
昨日は低学年のお子さんが勉強。しっかりとアルコールジェルで消毒して楽しく学んだ。前にも書いたが、20人の入る教室に昨日は、低学年のお子様が二人。まあ、少人数で広々としています。
「学校が休校になり、どうされていますか。」と家の方に尋ねると
「学童にいきよらす。学年30人とかね〜。もっとかな。ずっと続くなら学校のあるのといっちょんかわらんたい。朝からは弁当もつくらんといかんでしょ。」と。これが現実の姿。
この保護者様の疑問には私ではこたえられない。
「直接、専門家の意見を伺ったものではない」(首相)
しかし、何それと言われそうですが、このことから、私は今回の根拠の希薄とさえ言われる要請に反対しているわけではありません。性急な点への批判もあるようですがむしろどちらかと言えば賛成。要請なので現場で教育に携わる各学校がしっかりと判断すればいいだけだからです。批判されるのを承知で言えば、いろんな意見があるでしょうが今回の要請自体は一定の役割を果たしていると考えています。
但し、子供を守るのなら、多くの知見のある方の弁を待つまでもなく感染率の高い大人の行動規制もある程度一緒でないと難しいのではと思っています。なぜなら「子どもの患者のほとんどは家庭内で親から感染している」(日本小児科学会)からです。更に言えば、要請に関しては、子供の学力を重視する立場にある現場ならびに各自治体が具体的な状況に鑑みて措置をとればいいだけだと思います。
ここに、真の意味で子供のことを考える大人かどうかが試されるでしょう。子供の学力のことを何も考えずに二つ返事ではいはいわかりましたとスイッチポンの操り人形みたいに休校日数を決めている学校がないと期待したいところです。
文科大臣でさえも一斉休校は当日知ったと言っていますし、文科省は休校期間については自治体や学校の判断に委ねるとしているわけです。 適切な言葉でありこのことはとても大切。一クラス10名足らずの学校まで休校する意味は乏しいと考えます。

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