基本的に結果がでない場合はムダということにつきる。
当塾においても、近年は志の高い者だけが入塾しているわけではない。世間のながれの御多分にもれず、勉強しない、やる気がないという「気」が、いたるところに蔓延している。おそらくある程度勉強ができる生徒においても、妥当する。相談にこられた保護者からも、「部活がどうだから」とか、「やる気がないから」とか言った話も聞かれる。その一方で、「勉強ができるようになってほしい」とも言われるわけで、おそらくは成績を上げるために何が必要かということに対しては、一定の答えをすでにお持ちであるのに、その方向にかじがきれないようでもある。
成績を伸ばすことは、時間をとって勉強することに過ぎない。それも一定の効果のでるような勉強をすることである。あるお子さんは、前学年の内容が理解できていないという。その場合、そのためにすべきことは何か考えればいいのである。しかし、そのような行動をとることもなく、「できない」の連発は、無意味である。それが子供の言うことであろうが、その保護者の言うことであろうが変わることはない。まず、できない原因を外部に求めてはいけない。親なら、多くの場合に、自分の子供が勉強しなかったという点に求めなければ、再出発に機会をなくすだろう。そして次には、行動を起こすことである。
「やる気」という言葉に、踊らされてはいけない。大人も日々の仕事を「やる気」をもって、それが好きだからやっている者は限られているだろう。子どもだから、「ぼくやる気がないんだもん」といって勉強をしないことの理由とするのならば、学力が伸びないのは言うまでもない。ましてや、親が「この子はやる気がないんです。」と子供の後ろから、まるで錦の御旗のように、子どもを擁護するのにいたっては、打つ手はない。むしろ、子どもよりもたちが悪い。なぜなら、子どもは、ちゃんと、そのできる部分を少しでも増やしていけば、それにみかった、やる気が起こるからだ。
まずは、行動を起こそう。当塾では、入塾後に大きく成績を伸ばすことが多い。しかし、今後はそうではない例もでてくるかもしれない。その原因は、親が勉強しないでいい環境を熟成しすぎるためだ。私がいつも言っていることは、そのつけは、10年後に来るだろうということ。学力における未来は、ある時期までは容易に変えられる可能性があるが、それには、ある日突然に勉強するというシフトに生活を変えるのが一番である。
これまで、勉強をしていないお子さんなら、1日30分も勉強すれば、成績は伸びるだろう。
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