えのかたに・・・
まず塾に行く目的は何か。多くは学力をのばすことでしょう。今回はほんとうにそうお考えの方に塾選びのアドバイスをしましょう。実は複雑な要素がたくさんあるという人もいませんか。
授業形態の実質は実はそんなに多くありません。それはほとんどが一対他です。個別も例外ではありません。
純粋に1対1なら、それは家庭教師ということです。学力が物凄く低い場合には、家庭教師が有効です。ただし、その場合に、家庭教師は直接大学に問い合わせてみつけるか、あるいは逆に家庭教師募集の2行広告などを出される方がいい。というのは、無駄な金が要らないばかりでなく、エキスパートを選べるからです。脱線ついでに言えば、大学生には、教えることに関して超専門的なレベルに達している家庭教師もいて、紹介で引っ張りだこ状態の者もいます。そんな人を見つけてください。金はかかるけど、週に4回はきてもらうのがいい。
クラスの人数が20名以上の塾は、自主性のない人は行っても無駄がおおい。なぜなら、そのような形態では絶対に、そのなかの苦手な生徒には眼が向かない。そのような形態の塾は、授業を補完するための補修などをせざるを得なくなる。よって居残りやら、呼び出しやらが生じるわけである。もし現に、お子様がそのような状態にいるならば、お子様はその塾においておちこぼれになっている。これはお子様が悪いわけではない。塾の選択ミスなのである。
次に授業内容について書けば、プリントばかり配る塾というのがある。生徒はそれに書き込み答え合わせをする。先生のおもな役目はプリントの配布。こんな塾の多くは、教える力が皆無のバイト生でも成立する。こどもに好かれるような大学1、2年生のバイトのおにいさん、おねえさんがプリントを配るわけである。卒塾生にもそんなところでバイトしている者も何名もいる。実はこのスタイルは結構ふえている。すこし賢い人ならわかるだろう。そんな塾など行かなくても、家で教材を購入して答えあわせをすれば、かかる費用は10分の1以下だ。しかし、このようなタイプの塾でもメリットはすこしはある。「塾にいってるよ。」という事実及び家では一切勉強しないタイプの人にとって、「勉強をやらせられる。」空間となるということである。まあ、成績をほんとに伸ばそうという人には、まったくもって訳に立たない。こんな塾に通っていて伸びているよっていう人がいたら、それは他の真剣に教える塾にいけば、おそらく目からうろこの感動があるだろう。
塾に行くとき、中学生の場合に、その塾の方針に沿って勉強すれば、およそ何ヶ月でどれだけの成果を見込めるのかも大事だ。もちろん、勉強しない生徒は上がらない。この辺を保護者のかたは聞かれるといいと思う。具体性のない答えしかなければ、そこに行くのは無駄に近いだろう。

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