最近、中1、中2の生徒さんが入塾手続きをされた。
私が申し上げていることは、このブログで書いていることと基本的に変わらない。
今回は、そのポイントをいくつか挙げてみる。
1)まず塾の形式について、ここでは、限られた人数を一人ひとりと向き合いながら指導している。募集している生徒さんは、熊本、濟々黌、第二、高専、第一(および同等の学力を必要とする高校)をめざす中学生や、将来のそのような学力の基礎をつくりたいという小学生のお子さんです。
*他の塾(大手の塾や個別指導の塾など)に通っているが成績が伸びないという相談を受けることがあるが、ここはそのような結果のでない類の塾ではありません(なお、他の塾について一律に論じることは、できないが、あるお子さんが伸びない点においては共通している)。
2)伸ばす方法を具体的に提示
そもそも入塾したが、成績が伸びないでは、金のムダという面もあると思います。このように書くと「明成塾では山ほどの宿題がでるのでは」と思われる方もいらっしゃるようです。しかし、それは全く逆で、何かを強制するというようなことは、ありません。
但し、成績を伸ばすには暗黙の了解事項があります。
それは、自分で行動するということです。
何だ?それは?
そう思われるかもしれませんね。
このことは、当たり前のことから、目を背けないことと言い換えてもいいかもしれません。
授業で理解できたことに関する問題を解くことは当たり前
済々黌を希望するのなら、その程度の学年順位に到達するのは当たり前
毎日の一定時間の学習が定期テストなどの試験の結果となるので、そのような勉強をやるのは当たり前
当たり前は、そのお子さんの立場で多少違いますが、ほとんど成績を伸ばすという観点からは共通するものです。現実を直視し、これを自覚し「行動」することは必要となります。
*よく保護者の方で、うちの子は勉強する意欲がないとか、やる気がないとか言われることがあります。これは他の塾に通っているお子さんの保護者の方から聞くこともあるお決まりの言葉です。やる気と言った言葉よりも、行動が必要であり、きっかけは、特に小学生のお子さんの場合、親がつくるべきと思っています。自分ができるようになる経験の方がまず先です。
3)保護者の方との連携
当塾の卒塾生は、医師、教師、法律家、翻訳家、看護師、薬剤師、銀行員、企業で研究をしている者他、中学時代の姿からは想像できないような存在として社会にでて活躍しています。
彼らの多くは、中学のころには、部活も熱心にやっていました。最近では、勉強と他のことの両立がうまくいくかという不安をご相談時に聞くことがあります。私の考えを言えば、そのお子さんに応じて方法を考えるべきということです。保護者の方のお考えは、自分のお子さんについてのものであり、どうしても、私のように客観的ではありません。私は、お子さんが時間的に勉強ができない状態にあるほど他のことをされているような場合には、原因を明確に伝えます。そこから先はご家庭の問題となります。例えば、部活以外のクラブチームなどで活動し、かなり高いレベルのお子さんも塾にはよく来られます。そのようなお子さんの中には、スポーツによる進学どころか、スポーツで飯を食っている者もいるわけです。しかし、一般的に学校の部活をされるお子さんについては、両立は可能であることを、特にお子さんが新中1となる保護者の方にお伝えしておきます。
塾では、いつでも塾生の保護者の方とお話しさせていただきています。
4)時期を逸しては成績を伸ばすことは難しくなる
小学の時に、小学内容をしっかり理解し、問題を解けるようにする
中学入学を控えたお子さんは、小学時の復習をしっかりやる
新中2となる生徒さんは、そろそろ志望校も明確にして日々の学習時間をとるようにする
新中3となる生徒さんは、今は中2までの復習を少しずつやる
このように、やるべき時にしっかりやることが大切であり、それをしないと成績は伸びにくい。ある小学生の保護者の方が、「うちの子は勉強しませんが、伸び伸びやっています。」と言われたことがあります。しかし、勉強をしっかりしているお子さんのほとんどが、伸び伸びやっているのもまた事実です。親という者は、主観的になり、それが子どものためと思いたくもなるという点は、私もわからないでもないが、子どもが学力も伸びていき、そしていきいきしている姿を見のもいいものではないだろうかと思います。
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