
(学力を伸ばす西山中2年 Sさん。吹奏楽も頑張っています。)
苦手教科
10点台から40点台への道
おはようございます。
塾にもいろいろあって、ある程度分類が可能です。聞き及んだ話を不定期に書いてみたいと思います。成績を伸ばしたい方が罠にかからないように。
まず、教えない塾というもの、ないしそれに類するものがあります。
そのなかには、市販の教材を解くものやら塾の教材を解くものやらがあります。多かれ少なかれ、パタンが似ていて、「わからないところは聞きなさい」といったものであり、わからない時には、他の参考書を見なさいというのもあるようです。常識的に考えれば、苦手な人には全く役に立ちません。また自分でできる生徒は、自分でやればいいだけの話であってまったく金のムダです。しかしながら、やや大げさな言い方をしますと、日本という社会はそのようなものを「塾」として容認しています。まだ余裕があるのかも知れませんし、昔の日本ならあり得ないでしょう。少なくとも今よりは、虚と実の見分ける社会であった気がします。学力の優先順位が落ち、それとともにこの国の活力も落ちていった・・大げさに言えば、そんなところもあるのかも知れません。ある意味でそのような「塾もどき」を経営している方(多くは教育に関心のない方たち)は、一部の人に当てはまる国民性を見抜いている点ですごく頭がいいのかもしれません。
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「数学どうだった?」と聞くと
にっこりするSさん。
西山中2年のSさん(吹奏楽部)は、中1の入塾時に数学、理科がとてもとても苦手でした。その原因の多くは小学時のものであるので、成績を伸ばす方法をいろいろ工夫しました。
実は中学で点のとれない場合、それを単に「勉強ができない」という抽象的な言い方でくくることはできません。小学ではとてもよかったというような場合には、回復は早いのです。なぜなら中学の基礎、基本はほとんどが小学内容だからです。つまり、一番やっかいなのは小学で学習の基本思考回路ができていないお子様であり、考え方の常識ができていないお子様です。
今、小学で苦手になりつつあるお子さんの保護者様がおられたら、「中学に入って頑張ろうね」では遅すぎます。上位をとることはなかなかできません。以前も書いたことですが、どの分野(例えばスポーツなど)でも基本をしっかりと身につけていること、そしてそれが早期にできていることが決め手になります。
「中学で頑張る」には小学の復習もしなければならなくなります。
今回Sさんは、数学も理科も40点をこえることができました。
おそらく、中学のスタートがSさんと同じくらいの得点力のお子さん(西山中)は、今回のテストも20点台であろうと思います。そう言った人の中には実は塾に通っているお子さんもいるわけです。また全く得点力の上がらない、ほとんど何も身につかない夏期講習などにも通われるかも知れません。
なんなく40点以上のとれるお子さんには、Sさんの点など大した点ではないでしょう。しかし、そのようなお子さんが満点を数教科出すのに匹敵すると考えています。
まだ目標までの道は長いけれど、それが見えるような努力が必要です。Sさんも他の塾に行かれていたら、「できるようになった自分」に出会えることは決してなかったはずです。
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