おはようございます。
成績が下がり続けている
最近、相次いで塾生以外の中学生の保護者の方からご相談を受けました。一人は西山中、またもう一方は三和中のお子さんの保護者の方からです。以前は、あまりなかった大幅な成績の下降が中1、中2にはみられると実感しています。特に塾に行かれていて下降しているケースが多いんですね。そうなると、保護者の方は、塾なんて「どこでもこんなもんだろう。」と思われるかも知れません。
しかし、実は成績を上げることは、一定のことをやればそう難しいものではありません。大切なことは、ソフトの面とハードの面です。
伸びなければならない理由はあるか
私は、保護者の方に、「なんで成績が上がった方がいいんですか」と聞くことがあります。
そもそも理由がないと、目標も立たないわけです。
志望校についての話を参考に考えてみます。
あるお母さんは、「済々黌に行けば、熊本では人脈ができるでしょう」と言われますし、あるお父さんは「公立は、私立より金がかからんけん」と言われます。そしてまたあるお母さんは、「うちは子供の好きなようにさせますから、子供の決めたことを応援します」と言われます。どのようなお答えにも、正解というものはありません。私が思うところの正解は、ある程度の心の一致です。どういうことかと言いますと、まあ子供の側で、親の言う理由でもなんでもいいから、その高校に「行きたい」という一致が必要だということです。子供の側では、「サッカーがしたいから」とか「制服がすきだから」とかでもいいわけですが、一方で、親の言うことにも「なるほど」という思いがなければならないと思います。
ある中2のお子さんで、はじめは学年で上位だったが、今では真ん中より少し上というお子さんのお母さんから問い合わせでは、すでに1年以上ある塾に通っているということでした。「成績が下がっていく指導」とはどのようなものか、実は想像できないんです。一つ思い当たるのは、以前、ある塾の先生から、「うちの塾はね、先生。成績アップも大切だけどね、人間教育をしてるんだよ。生きていくのに、必要なのは学力だけじゃないからね。成績の下がっている子も、みんな楽しいからいいんだよ。バイトの先生とも生徒たちは仲がいいよ。」と言われたことを思い出しました。もし、保護者の方が、そのような場を求めているのなら、成績が下がっても文句は言えないと思うのです。了解して通っているわけですから。
本物の学力アップを目指すには
成績を伸ばすのは、あまり難しくないと言いましたが、それでも時期はあります。例えば、30位の生徒が、100位まで落ちている(学年200人程度の場合)と、特効薬はありません。そのためには、作戦を考えることが必要になります。先々、30位で行ける高校と100位で行ける高校は違います。また、そのような成績の下降は、今後も続くかもしれないんです。そして塾に通われている場合には、その塾で、うちは「挨拶とか、マナーとか、人間教育もしてますから」と言われるかも知れません。また、お定まりの決まり文句である「次は必ず上がりますよ。」と言われるかも知れません。しかし、おそらく次も上がりませんし、その次も上がりません。なぜなら、そのような塾では、はっきり言ってしまえば、お子さんの成績なんかどうでもいいんです。本当に学力を上げたいのなら、状況を客観視されればいいんです。
手遅れにならないように
余計なお世話かもしれませんが、私にとっては、成績を上げたいお子さんはみな伸びてほしいという気持ちです。それはよその塾に行かれていても同じです。
お子さんも、成績を伸ばしたいという思いならば、手遅れにならないようにして下さい。
三和中から通われた生徒さん(現在、第二)の入塾後のコメントです。
お問合せは、096ー355ー3089 までお願いいたします。
熊高 済々黌 第一 第二 高専への合格力育成塾
少人数指導 明成塾

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