転塾の場合ですが、実は当塾への相談事例は2パターンにだいたい分けられます。
かなり学力が低いケース
この場合は、大手の塾にそれまで通っていることが多く、問題は、その塾でわからないことを、そのままにしてきて何となく塾に行き続けていたというパターンといわゆる個別指導の塾に通っていて競争原理に無縁で、また何となくバイトの先生とかと仲良しになったりしていて通い続けたケースなどがあります。これらのケースの場合には、当塾において前者の方がだいたい伸びません。理由は単純で、志が低いからです。大手の塾においては、いわば上位者は塾の看板で、下位者はお客さん的な存在であることが多く、とくにその位置を遠方まで行って選ぶのは、近隣を避ける、隠れ蓑的な側面があるからです。一方、個別の事例は、基本的に、トータルでの勉強が不足している場合が多く(5教科とれば経済的負担が大きい)、また単に競争原理にいないとか、頻繁にみるチラシで「伸びる」と思って入ったとか、時間のみの都合で通っているなどもあり、本人の考え次第では大きく伸びていくこともあるからです。
すこしだけ学力の高いケース
これは、これまでの塾でさほど上昇がないか、あるいは変化がない場合で、一つはこれまでの塾に思い入れがある場合、もう一つはこれまでの塾に思い入れがない場合です。前者は自分があまり勉強してなかった点を語ったり(これまでの塾のよかった点を思い出したり)と反省したりするケースで、当塾はまあ聞き役といったところでしょう。だいたい、そのようなお子さんは当塾には入塾しない(保護者の方が、当塾に相談されるような場合です)。
例えば、あるお子さんの場合、これは中3ですが、当塾の中3の平均点よりそのお子さんの方がかなり高かった。こんなことはよくあることです。当塾も年によって学力が均一ではありません。そうすると、おそらく、俺のこれまで通っていたところの方がいいんじゃと思われるかも知れませんね。しかし、ほとんどの場合、それは当たっていません。
当塾のある生徒が学年30位という場合、入塾以前は70位とか80位といった場合がほとんどであり、学年一桁の場合、20番台とか30番台とかから伸びている場合がほとんどなのです。
年によっては、定員の半数が20位以内ということも珍しくありません。この場合、前の塾よりも学力レベルが高いから、さあここだとなるのでしょうか。おそらくそうではないでしょう。そこには、つまらぬプライドがあるためです。
学力がわりと高いケース(これは第三の例ではありません)
保護者の方による紹介の事例が多く、ある程度塾のこともご存じで即入塾されています。
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熊高 済々黌 第一 第二 高専合格力育成
少人数指導
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