これまでいろんな生徒さんを教えているけれど、本当に成績を伸ばしたい生徒さんは、ほんの一握りだ。そのような強い気持ちのない生徒さんもすぐに成績をのばしているが、それはあくまでも相対的なことだろう。
これは、どういうことかというと、80番で入塾した生徒さんが、30番になったとする(そういうことはよくある)。そうすると、まわりが、「〜君てすごーぃ。ものすごく成績が上がったね」とかなることもある。しかし、これは、周りの者の勉強への取り組みが少ないからできると言う点で相対的だ。この時点で、褒められぐせのついたご家庭のお子さんは、私がほめるのを期待しているかもしれない。子どもは褒めて伸ばせと言うわけで。まず、成績が伸びたことはいいことだ。しかし、自分の実現すべきものに近づこうとしているかがより大切だ。例えば、80番の生徒が、今の2年生で第一や第二を目指すなら、そもそも、そのような伸びでは話にならない。生活パターンを変える必要がある。本気であることがまず何より先に来ないとダメだ。
合格は、中2なら、今から作戦を立てれば何とでもなる。要は、本気と優先順位のとり方。実は、この当たり前のことを避ける子供、そして避けるご家庭、避ける学校がある。学校は、まあ仕方ないかもしれないが。つまり、歯車を合格に向けて回せばいい。それには、本気と行動が必要だ。
本気の第一歩は、自ら行動することだ。
今、西山中で50位の生徒が済々黌を狙うとする。彼が、数学が弱く、苦手意識も強いとする。そして、部活にも全力を使っている。
彼の合格の可能性は、きわめて低い。と言うか、このままでは合格できない。そんなに合格はあまくはない。どうすればいいか、自分で考えることだ。それができなければ、あきらめた方がいい。単純な話だが、今らくらく一桁の成績をとっている者に並ぶ必要があるのに、これまでと同じ成績をつくるような生活では、どうしようもないだろう。私は、厳しいことを言っているのではなく、当たり前のことを言っている。くれぐれも「やればできるよ。」と言ってくれるような塾には行かないことだ。その段階で、終了はほぼ間違いない。
実は、彼がやるべきことは、数学の強化に自ら取り組むことだ。わからないことをともかく自分で解決する。自分で解決といっても考えあぐねたら、人に聞くのも良い。ともかくプライドなど不要。できるようにすることに執念を燃やせ。
時間の管理も、勉強優先は当たり前だ。そうしてその中でも数学を優先する。
それだけだが、それができる子供(人材)が実に少ないように感じる。
本気の力で伸ばすのは面白い そう気づいてほしいものだ。
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