塾にいっていようが、いまいがまだまだ逆転できる!
内申が影響する場合には、それに打ち勝つ点を本番でとらねばならないだろう。仮に点をとっても追いつかないという場合は潔くあきらめるほかない。しかし、そうではない場合は逆転合格できる可能性はある!
これからさき、受験生である君の磨くべきものは得点力だ。それは模試などでの得点力ではない。本試験をみきった得点力だ。いかに模試で点がとれても本試験でとれなければ、無意味というほかない。君がいま真剣に努力している生徒であればあるほど、合格しなければならないし、合格してほしいと思うよ。
しかし、不思議なことはごく当たり前に起きるということも付け加えておきたい。
当塾は昨年は国公立高校合格率100%、その前も90%であったが、模試の判定はかならずしもよかったわけではない。塾生のなかにはD判定の生徒もすくなからずいた。しかし、いざふたを開けてみたら全員合格だ。塾生たちは奇跡だとかなんとか言っていたが、そうではない。
「一つのあること」を、当塾ではこの時期から徹底してやっているというのが、実は合格の秘訣だ。それが何かはここに書けないが、やろうと思えば、だれだってやれる。塾によっては同じことをしているところもあるかもしれないが、おそらくそれは不十分であろう。
塾などで勉強していても、その塾では、この「一つのあることを」徹底していない場合にはかなり非効率な学習となる。例えば、200点とらなければ、合格できない高校を受験予定の中3生が、いま165点だとする(但し、数学が30点とれている)。このギャップは2ヶ月で埋められる。特に勉強が不十分な生徒ほど可能性は高い。
合格したい生徒が、塾を選ぶときにもっとも大事なのは、合格率だ。それ以外にはない。それもあなたの行きたい高校への合格率だ。何人うけて何人落ちたかを塾選びの際には聞いてみるのもいいだろう。そのとき初めて親の稼いだゼニを月謝として払えばいいんじゃないか。仮に多数の合格者を出していても、一方で不合格者も一定数だしているような、そんな塾なら、君の合格もおぼつかないだろうぜ。

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